玉造の温泉街でバスに乗り県立美術館へ向かうことになりました。
同じ山陰ですからその道中は鳥取の郊外と変わりはない。
で、考えるんですよ。
なんで島根と鳥取では観光県として差があるのかと。
人ですね。
人です。
演出とか知らせ方とか作るドラマの構成とか、これは大きいと思います。
宍道湖がある。
湖山池がある。
ある、あるだけど、砂丘もあるけど、もう一つ組立が足りないようなそんな気がする。
もっともよそ者がたくさん来たらきがわるい、と、思うに違いない。
人間とは矛盾した生き物である。だで。
この日前日よりは少しましな陽光をしのびながら、美術館へ歩きました。
二度目の来館です。
先回は去年「佐伯祐三展」だったと思う。
そうそう来れないですよ。だって交通費でも普段の生活感覚から云って高いんです。
片道松江まで2、260円ですよ。
一人往復4,520円です。
これが夏であれば昼過ぎに生ビール飲んで出雲そばを食べれば夫婦で一万円をほいっと超えちゃう。
そうそう、鳥取から松江まで2,260円なんです。
ところが鳥取から米子、米子から松江まで買うと1,660円と500円です。
なんでか100円の差額がでる。
パソコンで交通費調べた時にそうなったんです。
なんでだ?
ワシが酔ってたからか?
で、美術館です。
その入場切符はもらってたんです。
それどころか岸本画伯には二人分のそれをやったんです。
いや、画伯のお姉ちゃんがねぇ。
そう、女将です。
館内に入ると、、、これが、涼しい。
この季節何にもまして涼しさが一番のものです。
さらに宍道湖の眺めもいい。
美人の受付の娘さんもいるし、あくまでもワシの感覚だが、鳥取の博物館(美術館兼用)の娘さんは人はよさそうだが、比べると垢抜けさが違うような気がする。
建物の迫力かもしれない。まぁ、そうだろうなぁ。県外から来る人は「鳥取には美人が多い。」とよく言います。
そうだよ、弊店の女将は生粋の因幡っ子ではないか。
ははは。
今回は「浮世絵」だで。
いやぁ、腰が痛くなるほど見せられました。
ゴッホとかいわゆる印象派に影響を及ぼした浮世絵ですよねぇ。
たしかに、グーグルのストリートビュウを見てください。
アムステルダムのゴッホ美術館の内部を見ることができますが、その陳列の絵に、浮世絵が描かれたものが数点あります。
かっては長崎から輸出用の陶器を割れないように包んだ緩衝材がこの浮世絵を摺った和紙だったんですよ。
いまや、ものによっては1,000万円以上するものもたくさんあるんですよねぇ。
タイムマシンが欲しいで。
過去に旅して浮世絵をたくさん現代にもって帰るで。
ふふ、億万長者だゎ。
つぎは明日。