» 想うことのブログ記事

昼は、そう、工場はけっこう暑いです。

だが、閉店後の、夜ともなれば、秋の虫の音は盛んですし、部屋の窓を開ければ涼しき風がたちまち部屋へ入ってくるのは、きわめてありがたいです。

私、暑いのはだめなんです。

さて秋の和菓子です。

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これは鳥取の梨、二十世紀梨です。

店舗補佐たおちゃんが製造したものです。

本物の二十世紀梨は毎年方々に送ります。

弊店だけではない、結果みんなが鳥取神輿を担いでいるんです。

まぁ送り先もよろこぶしねぇ。

つぎはきんとんです。

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これは、散歩のときにもみかけますが、もう緑のイガグリガができています。

これがもうすこしすると茶色の実った様子になります。

そのまだ緑のときの若いイガグリです。

あの、イガグリって漢字では「毬栗」って書くんですねぇ。

今変換にて、あらためて知りました。

上記和菓子はふだん店舗補佐のたおちゃんが作ります。

作者です。

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洋菓子の世界には女の人も多いですが、和菓子は少ないですねぇ。

今後どう発展していくのか、本人の思い次第です。

和菓子は、いや、和菓子もやりだすときりのない世界です。

確かなのは儲からない。

8月も今日で20日です。

あいかわらず時の流れは休むことをせず、問答無用の流れ方です。

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ところでそんな流れの、店は休みの、その間、以前のこのブログに記した題材の川柳が浮かんで来たんです。

まずは蜩(ひぐらし)。

蜩は 夏の標識 曲がり角

川柳に季語は関係ないけど、蜩ってのは秋の季語なんですよねぇ。でも実際はほかのセミと最初から鳴いているようです。

でもそのカナカナカナは日暮れ、夏が終わるぞ、なんてそんな風情があります。

蜩が 誰に聞かすか 狂い鳴く

山に行くとたくさんの、すべて蜩といった、蜩時雨といった模様で鳴いているんです。

小さな体で目いっぱい鳴いている。

命を懸けて鳴いているんです。

雌に聞かせるためでしょうね。

必死です。

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それから迎え火を焚くのを忘れてた。

結果14日の早朝思い出して焚いたんです。

迎え火を 焚かず野宿の 仏たち

これは文字通りです。

仏たちが我が家がわからないので野宿せずにはすまなかったわけです。で、結果です。

誰一人 迎え火焚かぬ ばちあたり

と、なるわけです。

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まぁ、12日にきちんと墓参りしてるんで、仏様もガタガタいうなと、そんなふうに思います。

さらに今月のG寺の掲示板です。

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反射してて読みにくい。

父がいて 母がいて 私の番を 今生きる

と、ある。

そりゃぁ、そうだわなぁ。

儒教的でもあります。

そうなぁ、人は知らずしらずなにか大切なものを失いつつ生きているのかもしれません。

楽な道を選ぼうとするのも智慧というものかもしれません。

だが、いきいきと生きなくてはならない。

出来るだけ笑顔で暮らすことができるほうがいい。

私の番を生きるならね。

はは、かっこいいで。

台風11号は幸いにも鳥取にはさほどの影響もなしに日本海へ抜けていきました。

ただ、帰省、里帰りの人々には大いにマイナスの働きをしました。

全日空も飛ばないし、列車も、車も動かなっかったりしたわけです。

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盆の準備をしていた弊店も台風11号にはやられました。

一番はマスコミの影響です。

いや、非難してるんじゃないんです。

「命を守る行動をしてください。」との言葉でした。

そりゃぁ、帰省も、外に出るのも控えますって。

「しゃんしゃん祭り」も行事が中止なんてのもあります。

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さて題名の件です。

うちの長男はオランダへ住んでいるんですが、もうじきそこの仕事も終わり日本へ、そして、また他国へ住むことになります。

これはとても我々ができない経験をできるわけですが、一家が生計を維持しながら違った文化の中で暮らしていくのは、また、日本人として生活するのは、特に子供のことを考えると大変なことです。

そりゃぁ、幸いにもたくましく頑張っていますから、我々親から云ってもうらやましい限りです。

で、このオランダとの関係です。

you tubeでオランダで働く、これは単身赴任のお父さんですが、そこへ日本から子供二人が会いに行くんですよ。

その舞台が長男が住む町、ティルブルグなんですよ。

さらに、このお父さんの会社の日本人も知り合いがあると長男は言ってたんです。

で、観ました。

いやぁ、我々夫婦が見ていて、涙、涙ですよ。

全編①から④までだったかな?①をリンクします。

あとはそのまクリックして②へ③へ移動して観てください。

あ、ティッシュー用意してください。その方がいいと思います。

下記クリックしてください。

これです。

賞金稼ぎになれないかといろいろ応募したんです。

川柳公募なんてのが、会社、商店街、地域とか結構あるんです。

で、こう、ほら西部劇であったじゃないですか?

賞金稼ぎ。

アウトサイダーでちょっとかっこいい。

あ、これ、違う気がする。

川柳送って金稼ぐのは賞金あらし?

