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11月も中旬になりました。

近所の郵便局には毎年のこと、年賀状発売ののぼりがたっています。

また来年の年賀状のデザインとか頭を悩ます季節です。

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だが、この同じ時期に「喪中につき年末年始の ご挨拶ご遠慮申し上げます」という葉書も数枚届きました。これも毎年のことです。

そのうちに驚きの一枚がありました。

今から50年近く昔のことでしたが、大阪でお菓子の修行にて小さな和菓子屋に暮らしていました。

住み込みってやつです。

この当時絵描きのご夫婦と知り合ったのです。ちょうど私の親と同じような年齢でした。

私は絵は描かぬのに、弟子の絵描きさんに交じってよく伺いました。とても世話になったものです。

先生(ご主人)はだいぶ前に亡くなっていたんですが、その後もその奥さん宛に四十数年間鳥取の梨を送り続けていたんです。そして、流暢な字でお礼の葉書が届いていました。

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が、今年は娘さんからの電話でした。「母は動けないから変わって電話をしている。」と。

私、そうかと思い、元気を出すように葉書を書こうと思ってたんです。

そういえば去年も書こうとしてた。

だが先に昨日娘さんの名前で葉書が届きました。母が永眠したと。

若い頃、実の息子のようにとてもお世話になったんです。

その葉書を見て、どういえばいいのか。胸にある何冊かのノート?または小さな本?その一冊が最後のページが終わり、そして閉じられた。そんな感触がありました。

台風18号が近づいています。

怖いですよ。

今日は915hpだってや。昨日は905hpだった。

いつぞやの台風は900hpを割ってた。

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最近のものはどれも強烈です。

それとともに被害も多い。

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どうか鳥取へは来ぬようにと願います。

鳥取にもたくさんの神社仏閣があるわけで、関係の神、仏、菩薩は協力してこの台風を封じていただきたいものであります。

重陽の節句てのがあるんですよ。

あ、いや、もちろん受け売りです。

奇数の数字を陽としてるんです。その中でも9というのは最高の陽となるわけです。

でもって、9月9日なんてのは最高の陽が重なっているわけで、だから「重陽の節句」となるわけです。

菊の節句です。

菊は体に良いとされているんです。

例えばその匂いだけでも体によいわけで、菊枕なんてのもあるんです。

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昔の人は色々と考えるわけです。

少しでも幸せになりたいと願うわけです。

でも、これは現代とても変わらない。

人ってのは危ういものですねぇ。

だから精進するわけだ。

ねぇ。

盆も過ぎれば「残暑」などと書くのだろうが、まだまだ「酷暑」とでも書いたほうが似合う。

今日も忙しい。

暇であれば仕事を求め、忙しければ、また不満を言う。

なんとも人間てのは勝手なものだ。

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また、稲を見てきた。

稲穂が垂れて来てる。

「実れば垂れる稲穂かな」とはよく言われるが、世の中には実れば腹を出して反り返るくそ人間が多いようだ。

もしその反り返った稲を食べると食中毒を起こすに違いない。

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本物の稲は垂れてお辞儀をしていた。

そばには小川があり、きれいな水もさらさらと流れていた。

農家は手がかかるのだろうが、見てる者には心が落ち着く。

今日は36度になるそうな。

ワシ、頑張る。

昨日15日にUターンのラッシュだってニュースで言ってたと思う。

さらにこの日は太平洋戦争終わった日です。いや、そうラジオで宣言された日です。これ以降にも戦死した人はたくさんいるんです。

さらに鳥取の盆の終わりを告げる花火大会も終わりました。

で、今日の弊店は盆の代休にて休日だったんです。

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さて、気が付いたのは今朝早く3時頃だったかな。

ふと頭に浮かんだんです。「あ、送り火まだ焚いてない!」と。

が真っ暗の中でオガラをもやしたりすれば、不審者に見られるでしょうし、かといって明るいところで焚くにしても、人に見られたくない。し。DSC_0040

それに焚かないと盆で帰ってきたホトケたちが、Uターンできない。まだこの家へ逗留してるわけです。

きっと怒ってる。

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朝人目につかぬ時間に焚くことにした。

前の豆腐屋さんが自販機のコーヒーを買いに来て、さらに新聞の配達の後がよかろうと考えた。で、そうしたんです。

場所は工場と母屋との間。

危ないので迎え火と同じく蜜漬けの栗が入っていた空き缶利用です。

6時ごろ、静かに下へ降り、玄関にあったオガラを手に取り、ドアも静かに占めて、さらには道路のほうへは背を向けて短く折ったそれへライターで火をつけた。

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少し慌てているのか、もう一つ火の付きようが悪い。

ま、それでも燃えてる。

で、背後へなんか人の気配を感じ振り向くと笑いながら「おはようございます!」との元気な声。

見れば犬の散歩のYさん母娘です。

「あ、昨日焚くの忘れてなぁ、まだホトケさんがおるだが。」と目撃者に対してのワシの弁解。

まぁ、ホトケもラッシュが終わってから一日遅れてゆっくり帰ったに違いない。

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