» 我々の国のブログ記事

風呂に入って、入浴剤を入れて、かけ湯して、、、、外で女将が呼んでいる声。 「保科正之が始まるで。」 とは言え、すぐには上がれず。一通りの風呂の儀式を短縮して5分ほどで上がったのです。 なんていう番組か、先週は西郷隆盛をやってたと思う。 で、知らんかったが、今週は保科正之です。 幕末の会津藩の悲劇は誰もが知ってるんですが、その時の容保さん、殿さんの、いや、容保は養子で来たから直接は血がつながってないのですが、一代目の藩主です。 さらに三代徳川将軍家光の腹違いの弟になります。て、いうことは二代将軍秀忠の息子なんですよぉ。ていうことは、あの信長の姪であるお江さんの義理の息子となるわけです。秀忠もどえらいまじめな男なれど、さらに6歳年上の嫁のお江さんの監視下でこのような男児をもうけたのです。りっぱです。 いや、小説読んでください。とんでもなく面白いから。 この保科正之は現在の日本の政治を考えれば当然取り上げられる人物だと思ってたんです。 権力というものを手にしながらおごったところがない。とにかく民のことを考えた人でした。いやぁ、いるじゃないですか、センセイと呼ばれる本来先生でない人たち。なんか俗にいう権力の座に着くと言葉つきまで以前とは違ってくる。いやらしい。またその座を求める人がいます。みっともないですよ。 難しい言葉はあまり知らないものの、おもわず、仁とは、徳とはなどと考えてしまったりします。 ほんとは簡単。その馬鹿野郎に「あほたれ!」と言ってやればいい。でも、出来んで。 テレビ番組にもどります。 この保科正之をもっぱら書いているのが中村彰彦という作家で、たいしたものです。能力はぜんぜんちがうものの、でも、まあ、同じ年の生まれなんです、私と。えらい違いです。 この画像がその中村さんです。太ってるのは似てる。 動く画像を見て、その声を聞き、ああこういう人だったかと、納得しました。 以前その本を探すがブックオフにははなから無い。で、鳥取の定有堂書店に頼んで注文したんです。文庫も新しいもの買うと高いですよ。でも、読んだ後でさらに注文したのに出版社に在庫がないとのことで、どうも、静かに、たくさんの人に読まれているみたいです。 保科正之です。読んでみてください。
40年ぶりくらいに司馬遼太郎さんの本を読んでます。「菜の花の沖」です。 で、抜粋なんですが、日本の国会、鳥取の市議会を思いながら読んだんです。 (社会というのは、人間が群れをなして棲む巣箱と考えてよい。人間の数が多くなり、巣箱が巨大になれば、政治が必要になり、権力がそれを左右し、人間の群れを押し込めておくその巣箱を管理する。 人間も巣箱も発展し、変化するものであるために、権力はつねに実情よりも遅れてしまう。いずれにしても、権力が安泰であるという時期は、「実情」がさほどに変化しないという幸運なときだけである。それでも「実情」はその土壌の中に矛盾の芽を育てており、いずれは権力を瞠目させ、狼狽させる。) と、こんなことが書いてありました。ふーむ、と考えさせられてしまいます。 そうそう、店の模様替えをしてた21日(土)車が止まり、なんと同級生が降りてきました。といってもその姿は記憶にはありませんが。ほら、私の長男の嫁の両親とニュージーランドで偶然に会ったというMさんです。お父さんの法事だったかな、帰っていたとのことで、関東へ帰るのに土産がほしいとのことでした。くりまんじゅうを買って、いや、女将はおいりをふた袋サービスしてました。車上の人となったんです。 で、23日(月)に電話があったんです。打ち間違いだと思うが賞味期限がおかしいとのことで、これは女将のミス。ごめんなさいとあやまるのみ。 さらに24日(火)また電話があって、会社の人に分けたら、大変な評判で、また鳥取へ行ったら買いによるからとの話。ああ、よかった、よかったです。 名刺をみると、某大手銀行の関連会社です。そうエリートじゃないかと思ったりするんです。なにか東京の匂いを感じるのです。普段会う鳥取の同級生のAさんやT社長とはどうも、ちょっと違う、、、ような感じがするんです。あ、でもT社長とは東京で時々会うっていってました。Mさんが。 みな歳とって、それぞれに幸せになってほしいと思います。私もですよ。

変わってきました。

国会議事堂のえらい国会議員さんが、国民のことを考えてまつりごとをしないから、たくさんの不満が巷にあふれてる。

東北の震災があったのに、まだ方向も、だから目標もよくわからん。

利権だけは持ってるのかな?

まあ、とにかくあてにならないから、地方が動いてきた。

地方という東京も動いてきた。

大阪、名古屋、愛知、どれが最初だったか、とにかく動いてきた。

混乱はあろうが、動かなならん。

さて、国の政治家はどう動くのか。

民主党なんて、なんだ?マニフェスト?約束をまったくホゴにしたではないですか。

自民党?自民党がだめだから民主党がでてきたんです。

実際投票率は悪かったのではなかったかな?