はは、稼ぎでも、あらしでも、どちらでもないわい。

一度も稼いでないし、あらしてもない。

そんな応募した川柳のメモが出てきた。

オリックスの「マネー川柳」だで。

金にまつわることであればなんでもいいという、最優秀賞は30万円だ。

このブログにかって賞金の文字が一度も出てきていないのは全部没ということなんですが、まぁ紹介しておきましょう。

金欠の 徒歩通勤で 脂肪もない

死ねないよ 年金頼る 家族たち

この二句はたいしたことない。

三句目。

健康は 金庫いらずの 財産だ

これ、いいと思いません?だがオリックスからはなんの連絡もなかった。

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さて話は本来にもどり松江からの帰りです。

結局歩って駅まできました。

そこで土産を買わなくちゃとばかりに、お菓子も買わにゃならんし、目にはいれば酒のミニボトルも買わにゃならん。

おいしそうなパンもあったんで、次の日の朝食にもなるし、列車の中でも食べれる。

はい、私買いました。

米子発18時の鳥取ライナーに間に合うべく各駅停車に乗り、いや、もう、なんか往復二度目ともなれば、結構なじんだ感じがあるんです。

米子で乗り換えて米子始発の快速鳥取ライナーに座ることができました。

と、和田山に行ったときにもそうだったし、先回の美術館への往復のどれだったか、やはり女性運転士だったんです。

我々の息子たちよりももっと若い。

右斜め前に掲示した時刻表を指でなどりながら、何度も確認して、停車駅にはきちんと止まり、さらに降車客の整理券、運賃とかも見なければならない。

緊張して仕事しているその表情はとてもきれいでした。

若い息子がいたら嫁にしたいと思ったに違いないで。

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バスだけでなく列車もワンマンカーというんですねぇ。

人件費の削減です。

どこも大変です。

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鳥取まで米子から約一時間半かかるんですが、その間に、たぶん「スーパーまつかぜ」だと思うんですが、二度かな?待ち合わせて擦れ違いました。

朝の散歩の時に見る黄色の車体です。

さすが特急ですから、「早いで!」と思わせるスピードで西へ走っていきました。

で、鳥取の駅へ着いて、迷わずタクシー乗り場へ。

と、なんだよ?

運転手がホテイ堂を知らん?

ばかやろう!と、思い、ふむ、そうか、とも思う。

このタクシーの運転手が客のいない時にエアコンの効いた車内でたばこを吸って、臭い車であっても、そうか、、、

ホテイ堂を知らんか、と、考えにゃいけんわい。

四代目が弁当買っててくれて、食べて寝た。

なにがきっかけだったか?司馬遼太郎さんの文庫を読んだら次々とネットで買って読んでるんです。

いまは「歴史と視点」をよんでるわけですが、これが200円程度で手に入るとは有り難い。

でもこんなに安くていいのかなとも思うんです。

ちょうど昨日も行った農協の施設での野菜の値段のようです。

本を書くにも、野菜を作るのも、それ相応のエネルギーがこもっているわけで、なんかそれにしては安すぎるような気がするんです。

とは言え、ただ、高くなったら困るけどなぁ。

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で、この本に作者が学徒出陣というのか大学途中で陸軍の兵隊となったんです。

そうだ、弊店の女将の父親もそうでした。

この義父は海軍の飛行機乗りでした。

幸いにもゼロ戦での特攻はやりませんでした。

紫電改に乗ってB29とも渡り合った、いま90余歳でグランドゴルフが楽しみな老人です。

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作者シバリョウさんは戦車兵でした。

これがまた日本の戦車は57ミリの大砲を積んでいるのにソビエトの37ミリの砲が付いているBT戦車にこともなく負けるわけです。

要は八七式戦車かな?チハシャと言ったと思うんですが、防御する鋼板が薄くて弱いんです。

BT戦車の徹甲弾が防御版を簡単に貫いてしまう。

中はミンチになってしまう。

冗談じゃない。

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一方大日本帝国の戦車の57ミリ砲を撃ってもその砲弾のスピードが遅くてはねかえされてしまうわけです。

昭和14年(1939)か?

ノモンハン事件でのことです。

日本帝国陸軍の兵たちは蹂躙されました。

だがこれは秘密にされたんです。

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陸軍参謀本部が作戦立てたわけですが、どうも、きちんとしたものになってないわけです。

日露戦争とはまったく違う。

しかもその参謀が責任を一切問われていないんです。

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アホ揃い。それが日本だった。

作者の意図にあわせばアホの集まりが世の中牛耳って、出世するにはそれに準じてアホにならねばならなかった、ようです。

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たくさんの兵が、民間人が死にました。

いつもしわ寄せは弱い庶民のうえに乗っかってくるわけです。

だからこの時代選挙の一票は大切に投票せねばならないのです。

まどろっこしいとこもあるけどねぇ。

でもこの票を集めるほうは必死になっている、選挙の時だけは、、。

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シバリョウさんの戦車から少し離れてしまいました。

明日書きます。

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