追われるような仕事であった。
言っとくが、儲かっとる、ということではない。
私一人が正月用の和菓子を製造しているのであるが、なんぼ気張ってみても、生産高はたかがしれている。
だが、少ないが、当てにして来店してくれるお客もあるんで、腰痛だろうがなんだろうが、動ける間は、はは、作る。
命を捨てても、いや、そんなことはない、無駄には死にたくないので、なるべく長生きして作る。
だいたいが、夫婦で取り決めをしている。
◎残業はせぬこと。
◎無理な注文は受けぬこと。
◎絶対に無理はせぬこと。
そんなことを言い合わせているのだ。
だが、違反を重ねるのは、いつも女将だ。
違反をしながら、
「あぁ、肩が痛い。腰も痛い。」
こう言いながら違反を続ける。
後期高齢者の女というのは言うことを聞かない。
ところで、あまり違反のない私であるが、そのぶんカステラ、ブランデーケーキ、だいじょうぶだで、等々、間に合わなかった。
違反はほとんどないが、それでもくたびれた。
で、2025年は終わりかけるのであるが、28日は長男が一人で里帰りしてきた。
この長男、50歳だと。
いやぁ、息子が50歳ということは、その親たるワシは完全にじいさんだわいなぁ。
いや、頭ではわかっていたが、実感として感じたんです。
里帰りの間に、調子の悪かったドアを直してくれたり、工場の水道も直してくれた。
31日には家族のもとへ帰って行ったが、
「おまえ、体には気を付けるだで。」というと
「うん、おとうさんもなぁ。」と二人の別れの挨拶。
無事を願う。
31日には長男とは入れ違いに神戸に住む下の妹がバスで里帰り。
これは弊店の帳面をつけるためでもある。
さらに次男もこの日地酒を土産に顔を見せた。
嫁の実家に泊まるらしい。
さて、年が明けて妹は1月2日に帰る予定であったが、日交バスが雪の為に全面的に運航停止。
それも3日も動かない。
急ぎ鳥取駅のみどりの窓口へ行った。
「スーパーはくと」の、なんと立ち席を買えたのである。
普段は全席指定だから、臨時に立ち席を設けたらしい。
そして、2日の夕方から我々夫婦二人に飼い猫「もなか」一匹となった。
6日まで休みだが、何曜日なのか、解らない。
こんな長い連休は初めてのことなんですよ。
かっては11人という大勢の家族であったが、今人間は二人だけ。
考えたら、今まで、女将と二人きりなんてことはずっとなかった。
この高齢者になって、なんの邪魔もない二人きりであるが、さて、いまさら、どうすんの?
こう、けっこう長い間生きてきて、何が大事って、そりゃ健康だで。
身体が元気なら、なんとかなるで。
と、まぁ、正月をだらだら過ごしているんで、なんということもなしに書いてる。
あ、いや、高校の同じクラブのKさんが年賀状へ体の調子を壊した。と書いてた。
なんとも、なんともだ。











