» 寿町のブログ記事

現代では一部草木も起きる丑三つ時、110番に電話しました。道路挟んだところにある小さな神社。火伏神社の賽銭を盗もうとしてた盗人がいたんです。これで三度目。

まぁもう目がよく見えないから目撃談も役に立ったのかどうか。ようわからんが。で、朝2時少し前に開けたまま寝ている窓を通して、なにやら、異音。え?また賽銭泥棒か?電話するのはいいが、後が長くなるかなぁ。そんなことも思いながら携帯で電話しました。やはり110番てのは緊張するものです。

なんせ深夜での静かな時間。気づかれぬように電話するのもなかなか気遣うものです。

ずっと110番の人と話をしながらパトカーを待つのですが、長いですねぇ、時間が。で、最初に着いたパトカーは軽自動車でした。なんかイメージとしてクラウンのパトカーで来てほしかった。鳥取県、鳥取市てのはパトカーを買う金がないのかと、そんな寂しさがありました。

これが原因ではないけど結果は逃げてしまいました。

一時間ほど家の前で刑事さんの質問に答えて、さらに今日の朝、仕事前には寿町1区の町内会長さんがたづねて来て、聞けば今月の火伏神社の祭りの時にやはり賽銭を盗まれていたとのこと。

なんとも、です。さらに朝10時ごろには寿町2区の町内会長、前町内会長、さらに主な役員さんが加わって神社に集まっていました。刑事さんもですよ。

で、今神社にいつも点いてる小さな蛍光灯が点いていない。

ひょっとしてこれはトラップだろうか?

 

端午の節句が過ぎて和菓子屋も暇になった六月の初め。第一土曜日、そして日曜日、火伏神社の祭りがあるんです。

弊店とは道一つ挟んだところにある小さな神社です。

それでも毎年見ていると、ここにも人それぞれのドラマがあります。

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この神社は寿町一区と二区が管理してるんです。そしてこの祭りのときだけ神主さんが出張してきます。

大森神社の神主です。で、太鼓たたいて、一年の町内関係者の幸せを祈るわけです。

子供は町内を提灯もって周り、最後はここに集まって来るんです。ここに集まるとお菓子がもらえる。

人間なにかの楽しみがないと動かんもんですよ。

で、この日は子供の人口がふだんより増えるんです。いいことですよ。とても。実際この町内にはふだん子供の声などほとんど聞こえない。この日は、この町内から他へ嫁に行って子供を作り、その親子が帰ってくるんです。郷の祭りですよ。

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実際、若い新米のおばあちゃんと初めての孫あかちゃん、久しぶりの若いおかあさんとその子供。いろいろですよ。でもなぁ、去年元気でここにいわあせた〇〇さんの顔が見えなかったりします。

寂しさもあり、希望もありと、この小さな世界にも大きな世界の法が流れています。

日本の神は人を幸せにする神ですよ。人は神を敬い、姿勢を低くして謙虚に幸せを願うわけです。

政治家はどうなん?

バチが当たるで!

今朝仕事にかかる前に散髪をしました。長い間通ったY理容店ではなく、やはり近所のF理容店です。

ここは80歳前後の夫婦でやってるんだけど、おばさんが実によく喋るんです。さらにどこにでもあるかかあ天下なんです。常連から電話がかかってきて、まずはおばさんの言葉。

「〇◇さんが11時ごろ来んさるってや。」で、おじさんが少々まちがえて、

「あぁ、10時かいや?ちょうどええかもしれんで。」とおばさんが

「11時って言ったが!ごろもついとったで10時と11時はぜ~んぜんちがうが!」そしておじさんは

「・・・・・・。」私の紙を切りながら、静かなんです。

なにか、よくあるような光景かもしれません。

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ところで、この静かなおじさんは骨折して、以前から老人向けの施設へリハビリに行っているんですが、この行き先が弊店の大女将と同じところに通っているとのことです。

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そうだで、大女将は昨日から正式に通い始めたんです。昨日が最初の日です。迎えに来た施設の軽自動車には後ろの座席に爺さん二人が載っていて、昼前帰ってきた軽自動車のときには、やはり後ろの座席におばあさんが二人乗ってました。まさしく鳥取は老人の街になったようです。

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ま、大女将は楽しかったらしく、けっこうなことです。

耳までかかってわずらわしかった髪を切り、すっきりとして、髪がなくなったぶん、すとんと深く入ってしまう仕事の帽子をかぶり、天花粉の香りを感じながら、いま仕事している。

いや、ブログ書いてる。

今日はいい天気だ。

 

弊店の道むこうにあるとうふやさんが、先日豆腐作りをやめました。まぁ、いろいろ理由はあるもの、鳥取にはあと何軒のとうふやさんが残っているのやら。二軒?三軒?いや、それ以外の業種でも同じようなものです。街の電気屋さん、魚屋さん、やおやさんは一軒もないのでは?自転車屋さんはそれでも数軒残っているか?

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今日の画像は話題に合わないよなぁ。

他の業種ほどではないかもしれないが、和菓子屋さんも減っている。

増えてるのは、コンビニ、そのまえにスーパー、なに屋といえばいいのか安売り店。

要はフランチャイズか県外資本ですよ。

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地元資本で残ってるものは、理美容店、花屋、歯医者その他開業医かな?

そういえば以前から行政も商工会議所なんかも、鳥取に高速道路を通せと主張していたが、そして現在も山を崩し、高架をかけて工事が進んでいるが、これってどうなのか。

そりゃぁ買い物に都会へいくのには、通勤も便利ですって。だが一番便利に使っているのは大手の企業、そして通販の関係で運送屋さん。そうではないのか?

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結局は金はどんどん県外へ流れていくわけです。

もっとも道路がない以前にもけっこうこの流れはあるわけで、なんともなぁ。市民が県民が意識を変えて強いものを、魅力あるものを作らなならんかなぁ。そう思う。

もう一つ考えるのは、別にたいそうなものでなくても、当たり前のもの、米はうまいし、やさいもうまい。

普通のものが都会ではよろこばれるんじゃないかと思うんだけどなぁ。

松葉ガニだって昔は味噌汁にして、毎日のように食べてた。親ガニはもっと食べてた。そんなおいしいものってもっとあるんじゃないかと、そんな気がする。

テレビニュースでもかなり有名になった雪の鳥取です。

それでも夜除雪車が通ったり、さらに小さな手動式というか、そんな感じの除雪車も来たりして通行も確保されました。

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この小さな除雪車でも、その能力はたいしたもんで、私がスコップで半日かかってのける同じ分量の雪を数分でやってしまう。

機械には勝てない。

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で、まだまだ雪が片付かない数日前のことです。

国府町のかなり山中の出身である知り合いがスコップで雪をかいてた。

「国府町はどんなぁあ?」と聞いたんです。

「これの二倍は降っとる。だけど誰もそのことは言わん。」とのこと。

さらに「つつかんと溶けんけぇなぁ。」と言いつつもくもくと雪を溶かそうと少量づつ散らけていました。

たいしたもんですよ。

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