» 賀露の海のブログ記事

夕日といいますか、太陽と海というか、水平線に太陽が消える。

実質10分くらいでしょうか。

だいたい写真に凝ってわざに撮りに行くようなことはしませんでした。

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ところが、最近少し凝ってきた。

わざに賀露海岸へ撮りに行く。これで4度目くらいかな。盆前でそれなりに忙しいのにですで。

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これがなかなかいいもんで、そうなぁ、蜩と似てる。

過行く時間といえばいいのか、そんな象徴的な感じがするんです。

蜩は耳で、落日は目で感じるわけです。

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なんか人を超えたものがあると思いませんか。

かって知り合ってた銀行員のSさんが、鳥取へ支店長となって転勤してきたんです。

今日は買い物に来店でした。

結局買い物より長い話となってしまいました。

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さてそれはそれとして、10日ほど前でしょうか、本を読み終わりました。

「空海の風景」というもので、あいかわらず作者は司馬遼太郎さんです。

まず、空海っていう名前なんですが、西暦800年前後のころとは思えない。

すごくいかした名前ですよ。空と海って近代的だとおもいません?

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で、空海さんは天才です。遣唐使船に乗って唐へ渡るんですが、これが30歳少し前かな。

中国の言葉もできるし、漢文もしっかりしているんです。

ちょっとなぁ、信じられない。

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偶然というのはあるもんで、この遣唐使船が4隻で出発するんですが、なかなかきちんとは唐の都へは行けない。

一隻は難破。空海の乗った船もとんでもなく南へ着いてしまうのです。

ところが2隻目の船は比較的うまく着いて乗っている人たちは先に都の長安へたどり着くのですが、この団体に最澄さんがいたんです。

空海さんは日本へ真言密教を伝えて、完成させ、高野山に修行場をこさえ、最澄さんは天台の教えを日本へもってかえり、比叡山で天台宗を開くんです。

後の平安時代の代表的な二宗教を始める二人が同じときの遣唐使船に乗ってたってのは、なんかすごいですよ。

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そうそう、二人は最初のころは仲がわるくなかったんですが、6歳年上の最澄さんは極めて真面目な人で、お経から学ぼうとする最澄さんと、行をしながら体得する空海さんの密教の違いというのでしょうか、別々な形になってしまいます。

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そうそう、有名な話に空海さんが悟りを開いたときというのがあって、場所は室戸岬の洞穴なんですが、今もあるそうな。

そこにはいると、目に入るのはまさしく空と海だそうです。

そこにいるときに金星が迫ってきて、なんと、空海さんはこれを飲んだそうな。

大きな口ですねぇ。

これは唐へ渡る以前のことです。

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さらにそれまでは他宗との出入りを自由にしてたものを、他宗お断りにしたのは空海だそうで、その後一つの宗派はその宗派でもって他宗との自由な交流は禁じたようです。もっとも、高野山へ行ってみると様々な宗派の信徒が参っているようでした。

また、比叡山には鎌倉期に宗派を起こす、たとえば法然、日蓮、栄西とかが修行したところでもあります。

空海さんは弘法大師、最澄さんは伝教大師といまだにその名は千年を過ぎても伝わっているのを見ると、大変な影響力があったのでしょう。

どうも、わしらとはえらい違いだ。

あ、えらく簡単にすぎてしまいました。また、載せるかもしれない。

一年前の昨日は礼文島の香深港から稚内行のフェリーへ乗ってたんです。

天気に恵まれた旅でしたが、特にこのときはそう思いました。空と海だけの日の入りを見たんです。

回りは海ばかりの夕方に丸い太陽が水平線に徐々に沈んでいく姿に興奮したものです。

あ、いや、それがあったからというわけでは60%ないのですが、以前から賀露の海岸でもそのSUNSETをねらってたんです。

もちろん平日はそうそう行けないし、そうなぁ、一番は天気ですよ。なかなかうまくいかない。

で、昨日は月に一度の休みの土曜日でした。温泉に行きましたよ、午前中に。あぁ、贅沢、贅沢ですねぇ。

天気予報は一日中曇りだったんです。でも、なんか空が気にかかる。

夕方、どうも雲がなくなってきた。

6:30頃かな?斜めの強い日差しのまぶしさのなかに車を海岸に出てみたんです。

水平線の上には雲がほとんどない。で、まぶしい太陽が水に反射していました。

40分くらいまぶしい海を見ながら待ったかな。で、結果が次の画像です。二年連続でいいもの見させていただきました。

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どうです?画像をクリックしてみてくださいね。

これも毎日のように餌をやっている雀の恩返しかな?

そうそう、このSUNSETの時間が近づくにつれて駐車場の車もかなり増えて結構な人が集まりました。

鳥取人はこの夕日を知っているみたいです。

今月も中旬ともなれば恒例のG寺の掲示板を載せねばなりません。

毎月ってのはけっこう大変だと思うのですが、毎月ちゃんと掲示板の内容が変わる。

しかも自筆です。上手ではないがなかなか頑張っていらっしゃいます。

その住職が書かれた今月の掲示板の言葉です。

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「成仏とは 生きる喜び感じた時の事」だとさ。

これはええで。

これまでの傑作かもしれない。

ワシも賛成です。

この言葉からいうと、たくさん成仏できた人は幸せです。

何度も仏になれるしねぇ。

でも、その生きる喜びがわかるのは、それ相応の苦労、悲しみ、しんどさを知った上での成仏ですよ。

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今回はこんな立て看板がありました。

決して人通りの多いところではないけど、PRの基本ですよ。

金をかけないこのやり方、努力にも賛成です。

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G寺の掲示板を撮った同じ日の賀露海岸です。

なんか、かっこいいんですよ。

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海岸に出ると雲が低いんです。

普段の生活では、空、雲ってのは高いところにあるもんなんですが、海岸に出てみれば、低いんですよ。

この日その低い雲の上へ飛んでいく飛行機も撮ってみた。

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なんて云えばいいのか、ジェット機の推力はすごいですよ。

毎回見るたびに感心してしまいます。

東京羽田行一便です。

乗るやつは鳥取のためにしっかり仕事して来い!

我々夫婦は6;30AM前に家をでるんです。

朝の散歩です。

晴れというか、青空を感じれば賀露の海ですよ。

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今朝はけっこう暑かった。

予報では32度なんて云ってたが、ほんとのところ何度になったものだろう。

「因幡のくりまんじゅう」焼いてて、えらく蒸せましたが、、、。

で、早朝にもかかわらずすでにサーファーが遊んでる。

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我々は7:10すぎに東京便の飛び立つのを見て帰るんですが、サーファーたちは7時を期して、どうも帰ってる。

はは、会社へ行かねばならないらしい。

元気なもんですよ。

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朝早いのに、我々がここへ来るときのほうが、帰るときより人が多いんです。

あ、そういやぁ、我々も帰ってから仕事だゎ。

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