» 飛行からくり江戸おうらいのブログ記事

この数日以前からのパソコンがどうもブログと合わない。おかしいんです。

で、腹立だしくウインドウズ8のものを使うこととなったが、以前これはブログとはえらい相性が悪かった。

どうなるのか?

うまくいかない場合はやめるのだ。

さぁ、画像を載せるぞ。

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あれ?うまくいった。

と、なれば本文です。

滑走路が長くて手持ちの望遠レンズが届かないことが分かったんです。

だもんで、だったら逆に短いので撮ったるがなぁと考えたわけです。

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そう思った以上はこの日望遠はもっていかない。

問題は風向きですよ。

西から吹いてくれないと困る。

西の端で待つ我々の方には離陸してこないのです。

飛行機というものは風向きに離陸するんです。

艦載機などは母艦が風上に向かって走りそのうえで発進したものです。

だから天気図を見た。

微妙な風向き。

だが、一番機に浜に出たんです。

海は凪だった。

滑走路西の端で待った。吹き流しは横向き。

と、出発が遅れてるんですよ。

どうも、羽田の様子をうかがっているらしい、と、思う。混むもんなぁ。

と?

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朝日に照らされて女将がなにやら始めた。

こんな時たいていわからんのです。なにをするのか。

尻を突き出してまさか大きな屁でもするわけでもあるまいに‥‥。

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あら?そんなんで飛ぶつもりか?

けっこうなりきるひとですからねぇ。

だが、聞くと下腹を引っ込ませる体操だそうな。

安心したで。

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だが動き出したそれは東への離陸でありました。

まぁ、それなりにカッコいいから画像をクリックしてください。

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このちょっとシュールな感じがいいではないですか、ねぇ?

画像クリックですよ。

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で、まぁ、排気ガスの臭い残して大きな期待を少し震わせて江戸へ飛んでいきました。

今日鳥取は暑かった。

まだ5月なのに、暑いです。

ええかげんにせぇよ、と言いたい。

いや、言ってみた。

なにもかわらん。

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ANA

これって、やっぱりかっこいいですよ。

滑走路の端、2キロ先からこちらへ最初は徐々に、が、すぐに、見るよりも早いスピードで迫って来るんです。

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目いっぱいの力を発揮して飛ぼうとしてる。

ジェットエンジンの推力はすごいですよ。

滑走路半分あたりでむ前輪を浮かしてる。

主翼も少ししなってるような印象を受ける。

これって200キロ/h以上のはずだで。

もう少しこちらの近いところで浮いてほしい。

「来た来た来たで。」とつぶやきながらシャッター押してるんだけど、少し遠い。

望遠が届かない。

迫力が感じられない。

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そんなワシのことかまわずやって来た。

主翼をしならせて浮いてきた。

「おぅ、浮いた、浮いた。来るで。」つぶやいてる。

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ほーら、ほら!

この場面。

これをガバッとアップで撮りたかったんですよ。

ワシの持ってる望遠では足りんゎ!

ええい、来い、来い!

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一つには機材が勝負ってとこがあるわなぁ。

馬力の少ない0戦より2,000馬力のグラマンF6Fやら、コルセアが優位に立つのと同じで、道具ってのは勝負を決める。

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こんな昔の詳しいぼやきなんかその場では頭にないんですよ。

「くそ!もっと望遠がないのか!足りんがな!もう。」と、そんな感覚だわなぁ。

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しかし個人の思いになんの暇も与えずにガーと来た。

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迫力!

迫る迫力!

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もう、頭の真上に来る。

初めての経験だで。

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とにかくシャッターを押す。

ズームを引くなんて余裕はない。

押す。

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そのままの体の形で、仰向けにのけぞってカメラを構えて一回でも多いシャッターを押そうとするも、間に合わん。

のけぞって、のけぞって、くそ!DSC_0040

ズームを引いた。

どんなのが映ってるのかそのときはわからん。

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もう体で撮ってる。

頭じゃないんです。

で、ここから体の向きを変える。

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ここからは峠を過ぎて、遠ざかる機影だわなぁ。

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ははは、画像を見ると、撮るのにけっこう必死の雰囲気が感じられるわなぁ。

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遠ざかるのも早い。

またその推力たるやまざまざと力を感じる。

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すぐに海、日本海のほうへ舵を切って高度を上げていきます。

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なんか、早いなぁ。

早すぎる。

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小さくなっていきました。

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ええなぁ。

ときは平成二十六年薫風香らぬ因幡の五月の二十日過ぎ。

む?今日は西へ向かってからくりが飛ぶのではないかなとなにかが告げる。

よし!とばかりに顔を洗って外へ出た。

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9号線はすいすい走って、すぐに伏野へ着いちゃった。

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07:05が出発のじかんです。

はは、だが実際に離陸するのは07:10過ぎですよ。

時刻表に載せてあるのはターミナルビルの前を動き始める時刻なんです。

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だから、それでもいそいで砂の上を800メートルほど歩かなならん。

