何度も書きましたが「忙しい」というのはこ、この漢字は「心」が「亡ぶ」と書くんで、昔の漢の人は大したものです。
この時期心に余裕がなくなりますねぇ。
いえ、これって感謝せねばならないんです。
繁盛ですもんねぇ。
いや、弊店の和菓子の作り方では儲かっていませんよ。
で、和菓子です。
これ、「亀甲」です。
亀さんですねぇ。黒糖ようかんと栗で作っています。
これは「春告草」と名付けていますが、抹茶ようかんと練切の組み合わせです。
基本的なデザインですが、端的で私は好きなものです。
「若笹」ですよ。
初春だから若笹なんです。一年の始まりです。
女の子の可愛さを重ねるために羽子板を載せたわけです。
まぁ、ちょっとしたことで、限られたちいさな空間で和菓子は成り立っています。
店前のななかまども急激に緑から紅に変わり、あと二日で正月となります。
時の過ぎゆく速さです。