毎日ではないものの、やっと朝の散歩をやっているんです。で、14日の朝は疲れてもいるし、賀露海岸に出て、歩くというより、まぁ、天気もいいし、であれば海の色も奇麗だろうと、出かけたんです。当然少しは砂浜を歩くつもりなんです。
で、賀露に着いて、まずは2キロ続く防波堤であるコンクリートの上を歩き、面白い波がありそうなところまで行ったんです。適当にシャッターを押していたんですが、どうも物足らない。
防波堤から下りて、砂の上へ、そこはテトラポットがたくさんあって砂に埋もれていたんです。女将はさらに西のほうへ歩っていって、波打ち際やらで、なにか眺めてる。
私はもっと近くで波を撮りたいと、砂に埋もれたテトラポットの近くに歩ったんです。
えッ?????。
右手に持っていたカメラがテトラポットのコンクリートに硬い音をたててぶつかったんです。
「あ、こわれた!」と思ったんです。
で、胃のあたりまで砂に埋もれ、目の前には先ほどのコンクリートのテトラポットがあるんです。
「えっ、なに!?、砂からでなぁいけんが。なんだいや?」とにかくその穴からもとの位置へのがれたんです。次にはオンであったカメラのスイッチを切って、さらにまたオンにして、と、ズームレンズが引っ込んで、また出てきたので。目の前の海に向けてシャッターを押しました。
液晶にはちゃんと写ってる。
「オゥ!こわれてないがな!」と、大安心でした。
なんのことはない、砂に埋もれたテトラポットの、目に見えるのとは違い、下のほうは波に洗われて砂がなくなり、ちょうど落とし穴のようになってたんです。いやぁ、あとになって怖かった。
千代川の海に交わるあたりには、やはりテトラポットが砂に埋もれたところがあり、危ないから、そこへは入らないようにと、看板があって、その記憶はあったんです。
だから、その意味は、頭では知っていたんです。
だが、頭と実際は違うわけで、はまったんですよ。これが子供だったら、これは怖い。
ぶつかったカメラは、その部分は塗料が剥げていた。
ま、なんでもが、一寸(3センチ程)先は闇だし、極楽だで。
今日の散歩前、靴にえらく砂が入ってたので、何度も繰り返し砂を払って履き直し出かけました。