急ぐとけっこうきついかな。

片道1,600歩。

かって鳥取砂丘で訓練した鳥取連隊は足腰強かった。

私はその息子の世代であればそうは強くないんです。

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まぁ、それでも時間は余裕がるらわなぁ。

だが曇ってる。

予報では昼からでないと晴れない。

まぁ、曇りの日の灰色の機体もええで、と、なにかに動かされてる。

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浜昼顔の花ばかりが目に映るんですが、思ったより紫がかってると思う。

ところが少し歩くと紫が薄くなったり、濃くなったりのピンク色。

どうなってるのかようわからん。

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と、あらら?青空が、青空がでてきたで。

そりゃぁしっかりとした光があるほうが金属の機体には似つかわしい。

ええで、これは、と思ったんです。

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もちろん間に合ったんです。西の端。

吹流しは東の方向へ流れてた。

案の定からくりは西へ、こちらへ離陸してくるぞ。

さらに陽が、滑走路の一部ではあるが照らし出した。

これは、もう、やってきましたです。

チャンスは前髪をつかめ。ですよ。

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その前髪が滑走路の上をこちらへ方向を変えるためにゆっくりと東端に向かってる。

ほら、やっぱりこっちへ来るぞ。

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こちらへおもむろに機首を向けようと動いてる。

これ、2kmの距離があるんですよ。

音もあまり聞こえない。

風の音のほうが耳を覆う。

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で、ほら、こちらにしっかり向いて、少しの間停止した、ように思えた。

点灯したライトが三つか?見える。

さらにスロットルが開かれてる。どうも。

おもわず「おぅ、来るで、もうすぐだで。ほらエンジン上げたで。ほらほら、動き出した。」と言葉がでてくる。

DSC_0019動いてる。

エンジン全開で機体が震えてるのが感じられる。

つづく。

食事だ。早く食べんといけんだわぃ。

「飛行からくり」よりも「飛空からくり」のほうがぴったりする気がする。

だからこれからはANA東京便は「飛空からくり江戸おうらい乗合便」にします。

で、昨日の続きです。西側からの着陸です。

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あの、ほら、滑走路と車輪が触れたとたん、バシュッ!と白い煙がたつのを、やはり撮りたいんです。

このときはシャッター押してたところから滑走路が見える位置まで駆け上がると、もう飛空からくりは着地していた。

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画像をクリックしてくれたらわかるけど、空気が暖められて光が屈折し、ちょうど鏡に映ったように、機体が二重に写る。

肉眼ではよくわからないありようです。

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着陸態勢がおわり、ターミナルビルに向かうとき、これって乗客には、この自転車くらいのスピードに落としたときに、そう、えらく安堵の気持ちがおきるんですよ。

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だが、まだ私は当初の目的である離陸時にこちらへ向かってくるその迫力ある機影を撮ってないんです。

だから、この画像を撮った翌日07:05の江戸行き一便を撮りに行くことになるんです。

これは明日にでも載せることにします。

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話は変わる。まったく変わる。

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今日閉店してからの話です。

ロンドンから電話が掛かってきた。

ロンドンだで。

この因幡の小さな和菓子店にです。

電話代高いでなぁ。

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弊店の「因幡のくりまんじゅう」を送ってほしいとのことでした。

数日前に高校の同窓生に送ったばかりです。

このときは浅草橋へ。

そういえば三月だったかな、浅草の南、本所をさらに下ると深川の富岡八幡宮のすぐ近所、いや、これって、時代小説で読んでた町名ですよ。

江戸古地図を開けば載ってる。

その「門前仲町」のお店から「袋川桜土手どら」の注文があり、江戸時代に行ったみたいでほくそ笑んで喜んだことがあるんです。

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それが今日はロンドンだ。

で、振込み方法とか、ほら、鳥取銀行への振込み方法とかわからんがなぁ。

四代目がオランダに住む長男にメールで問い合わすこととなりました。

グローバルだで。

鳥取空港の滑走路は方向としてだいたい東西に一本あるんです。

東は砂丘のほうへ飛んで行くし、西は海へ向かって浜村方面へ飛んで行くんです。着陸はその逆となるわけです。

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いずれにしても風まかせ。

飛ぶのも、降りるのも風上に向かって風を正面に受けて飛行からくりは飛び、降りるのです。

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一番いいのは列車の転車台のように滑走路が動けばいいのだが、そうはいかんわなぁ。

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この日は西から降りてきた。

滑走路西端に待っていた私たちには、「おう、来たで!」とシャッター押した。

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オ~ラ、オラ、オラ!

カッコええがなぁ。なぁ!

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どう?

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音がまたいい。

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ごっつい金属音!

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金属音だから飛べるんですよ。そんな感じがする。はは。

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で、近くになれば、これは、もうシャッターが間に合わない。

轟音と急激な大きさの金属物体。

迫力ありまっせ。

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ねぇ、、これ、、キーンだで。

ゴガーだで。

早いで。

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何が写っとるだいや!?

なぁ?よく見てくださいって。

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