» 2016 » 7月のブログ記事

普段三人と一匹の生活なんです。それが同じ屋根の下で今7人。倍以上です。

4代目はあいかわらず別棟で暮らしていますから変わらずですがねぇ。

これがどう変化をきたしたか?となると、いやぁ、とんでもなく賑やかなんです。

家じゅうが騒動です。

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音でいえば孫の発する音。

声やら、床の音、生きてる証の賑やかな音が反響しています。

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面食らってるのは「飼い猫もなか」ですよ。

たまをとるおもちゃで誘われるは、呼ばれるは、怖がられるは、猫としてはどうしていいのかわからない。興奮気味でやたら鳴き声を発してる。

テリトリーに勝手に入ってきた長男一家に反抗的で、長男の足に爪を立て噛もうとしたり、あっ、今リビングから聞こえてきた声。

「あ、痛!なんだよ?そば通っただけなのに!」と長男の嫁の少々怒った声が響いてきました。

誰が悪いのではない、幸せな光景なんです。

ま、もなかには合点がいかないのかもしれない。

さらに明日はもう一人同じ屋根の下に住人が増える。

飼い猫もなかは、反抗して、三毛猫が四つ毛猫になり、ヤンキーおばさんになるかもしれない。

予報では35度になるといってた今日。蒸せるんです。そんな夏の日、長男一家が里帰りしてきました。

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海外からの里帰りです。

高校を出てからずっと県外で暮らしてきました。田舎の出身者は、こんなの多いのでしょうね。

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田舎に故郷があるというのは、なかなか、幸せなことです。

で、その故郷に帰郷を喜んで迎えてくれる縁者がいるというのは、こんなに嬉しいことはそうそうありません。

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中でも母親たる女将の歓迎ぶりはすごいですよ。

一家を、特に孫をトロッコ列車に載せようと、かなり以前から準備してあるんです。

先日切符も買いました。

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鳥取に着いた今日、一家に早々に説明していました。

準備万端なのです。

ビールもちゃんと買ってあります。

ネットに載ってたんですが、福島の原発事故で住民が着の身着のままで避難してしまい、猫を思い、その後キャットフードをもって20キロ圏内に軽自動車で乗り込んでいったカメラマンの話なんです。

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あの事故が2011年3月11日です。

この3月末にはもう駆けつけているんです。

キャットフードとはいえども犬だって食べれるわけです。

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最初に見た動物が馬だったそうで、いかにも福島ですよ。相馬馬追歌とかあるもんなぁ。

本人びっくりしたようです。

だが、その後、畜舎にとじこめられたまま餓死していた牛とか、鶏を目にするわけです。

もちろん人間はいない。

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さらには繋がれたまま死んでる犬。襖を破ってなんとか外に出ようと、でもサッシは開けることができなくてやはり餓死した猫。そんなのが目に入るわけです。

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生きてる動物たちもいるんですが、そのなかで印象的なものに、犬の話があるんです。

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家主はいないのですが犬がその家を守ってる。

キャットフードをやると、この犬はそのうちの鶏に食べさせて自分は容器から落ちたものを食べてたとか、ほかの野犬と喧嘩して傷を負ってたとか、その家を、主人のいなくなったその家を主人に変わって守っているんですよ。

だから、助けようとする人には付いていかないのです。

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元気な猫もけっこういるみたいです。もっとも警戒心が強いからすぐには出てこないようです。

一番いかんのは、やはり人間かなぁ。

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放射能物質の飛散を知りながら、その地域へ教えなかった政治家。責任を感じずに方外な退職金を手にした東電の社長も確か居たのではないかな。

ほんに家を守る犬の爪の垢を飲ませてやりたいで。

昨日のことです。毎日のように餌をやる雀の恩返しか、当たったのです。

通販の旅行ご招待です。当たった人は様々な場所で結構多いのではと思います。

朝7:05に鳥取駅南口付近へ集合でした。日本交通のバス。50人見当乗ることができるバス。

仕事を4代目とたおちゃんに任せていきましたよ。夫婦で。

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同じく乗りあった人たちは、まぁ、退職した歳の、多くは元気な女性の人たちでした。

