前回は女将の「けんびき」でした。
(画像は引き続いておおちだにの夏もようです。)
その翌日の土曜日のことです。
朝飯にうどんを作ったんです。おいしそうにできました。
まず少し昨日のシチューがあったので温めて、でも冷め加減のものを食べたんです。
これは少し歯茎に答えました。
で、うどんです。
これが大変だったのです。
ふつうに熱いうどんですよ。
うどんをズズーっと口へ入れて食べ、そのどんぶりの汁を口にいれたときですよ。
ぐわーーーと右奥の歯肉というか、歯の生え際ですゎ。
そこから、もう一度いいますが、ぐわーーーと痛いのなんのって、熱いその出汁がしみるんですよ。
顎の骨までしみる。
思わず右手で頬を押さえたまま動けない。その痛みに耐えるんです。
暖かな、いわば湯がしみるんですよ。初めてのことです。
冷たい水とかならいままであったけど、湯ですで。
痛みがおさまって、もう一度うどんに挑戦してみた。
同じく頬を押さえる羽目になりました。
そのとき脳のどこかで「医者へ行く時だで。」とささやいてる。
「そうだでなぁ。」と私も答えたんです。
うどんは女将へゆずりました。
この日の朝仕事始めに土曜日でもあり、歯科医院がやっているのかどうなのか?
診察券の電話番号を見ながら電話すると、「この番号はただいま使われていません。」なんて答えですよ。
んなバカなともう一度。
掛かりましたって。
忙しいらしく半日営業の最後の12時頃、ごろですよ。予約が出来ました。
それじゃあ仕事もできるがなぁとばかりに頭を巡らして、この日予定の「桜土手どら」を予定の数は無理だから半分にして準備を始めたのです。
つづく。