» 鳥取のことのブログ記事
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昨日17日(日)は彼岸の入りだったんですよ。
だから本来日曜で店は休みなんですが、営業しました。
が、私と4代目はこどもの国へ「先生」として出かけました。
その前に私はおはぎと桜餅をなんとか作って出かけたんです。
そうです「春の和菓子つくり」と称して和菓子教室です。
あぁ、もう一人一緒に行った姿の見えぬやつがいた。
腰痛君ですよ。
離れずにどこにでもついてくる。
こどもたちは喜びました。
ただ、感じたことなんですが、男の子より女の子のほうが、なんか強いんじゃないかと、そんな気がする。
いつの頃からこうなったのか、昔からだったのか?かっては表面だけでも男が強かったような気がするんですけど。
みんな出来上がったときに、すごく喜ぶんですよ。
こりゃあ、たまらんですわい。
だったらもっと弊店の売り上げがあがってもいいのですが、どうも、大人になったら和菓子への関心が無くなるのか、いけんわい。
花粉症の四代目もやってますで。
予定の昼の時間を過ぎ、冷たい弁当を食べて、また、間もなく午後の時間となりました。
この日は天気もよくたくさんの親子が入場してきたんです。
腰のだるさも忘れんばかりに熱心に「指導」しましたです。
おかあさんとも問答しながら普段は愛想がないといわれてるこの職人がにこやかに頑張りました。
だがこの間にも腰痛君はちょうど虫歯菌のように休まずに私の体を侵略していたようです。
いざ帰るとなって気持ちが落ちたら、急に腰痛君が主張し始めました。
まあ、なんとか四代目の力を借りてやってきましたです。
夜、風呂でゆっくり温めたが、う~ん、、なかなかですわい。
疲れても楽しい和菓子作りです。
この三週間かな、そう、フライした豆を食べたのがきっかけなんですが、胃のフンモンの部分が気持ち悪い。
さらに、あらあら、こりゃいけんこと。
もうじき毎年のことですが、菓子組合の総会を開かにゃならんというので出欠を集めているのですが、
なんといえばいいのか、欠席が多くなりました。
要は皆さんが歳をとってしまったということでしょう。
たとえば、肺炎で入院してるから。
また別なお菓子屋さんは、女房が、ちょっとからだ悪うして通院するのに送って行かないけんだけ。
つい、数年前までは元気に酒を飲みながら、わいわい言っていた鳥取の職人たちです。
なんとも‥‥‥
目の前の衰退が見えてしまいます。
かくゆう、私も還暦を数年前に超えてしまいました。
参りましたね。
大きな波がこの鳥取にも押し寄せています。
まじめさだけでは負けてしまうような、そんな感じがします。
日本の古い農民感覚といえばいいのか、まじめ、お天道さままかせではだめです。
どうもそんな感じ。
この鳥取市に残る和菓子屋は、このままでは数軒になりそうです。
ふうむ、です。
どうも、この冬は雪が積もらんようだ。
積もるってたって私から言うと、積もるとは長靴履いてももを大きく上げなければ歩けない。
スコップでブロックを切るようにして運ばなければならない深い雪。
そうだよ、昔、以前の工場は毎年何度か雪下ろししてた。
息子たちは溜まった雪を滑り台にして喜んでた。
そんな頃はワシも元気だったわい。
雪下ろしも楽しかった。
斜めになった屋根の雪はさらに深かったんです。
それが楽しかった。
ごそっと下すことが出来たんです。
二日続けて雪下ろしをしたとき、腰がなんか音が鳴った。
それから始まる腰痛の持病。
いっひっひっひっひですよ。
一生の友達。
腰痛君。積もらんからたいていの人はありがたいと言葉を発する。
要は車で動きやすいからなんですが、たぶん、雪を期待してるんじゃないかな。