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「飛行からくり」よりも「飛空からくり」のほうがぴったりする気がする。

だからこれからはANA東京便は「飛空からくり江戸おうらい乗合便」にします。

で、昨日の続きです。西側からの着陸です。

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あの、ほら、滑走路と車輪が触れたとたん、バシュッ!と白い煙がたつのを、やはり撮りたいんです。

このときはシャッター押してたところから滑走路が見える位置まで駆け上がると、もう飛空からくりは着地していた。

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画像をクリックしてくれたらわかるけど、空気が暖められて光が屈折し、ちょうど鏡に映ったように、機体が二重に写る。

肉眼ではよくわからないありようです。

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着陸態勢がおわり、ターミナルビルに向かうとき、これって乗客には、この自転車くらいのスピードに落としたときに、そう、えらく安堵の気持ちがおきるんですよ。

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だが、まだ私は当初の目的である離陸時にこちらへ向かってくるその迫力ある機影を撮ってないんです。

だから、この画像を撮った翌日07:05の江戸行き一便を撮りに行くことになるんです。

これは明日にでも載せることにします。

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話は変わる。まったく変わる。

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今日閉店してからの話です。

ロンドンから電話が掛かってきた。

ロンドンだで。

この因幡の小さな和菓子店にです。

電話代高いでなぁ。

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弊店の「因幡のくりまんじゅう」を送ってほしいとのことでした。

数日前に高校の同窓生に送ったばかりです。

このときは浅草橋へ。

そういえば三月だったかな、浅草の南、本所をさらに下ると深川の富岡八幡宮のすぐ近所、いや、これって、時代小説で読んでた町名ですよ。

江戸古地図を開けば載ってる。

その「門前仲町」のお店から「袋川桜土手どら」の注文があり、江戸時代に行ったみたいでほくそ笑んで喜んだことがあるんです。

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それが今日はロンドンだ。

で、振込み方法とか、ほら、鳥取銀行への振込み方法とかわからんがなぁ。

四代目がオランダに住む長男にメールで問い合わすこととなりました。

グローバルだで。

あまり、というか、まったく、というか、連休はそんなに関係ありません。

ま、でも店を少々早仕舞いです。

楽。

と思いきやかえって疲れが出てくるようです。

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女将が言ってた今日のお客さんの話。

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「今日なぁ、一世一代のお菓子を買いにきた人が来んさったで!若い人でなぁ、これから結婚の申し込みに行くけぇ、お菓子の詰め合わせをして下さいと言って来んさっただが。」

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「値段はどれくらいにしますか?って聞いたら、三千円から四千円ちょっとくらいだって言んさるだけぇ、若い人はたいてい千円くらいだのにって言っただが。」

一世一代だから千円じゃぁ安すぎるがなぁ。と、思うんだがなぁ。

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「そこのお父さんやぁがお菓子を好きなんだって。」

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いいよなぁ、若いっていいもんだ。

一生懸命っていいもんだ。

この若者は絶対成功してるって!

そう、GWと大女将の誕生日に神戸から妹二人が鳥取へ帰ってきた。

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4日の午後に鳥取へ帰って来て今日はもう神戸へ帰っていった。

あわただしい。

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で、こどもの日にて店舗補佐のたおちゃんも休みだし、けっこう忙しかった。

そう、柏餅と粽だ。

午後遅くには売り切れで、尋ねてきたお客さんには気の毒でした。

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さて、バースディケーキにろうそくを立てるのはいいが、歳の数を立てたらケーキが埋ってしまう。

で、一本が十年か?

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まだまだこれから先には一本十年のろうそくを三本は用意せなばならぬだろう。

ワシのほうが風前の灯だで。

女はしぶといで。

そういやぁ渡辺淳一さんが亡くなったとネットに出てた。

元気そうだったのにねぇ。

医者だったらもっと長生きせにゃぁいけんで。

まぁ、ほんとかうそかしらんが、彼女をたくさんつくっったしええがな、なぁ。

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スマホで写真撮り。

なんでろうそくを吹き消すのか理由は知らん。

厄を吹き飛ばしてるのだろうか。

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その間も店で一人活躍の忙しい女将だで。

だが、

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ケーキだけはしっかり食べるのであった。

ずっと司馬遼太郎さんの「この国のかたち」を、二度目を読んでいるんですが、そこにちょっと面白い話があります。

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鎌倉時代末から室町時代、1390年前後ということになるのでしょう。

京の町では明との貿易が盛んだったようです。

行き先は寧波(ニンポー)だったそうな。

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ここにはたくさんのお寺があったようです。

そのお寺に肥満漢の像があったそうですよ。

「布袋(ブーダイ)」と呼ばれてたそうで、招副の神だったそうです。

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が!?この肥満漢を弥勒菩薩でもあると地元の人はいうそうで、こりゃぁ日本人は驚いた。

ほら、日本人にとっては弥勒菩薩といえばほっそりとした体で、笑うのか、笑わぬのか、アルカイックスマイルとかいう、痩せたモナリザみたいな菩薩ですよ。

全然似てない。

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この布袋さんは寧波の岳林寺にいた唐時代(618~907)末の契比(カイシ)という奇僧だったそうです。

この契比さんが江戸時代になって七福神の一人になるんですよ。

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で、あとの六人は神さんっだたりして、実在はしてないんですが、たったひとりの生身の人だったようです。

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なお鳥取市河原町の布袋という地名がありますが、これは大国主の命がかたにかけた袋を置いたというところから、布袋の地名がついたとのこと。

古事記に書いてあるようで、とすると、712年か?

唐に布袋さんはまだ生まれていない。

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どうなん?

関係あるんか?

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弊店の初代はこの布袋さんをよしとしてホテイ堂と名をつけたわけです。

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そして三代目も四代目も、その女将たちもそのことに引きずられて生きている。

是非とも福の神であってほしいと願うで。

DSC_0001店の前のななかまどにも蕾が大きくふくらんで、もう葉の形が見受けられます。

陽気も暖かになり春なんですねぇ。

などと、、、、、冗談じゃない。

今日電話がかかってきて、急に八頭菓子工業組合の総会へ行ってきた。

そこでの話し。

弊店ではずっとヤマト運輸を使って主に関東へ荷物を送ってたんです。

それなりに数を出荷するので定価より価格を安くしてもたってたんですよ。

だからこそ得意先にの安く送ってた。

ところが先月の末、今月から急に定価でないとだめだと言って来た。

これには現場の配達員もがめてるようで、だって荷物がすくなくなるわけです。

弊店は別な運送やで送るようにはなったんだが、ここがなかなかだめなんです。

言ったことをしない、注意がいきとどかない等々。

で最初のはなしになるんですが、八頭では先月の弊店の値段で送ってるとのこと。

さらに最近やすくなったとのことです。

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さらに赤碕の業者もいわゆる契約料金で送ってるとのことです。

なんなんだ?鳥取だけか?

ように困ってるで。

さらに4月から価格が上がるそうだ。

まいるで。

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