» 2017 » 6月のブログ記事

今「戦士の遺書」ってのを少しづつ読んでるんです。著者は半藤一利さんで、この人は数年前くらいまでNHKの歴史ものの番組によく顔を見えてた優しそうな人です。

太平洋戦争は我々が生まれる前に終わってるんですが、いや、戦争が終わって外地から兵隊であった男たちが帰ってきて、たくさんの子供たちが生まれたんです。その一人が私ですよ。団塊の世代というんです。この世代もえらく歳をとって高齢者の仲間に入り日本の65歳以上が三千万人を超えてるんだったか?戦争を知らない子供たちです。

で、本のなかには27人の最後といっていいだろう時の言葉が載っているんですが、なんとも、時代が人をつくるんでしょうか、人が時代を作るんでしょうか。いずれも自分の責任を果たしたといえばいいのか、逃げなかったといえばいいのか、昔の武将のごとく部下を助けるために、すべての責任を一身に背負って逝った人なんです。

記憶に残る言葉とかを記しておきます。

まず山本五十六です。

アメリカとの戦争に大反対した人です。

河合継之助と同郷ですよ。なんともです。山本家に養子にいったんですが、この山本家は幕末に継之助が負傷後長岡藩の指揮をとったということです。

残してることばの一つに「百年兵を養うは一日平和を守らんがためである」とある。

日本のことを考えず利己的に生きた、昇進ばかり考えた偉い参謀やら将軍やらに耳ほぜくって聞かせてやりたい。

軍の、日本の機構も改革されてなかったんでしょうねぇ。明治の頃とは危機感やらも違ってたようです。

ところで鳥取県出身の二氏が載っています。

一人は戦艦武蔵の艦長海軍少将猪口敏平。賀露出身だったかな。海軍砲術の権威だったそうですが、結局46センチ方は役に立たなかった。全員退艦の命をだして、そのまま艦とともに一生を終えます。

もう一人は陸軍中将岡田資。

この人はB29 が墜落したその乗務員を死刑にしたことで、戦後戦犯に問われます。昭和24年9月17日に絞首刑になります。

東海地方の方面軍の司令官でした。部下を助けるために責任を一身に追います。さらには法廷で、無差別爆撃を非難するんですが、まぁ、仕返し裁判的なところもあるわけで、勝者の裁判に敗者が勝つことはできません。

その他にも不条理な戦争裁判やら、無責任な作戦命令とかに合理的に考える将軍たちがあえて責任をとらされるんです。

偉そうに命令してた無責任な将軍たちは、せっせと人のせいにして逃げてしまうわけです。

今の時代も変わらないのではないかと思うんです。

一人一人がよ~く考えようで。なにが真実か、なにが本当なのか。民主主義だから、考えて行動せないけんで。と、思う。

現代では一部草木も起きる丑三つ時、110番に電話しました。道路挟んだところにある小さな神社。火伏神社の賽銭を盗もうとしてた盗人がいたんです。これで三度目。

まぁもう目がよく見えないから目撃談も役に立ったのかどうか。ようわからんが。で、朝2時少し前に開けたまま寝ている窓を通して、なにやら、異音。え?また賽銭泥棒か?電話するのはいいが、後が長くなるかなぁ。そんなことも思いながら携帯で電話しました。やはり110番てのは緊張するものです。

なんせ深夜での静かな時間。気づかれぬように電話するのもなかなか気遣うものです。

ずっと110番の人と話をしながらパトカーを待つのですが、長いですねぇ、時間が。で、最初に着いたパトカーは軽自動車でした。なんかイメージとしてクラウンのパトカーで来てほしかった。鳥取県、鳥取市てのはパトカーを買う金がないのかと、そんな寂しさがありました。

これが原因ではないけど結果は逃げてしまいました。

一時間ほど家の前で刑事さんの質問に答えて、さらに今日の朝、仕事前には寿町1区の町内会長さんがたづねて来て、聞けば今月の火伏神社の祭りの時にやはり賽銭を盗まれていたとのこと。

なんとも、です。さらに朝10時ごろには寿町2区の町内会長、前町内会長、さらに主な役員さんが加わって神社に集まっていました。刑事さんもですよ。

で、今神社にいつも点いてる小さな蛍光灯が点いていない。

ひょっとしてこれはトラップだろうか?

 

一日そんなに自分以外には会わない。一日に数人かな。考えてみれば、極めて小さな世界です。

そんな数少ない人に問うのです。

「なんか面白いことないか?」答えはきまって「ない!」と返ってくるんです。

これって、けっこう幸せな返答なんじゃないかなと思うんです。

もし、今の状態から、何かアクシデントが起きたら、どうなん?

それは事故だったりとか。不幸ですよ。

幸せのダレタ姿かなぁ。

なんか、今の日本がかぶる。

二日前ですよ。この画像を撮ったのは。

青虫になる前のクロムシが一匹、そして青虫が一匹。

金柑の木に宿ってた。遠慮なしに葉を食べて、居たんです。もっと数日前は三匹居たんです。

朝の遅い四代目が今朝早くやってきた。古いタオルか、バスタオルがないかと、下のリビングで声が聞こえる。

すぐあとで女将が云うことには、「猫を拾って来ただってや。」とのこと。

昨晩、近くの橋のたもとで、どうやら親猫が車に轢かれたらしく、その死体を処理していたら、子猫の鳴声。結局拾ってきた。黒猫でした。ごみ箱に捨てられていた。

臭い子猫を医者に連れていった。

もちろん餌もあたえて、食べたとのこと。食べ過ぎてあとであげたとのことですが。

医者から連れて帰ったときの、その姿では「あぁ、げんきになるぞ。」とワシは思ったんです。

が、何度か四代目の家へ様子を見に行っていた女将が「死んどる。」と工場の外で我々に告げました。また、去年のこの頃と同じになってしまいました。去年も子猫を拾ったんです。

青虫はどうも鳥に食べられてしまい、猫も育たなかった。猫は一日早く見つかっていれば助かっていたのかもしれない。

命ってほんとは亡くなる数のほうが多いんでしょうね。

四代目は庭に黒猫を埋めてやったらしい。

最近のなまものですが、まず「枇杷」だ。

練切で作ってある。さらに「麩まんじゅう」。

小麦粉をこねる時に、寒い冬なら大丈夫なんですが、暑い夏だと粘りが出るんですよ。これは小麦粉の中のグルテンが、あ、たんぱく質ですが、ガムのようになって一度延ばしてもまた縮んだりするんです。これを業界では「フがでる。」といいます。

こうなった生地では餡を包むことはできない。そのためにも薄力粉を使うわけです。

で、うどんなんかは強力粉と中力粉なんかを使って踏んづけて「コシ」を出すわけです。

このたんぱく質、グルテンを集めたのが吸い物に使う「麩」です。

さらにこのグルテンを利用して饅頭にしたのが「麩まんじゅう」となるわけです。

で、話は変わる。

父の日です。

先日息子と孫たちから電話がかかってた。まぁ、孫からいえば父ではないがグランド父ということになるか。それで送ってきたのが、そう、ウイスキーだで。

見たことは、もちろん飲んだこともないウイスキーだ。ビールは太るんで目下ハイボールをこさえて飲んでいる。だからありがたい。

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