今日で4月は終わります。
あいかわらず超特急の時間の経過です。
なにか、あたたかくなって、そう、鳥取弁だろうか、ぬくうなってきました。
5月5日はこどもの日です。
この謂われはいろいろあるようですが、とにかく、こう、ぬくうなってきては体に気をつけなくてはいけません。
そう、菖蒲のあの体によさそうな香りを感じながら、柏餅と粽を食べて明日からの5月を乗り切りましょう。
つい先ごろまで女の子の節句でおいりを作っていたんですが、もう5月になり柏もちです。この謂われもちゃんとある。跡継ぎの関係です。新しい芽が出来て、それからこれまでの葉が落ちるということです。跡継ぎが出来てから葉は落ちる、いや、隠居するのです。
それと粽。これは中国から伝わってきたものです。
屈原という、紀元前の人です。りっぱ人なんですが、この人が自殺しちゃったんですよ。立派な人は自殺などしてはいけないのですが、あ、でも、西郷隆盛も自殺をしてる。未遂になりましたが。おう、二人とも入水自殺ですよ。
この屈原を供養しようとして粽をその川へ毎年投げ入れたようです。これが始まりのようです。これが厄除けにつながっていったようなんですよ。
で、5月5日に決まったのは例の三国志の魏の国でのことだったようです。
(永くなるなあ。それにこのあたりちょっとはっきりしない。)日本ではこの厄除けが男の子の元気さを願う日になったようなんです。
面白いから。
とにかく人間というのは幸せを願う生き物です。だから厄を除くことをさかんにします。色にしても赤は邪気を祓うとか、さらに何かのときに身を清めるとか、特に日本人がそうなんかもしれません。
日本人は清らかさを大切にします。神社の前には御手洗の池があったり、さらに、刀剣師は白装束で仕事の前に、神に祈ってから鉄を打ちます。たたらでタマハガネをつくるときもそうです。考えたら婚礼の白無垢もそうですよ。いや、その中身は知らん。です。