» 家族のブログ記事

母の日なんだで。

昨日日曜日なんでずっと二階の我が部屋ですごしていた。

下から大女将と女将の話し声が聞こえる。

「なんだぁしなぼけとるで、このはなは。早よう水につけたらなぁいけんで。」

これは、この後長男から電話があって花が届いたか?と、で、その花かと思ってたら、今日別なのが届いた。

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今日のが女将宛。

昨日のが大女将宛。

わしゃぁ知らんがな。

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大年寄りも年よりも両方大いに喜んだ。

で、店主は写真撮らねばまずいだろうと、撮った。

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撮っとかねばまずい。

で、女将は二つの花をまとめて活けた。

「なぁなぁ、ちょっとこれ見んさいな。なぁ、早よ見んさいな!」

見たがな。

撮ったがな。

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これだで、どう?

そして、

クラブの後輩のHさん悪いな、せっかくブロッコリー持って来てくれたのに最後になってしまった。

感謝しとるで。

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そう、こんど、我々の年代の横浜のK、佐世保のHが時を同じゅうして鳥取に帰ってくるけぇ、また集まろうでなぁ。

我々けっこう歳とったで。

先生はもっともっと歳とってる。

はは、団塊の世代だ。

まだあった。

今日の和菓子だで。

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店舗補佐のたおちゃんが作ったものですよ。

菓銘「蛍狩り」

もうじき蛍が乱舞するようになるわなぁ。

暑くなるで。

いまNHKでやってるんです。

城山三郎さんの本で読んだことある。

昔。

株式会社を日本で作った人だったと思う。

この番組で明らかになるだろうと思う。

明治の世には志を持った気張った人がたくさん出てくる。

官にはバカも多いけど。

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話は変わる。

大女将は先日の連休で娘たちとはしゃぎすぎ、からだの方々が、痛い。

痛いのだ。

食事もテーブルまで来れない。

えらいこっちゃ。

やっと、今日風呂に入ってる。

「風呂が開いたけど、なぁ、わさわさとはいったらいけんで!」と注意したんです。

いまはいってる。

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そうだよ、あのゴロゴロ。

乳母車じゃないんだけど年寄りが歩くのに、いっしょにゴロゴロしてるあれだ。

それを少しでも楽だろうと家にあげてやっとトイレにも行けた。

そんなだった。

いま風呂から上がって私のそばをゆっくり通りながら、「ああ、さっぱりした!」とつぶやきながら部屋へ入っていきました。

おぅ、ちょっと安心だで。

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まぁ、ワシらもいずれ同じようになるわな。

はは。

渋沢栄一とはまったく関係なかったわなぁ。

こんなこともあるわさ。

雷が鳴っている。

そう、GWと大女将の誕生日に神戸から妹二人が鳥取へ帰ってきた。

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4日の午後に鳥取へ帰って来て今日はもう神戸へ帰っていった。

あわただしい。

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で、こどもの日にて店舗補佐のたおちゃんも休みだし、けっこう忙しかった。

そう、柏餅と粽だ。

午後遅くには売り切れで、尋ねてきたお客さんには気の毒でした。

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さて、バースディケーキにろうそくを立てるのはいいが、歳の数を立てたらケーキが埋ってしまう。

で、一本が十年か?

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まだまだこれから先には一本十年のろうそくを三本は用意せなばならぬだろう。

ワシのほうが風前の灯だで。

女はしぶといで。

そういやぁ渡辺淳一さんが亡くなったとネットに出てた。

元気そうだったのにねぇ。

医者だったらもっと長生きせにゃぁいけんで。

まぁ、ほんとかうそかしらんが、彼女をたくさんつくっったしええがな、なぁ。

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スマホで写真撮り。

なんでろうそくを吹き消すのか理由は知らん。

厄を吹き飛ばしてるのだろうか。

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その間も店で一人活躍の忙しい女将だで。

だが、

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ケーキだけはしっかり食べるのであった。

昨日の日曜日の夕方、甥一家が鳥取へやってきました。

この甥はファッション業界から農業へと変身したのです。

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人生の節目というものでしょう。

なかなか、これからはしばらく体力勝負です。

じっさい頬にはむだなダブツキがない。

私とは大違い。

たくましさのなかに少しの疲れを宿す甥です。

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若さってのはいいですねぇ。

可能性が目の前にたくさんある。

私とは違う。なんとも。はは、当たり前。

宴会開いて、大女将はひい孫にも会い、いろんな意味で実りある日曜日でした。

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しっかり食べてくれたろうか?

飲んでくれたろうか?

私はしっかり飲んだ!

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今日、市内の宿から弊店へお別れに来た。

弊店からの土産は鳥取米30キロ。

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しんどかろうが実りのある日が続く。

いや、そんなのはあとでわかることだわなぁ。

がんばってる最中はそんな余裕はないか。

一生懸命だで。

ずっと司馬遼太郎さんの「この国のかたち」を、二度目を読んでいるんですが、そこにちょっと面白い話があります。

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鎌倉時代末から室町時代、1390年前後ということになるのでしょう。

京の町では明との貿易が盛んだったようです。

行き先は寧波(ニンポー)だったそうな。

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ここにはたくさんのお寺があったようです。

そのお寺に肥満漢の像があったそうですよ。

「布袋(ブーダイ)」と呼ばれてたそうで、招副の神だったそうです。

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が!?この肥満漢を弥勒菩薩でもあると地元の人はいうそうで、こりゃぁ日本人は驚いた。

ほら、日本人にとっては弥勒菩薩といえばほっそりとした体で、笑うのか、笑わぬのか、アルカイックスマイルとかいう、痩せたモナリザみたいな菩薩ですよ。

全然似てない。

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この布袋さんは寧波の岳林寺にいた唐時代(618~907)末の契比(カイシ)という奇僧だったそうです。

この契比さんが江戸時代になって七福神の一人になるんですよ。

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で、あとの六人は神さんっだたりして、実在はしてないんですが、たったひとりの生身の人だったようです。

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なお鳥取市河原町の布袋という地名がありますが、これは大国主の命がかたにかけた袋を置いたというところから、布袋の地名がついたとのこと。

古事記に書いてあるようで、とすると、712年か?

唐に布袋さんはまだ生まれていない。

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どうなん?

関係あるんか?

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弊店の初代はこの布袋さんをよしとしてホテイ堂と名をつけたわけです。

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そして三代目も四代目も、その女将たちもそのことに引きずられて生きている。

是非とも福の神であってほしいと願うで。

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