大阪市長の橋下さん。

この人がいま渦の中心です。

大阪らしくて面白いです。

でも、そうそううまくはいかない。

また、意図とは違って思うこととは違った方向へ人は動くかもしれない。

とにかく生活者の住む地方から風が吹き出した。

鳥取は?

なんですか、市議会は。

鳥取市庁舎の建設の件ですよ。

市民投票はするようになった。。。。

なったんですよ。。。。。たしか。。。。。

いつするんですかねぇ?

ほんに、いけませんわいな。

市民の熱がさめるのを待ってるみたい。

議員の給料分の税金を返してほしいものです。

それよりも、市庁舎を建てると決めた委員会でどんな協議をしたのか?これを市民に知らせようとする議員がいない。いや、いるかも知れんが、耳に、目に届いてこない。

市議会議員の会派には一人あたり3万円の補助金(?)が与えられますんです。

ちらし?ホームページ?ブログ?知らせなさいよ。

選挙のときはマイクしたててやかましかったじゃないですか。

ちゃんとしてる議員もいるかもしれない。

その人にはごめんなさいです。

でもやってない人はいけんで。

そのための3万円でしょ。

いずれにせよ、一市民として、よ~く考えて一票入れないけんわい。

目先の利益ばっかりで、見通しが甘いと思う。

どうも、、、、。

年末か?正月か? BSのNHKでやってました。 見たんです。 見たのをきっかけに本を買おうと思いBOOK OFFに行くものの、テレビで放映されれば買う人多く一冊も棚にありません。 以前はあったんですがね。 原作は司馬遼太郎さんです。 本名福田定一さんです。 なんか、ペンネームとのイメージが違う。 さて、「坂の上の雲」の最初のナレーションがとても魅力がありました。 これを記します。 BGMがないのが残念です。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              まことに小さな国が、開花期を迎えようとしている。  小さなといえば、明治初年の日本ほど小さな国はなかったであろう。  産業といえば農業しかなく、人材といえば三百年の間読書階級であった旧士族しかなかった。  明治維新によって日本人は初めて近代的な「国家」 というものをもった。  だれもが「国民」になった。  不慣れながら「国民」になった日本人たちは日本史上の最初の経験者としてその新鮮さに昂揚した。  この痛々しいばかりの昂揚が分らなければこの段階の歴史は分らない。  社会のどういう階層のどういう家の子でも、ある一定の資格をとるために、必要な記憶力と根気さえあれば、博士にも官吏にも軍人にもなりえた。  この時代の明るさは、こういう楽天主義から来ている。  今から思えば実にこっけいなことに、米と絹のほかに主要産業のないこの国家の連中が、ヨーロッパ先進国と同じ海軍を持とうとした。  陸軍も同じである。  財政の成り立つはずがない。  が、ともかくも、近代国家を作り上げようというのは、もともと、維新成立の大目的であったし、維新後の新国民達の少年のような希望であった。  この物語は、その小さな国がヨーロッパにおける最も古い大国のひとつ、ロシアと対決しどのように振舞ったかという物語である。  主人公は、あるいはこの時代の小さな日本人ということになるかもしれない。  ともかくも、我々は三人の人物の後を追わねばならない。  四国は伊予松山に三人の男がいた。  この古い城下町に生まれた秋山真之は、日露戦争が起きるにあたって、勝利は不可能といわれたバルチック艦隊を滅ぼすにいたる作戦をたて、それを施した。  その兄の秋山好古は、日本の騎兵を育成し、史上最強の騎兵といわれるコサック師団を破るという奇跡を遂げた。  もう一人は、俳句、短歌といった日本の古い短詩形に新風を入れてその中興の祖たなった、俳人正岡子規である。  彼らは明治という時代人の体質で、前をのみ見つめながら歩く。  登っていく坂の上の青い天に、もし一条の白い雲が輝いているとすれば、それのみを見つめて坂を登っていくであろう。                                                                  なんかいいと思いません? この後に日本人は傲慢になっていくのですが、まだ素朴な時代です。 いつごろだったか、かなり昔に、年末か正月にNHKテレビで、司馬さんが真っ白な髪をして、ロイド眼鏡で様々な日本のことを評するのを見るのが楽しみだったことを思い出します。 もっと我々に残しておいてほしかった。 ずっと、そんな気持でいます。
昨日、冬至でした。 今日から日が少しづつながくなります。 昨日の風呂には柚子が準備してありました。 皮へ黒いものが付いていて、たぶん女将の実家へできたものをもらってきたものと思います。 いやあ、いいですねぇ。 柚子。 風呂へ、あの柑橘のさわやかな香りが満ちてさわやかです。 ところで何故柚子なのか?? 調べました。 えーーっつ。 まず冬至はこれから太陽が生き返ってくるわけで、めでたいんです。 一陽来復というそうで、この時に「ん」が付くものをたべるとよいそうです。 大根、にんじんとか。 じゃあかぼちゃは? 南瓜(なんきん)というんですよ。 「ん」が多くて「運気盛り」というそうです。 で、柚子。 これは端午の節句の菖蒲湯もそうなのですが、この香りが邪気を払うそうです。 これがみそぎに通じ、で、冬至を祝うということになります。 まあ、しかし、そんなことは関係なくてキモチいいですよ。 日本人でよかったっていう感じです。

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