考えたら、同じくバスに乗る我々も同様な歳に見えるんだろうなと、、、、思いましたねぇ。

同乗者の一人一人も同じように思ったのかもしれない。

知らず、歳はとるもんですよ。

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ま、夫婦で平日に仕事を離れ、バスで岡山、広島の福山なんぞに行けるなんぞ、幸せでしょうか。

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夜7時半すぎっだたでしょうか、鳥取駅へ帰ってきたのは。夜ご飯を食べるのに、以前から行ってみるかと云ってた居酒屋へ行って、冷たいビールを飲んだのはほんとに幸せでした。さらにどれくらいの間飲んでなかったろうか、日本酒も一合燗をつけて飲みました。太るのでやめてた日本酒です。帰ってヘルスメーターへ乗ったら、増えてた、増えてた、増えてた。体重が。しかし、うまかった。はい。

ま、えっか。昨日のことだで。さいわい今朝はいつもの重さになっていた。

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岡山にある神社なんですが、「あまのいわとわけじんじゃ」と読むそうな。

桃太郎と鬼だけじゃなく、天照大神もなんか関係するんだろうかと、行ってみてまた新しい疑問です。

かって知り合ってた銀行員のSさんが、鳥取へ支店長となって転勤してきたんです。

今日は買い物に来店でした。

結局買い物より長い話となってしまいました。

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さてそれはそれとして、10日ほど前でしょうか、本を読み終わりました。

「空海の風景」というもので、あいかわらず作者は司馬遼太郎さんです。

まず、空海っていう名前なんですが、西暦800年前後のころとは思えない。

すごくいかした名前ですよ。空と海って近代的だとおもいません?

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で、空海さんは天才です。遣唐使船に乗って唐へ渡るんですが、これが30歳少し前かな。

中国の言葉もできるし、漢文もしっかりしているんです。

ちょっとなぁ、信じられない。

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偶然というのはあるもんで、この遣唐使船が4隻で出発するんですが、なかなかきちんとは唐の都へは行けない。

一隻は難破。空海の乗った船もとんでもなく南へ着いてしまうのです。

ところが2隻目の船は比較的うまく着いて乗っている人たちは先に都の長安へたどり着くのですが、この団体に最澄さんがいたんです。

空海さんは日本へ真言密教を伝えて、完成させ、高野山に修行場をこさえ、最澄さんは天台の教えを日本へもってかえり、比叡山で天台宗を開くんです。

後の平安時代の代表的な二宗教を始める二人が同じときの遣唐使船に乗ってたってのは、なんかすごいですよ。

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そうそう、二人は最初のころは仲がわるくなかったんですが、6歳年上の最澄さんは極めて真面目な人で、お経から学ぼうとする最澄さんと、行をしながら体得する空海さんの密教の違いというのでしょうか、別々な形になってしまいます。

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そうそう、有名な話に空海さんが悟りを開いたときというのがあって、場所は室戸岬の洞穴なんですが、今もあるそうな。

そこにはいると、目に入るのはまさしく空と海だそうです。

そこにいるときに金星が迫ってきて、なんと、空海さんはこれを飲んだそうな。

大きな口ですねぇ。

これは唐へ渡る以前のことです。

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さらにそれまでは他宗との出入りを自由にしてたものを、他宗お断りにしたのは空海だそうで、その後一つの宗派はその宗派でもって他宗との自由な交流は禁じたようです。もっとも、高野山へ行ってみると様々な宗派の信徒が参っているようでした。

また、比叡山には鎌倉期に宗派を起こす、たとえば法然、日蓮、栄西とかが修行したところでもあります。

空海さんは弘法大師、最澄さんは伝教大師といまだにその名は千年を過ぎても伝わっているのを見ると、大変な影響力があったのでしょう。

どうも、わしらとはえらい違いだ。

あ、えらく簡単にすぎてしまいました。また、載せるかもしれない。

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