» 昔のことのブログ記事

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土筆です、春ですねぇ。

先日高校のボート部のHさんから野菜をもらったんです。

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て、言うか、店の前に置いてあったからHさんの息子さんが持ってきたのかと思ってたんです。

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勝手にそう思ってたんです。

たぶんあってると思う。

これはパートさんにもおすそ分けしました。

と、、、ところが、、今日は本人のHさんが持ってきた。

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これが、そうです。

ねぇ、ありがたいです。

話は変わりますが、先週の土曜日の閉店間際のことなんです。

私は、明日は休みだと酒飲んでたんです。

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と、古ぼけたヴィッツが遠慮がちに店前の端っこへフロントをみせて停まったんです。

あ、お客さんかな?と思ったが、どうもそうではない。

腹の出たジャンバーを着て、さらに頭も薄いおっさん風のオッサンが少し店を見ながら、入るでもなし、入らぬでもなし。

外でケイタイを掛けていました。

聞こえてくる話では先日亡くなった95歳のおばあさんの名字を喋ってる。

弔問かと思ってたら、弊店に入って来たんです。

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二階の倉庫にいる女将へ「お客さんだで〜。」と呼びかけパソコン見てたんです。酒飲みながら。

と、店から女将が私を呼ぶんです。

「そこのT医院さんだって。ボート部だったって。」

その院長曰く「二つ下でそんなに長くいなかったから、覚えてないでしょう。」とのことでした。

そういえば昔献血に行って会ったことがあるが顔は覚えてない。

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昔の話をしていると、そのお母さんも店へはいって来て静かに話を聞いておられました。

前院長の奥さんですよ。

このお母さんも医師で、面白いのは弊店の女将の父親がこの医院へ通ってたんです。

主治医はこのお母さんなんです。

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女将の父は紫電改の鷹とこのブログに乗せましたが、その鷹が昔墜落したんです。

で、身体障碍者なんで、手指が不自由なんですが、神経が切れたみたいで感覚がないんです。

で、深爪をして血が止まらなくなりこのT医院へ通うことになるのですが、治療より話で油を売っていたようです。

まぁ、二人とも昔話に花が咲く、といった風情ですよ。

で、もとにもどり、現院長は懐かしかったのでしょう。

もと養護教員で95歳の近所のおばあさんのところへ弔問で母親を連れてきて、で、本人は弊店へ寄ったというわけです。

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たいてい来店のお医者さんは服にしても、車にしても、「おう!高そう!」といったありようなのに、この後輩はまったくそんな感じはないんです。

いい感じですよ。

先のHさんにしても、このTさんにしても、歳とると高校の頃の縁をもう一度結びたくなるようです。

クラブとは面白いものです。

居士。

こじと読みますねぇ。

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おもえば「智光院但譽信榮居士」というのが祖父の戒名でありました。

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居士がついている。

父親も「清月院亮譽信明居士」とやはり居士がある。

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で、なんといっても超有名なのが「利休居士」ですよ。

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お茶の利休さんです。

秀吉と張り合った。

たいしたものですよ、わずか数ccのお茶で秀吉と張り合ったんです。

まぁ、その前提として信長のお茶の道具やらに権威をこめた力がありますが、陶器に石臼で引いた茶の葉と湯を入れてバシャバシャと泡立てることで、お茶をたてることによって、張り合った。

現在も伝わっているんです。

茶道です。

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命を懸けるその茶碗の中のわずかの緑のお茶。

青汁ではありませんが、いや、最初に青汁を全国に売り出した人は命かけていたのかもしれない。

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天下人の秀吉と白刃を踏む思いで渡り合い、結果大阪城も当時のものは無いし、聚楽第もない。

だが茶道は全国津々浦々に、いや、世界に残っているんです。

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どういうことでしょう?

まあ、現在では時代とともに変わったところもあると思うけどなぁ。

でもすごいですよ。

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刀や槍ではなく茶せんを細かく振って420年ですか?

あ、そうだ。居士だで。

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居士というのは学徳のある在家のものが仏道を修業して相当な域に達した場合に使われる敬称とのことらしい。

今日夕方客二人あり、ウイスキー飲みながら対応。

ひひ、酔う。

魂を呼ぶのにはちょっと失礼なありようです。

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で、ごめんなさいで今日はやめです。

うん、ウイキペディア調べれば載ってると思う。

私は司馬遼太郎さんの文庫本です。

尖閣列島で海上保安庁の担当者は正月も関係なく仕事をしているんでしょうね。

大変です。

マスコミはなんなんだ?あほか?日本にとって大切なことをニュースにせないけんが。

とくに民放のくだらなさには、最近腹がたつ。

もっとも、だから、見てないなぁ。

さて、文庫ですが、なんてことないです。

読んでいるのはまた司馬遼太郎さんの「この国のかたち」です。

二十数年前にまとめられたものです。

古本買って読み出した。

すると、なんか記憶のある文章です。

昔読んだかもしれない。が、新鮮です。

それに載ってた言葉です。

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「倜儻不羈」と書くんですが、これ、読めます?

江戸期の知識人ではごく普通の言葉だったそうです。

まぁ、いま、江戸期でもないし、知識人でもないから、ま、ええか。なぁ。

ぁー、「てきとうふき」と読みます。

作者のとおりに記すと、

ある種の独創家、独志の人、あるいは独立性のつよい奇骨といった人格をさす。

倜は”すぐれていて、拘束されないさま”で、儻は”志が大きくてぬきんでている” こと、羈は”馬を制御するたづな”不羈は”拘束されない”ということ。

漢語としては紀元前から存在したそうです。

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ただ、漢字にはときに同語反対義があって倜はスグレルという意味と、正反対のオロカという意味があり、倜儻不羈の場合、世渡りからみればおろかともいえる。とある。

してみれば職人はたいていオロカであるんじゃないかと、そんな気がする。

昨日加賀前田家の話でした。

利長は浮気をした側室をその周りの世話をする女の人もまとめて目をえぐり、あと梟首にしたとのこと、残酷です。ものすごい憂さ晴らし。

利常は正室の乳母を、これはすごいですよ。

なんか恨みを晴らす怨念が感じられるんですが、蛇を用います。

各藩に拷問蔵があったそうで、その係りもいるわけです。

いやぁ、なんともです。

で、話は変わりますが、この冬は雪が積もりません。

こりゃあいかんですよ。

また去年のようにおおち谷の池も干上がるのでしょうか。

単純に山に住む鳥も獣も飲む水も少なくなり、さらに木の実も多く成りませんで。

こりゃあ調和を乱すことになる。

結局弱いところにしわ寄せがいくのですが、結果的に我々にも影響がでてくるんでしょう。

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この画像は去年29日の画像ですが、雪の量が足りない。

もっと降らにゃいけんで。

そりゃぁ配達では少ないほうがええけど、やっぱり降らにゃいけんわい。

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あ、今日の題は別な文庫だった。

また司馬遼太郎さんのものです。

が、今日はもうたいぎくなった。

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明日か、あさってか?記します。ごめんなさい。

来月初めに徳島へ行きます。

阿波踊りだで。

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