去年の11月ごろでしたか、店にひょこひょこはいってきました。飼われていた猫のようで、警戒心もなく甘えてきました。一度は追い返したもののずっと気になっていたようで
「今度来たら飼ってやろうと思う。」ウチの奥さんが言いました。
翌日やって来ました。遠くから泣き声が聞こえます。
「来たで、昨日の猫だで。」私は妻へ言いました。
うちの奥さんは外へ出て行き、しばらくして小さな猫を胸にかかえて帰ってきました。あたりまえで腹が減っている様子。すぐ近くに息子夫婦が住む家があり、ここに大きな猫を飼っているので、その家から息子はすぐにエサをもって来ました。
これは、もう、むさぼるような食べ方です。トイレも用意してやらなくてはならず。紙でできたチップのようなものを撒いてトイレにするのですが、これ、温かいものだから、また安心したのでしょう、小さな体でその上で寝てしまいました。
最初にしたうんちは、草ばかりでした。
今は一人前のあつかいで、食事時に専用の座る場所もあり、エサとは別に煮干をやるとかならず頭を残すような飼い猫になっています。むちゃくちゃかわいがられてまさしく娘が一人できたようなものです。
名前は「もなか」といいます。パートさんがつけてくれました。