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九州鹿児島へ行くのになんで船なのか?

船がいいからですよ。簡単。

いや、まぁ、そうだけど、けっこう安いんですよ。具体的に言うと二人で「デラックス」の部屋で、あ、これは一番いい部屋ですが、39,000円です。大阪から大隅半島の志布志港までこの値段です。通常は59,000円だけど割引があるんです。バストイレ付です。で、バストイレ無しでは二人で38,980円なんです。20円しか差がないんです。だったらデラックスですよ。大阪までのバス代を考えても列車乗り継ぎの鹿児島から鳥取への列車料金よりもわずかに安いくらいです。

それにまだある。土佐沖の太平洋を通るんです。

これは龍馬たちが眺めていた太平洋から、土佐を眺めることになるんで、通過のときになんか感じるかもしれないと思ったんです。

で、第一ターミナルからバスで薩摩弁が耳に入る第二ターミナルへ移動して、時間待ちです。今回の船は「さんふらわぁ さつま」で、12,415トンです。一昨年の小樽へ行った時の「はまなす」はたしか15,000トンだったから比べると少々小型です。

乗船は一時間前と聞いていたのに、現場では30分前でした。

で、昔の空港のように入り口まで徒歩で行くんです。鳥取空港でもちゃんと、なんというのか?待合室からそのまま飛行機へ乗っちゃうあの廊下?新日本海フェリーではそれだったんですが。

ま、船の大きさは目の前にそびえるんでよくわかります。

うむ、と、がっかりしたのは窓がくすんでる。せっかく土佐が見える側なのに、これは少しいけんで。

 

窓の外に廊下がないから拭けないんだろうと思う。来年新造船になるとのことで、きっと改善されるに違いない。

出航までに大浴場へ行ったろうと思っていたが、なんと、同じ思いの人がけっこういるみたいなのでやめた。

エアコンが効いていて涼しいですよ。「デラックス」の部屋ですよ。

と、いつのまにか出航です。たくさんの係の人が並んで手を振っています。いやぁ、船っていいですよ。

それで、じっと外を眺める女将です。

17:55発が5分遅れで出発です。明日09:40に志布志港着です。

夕飯にするには少し早いし、ちょっと甲板に出てみるかと、出た。すごい風ですよ。そりゃぁそうだわなぁ。時速37キロくらいで走ってるんで、車にたとえるとその巨大な屋根に乗っているようなものですよ。

どう?いいでしょ。船ですよ。青空だったら申し分ないけどなぁ。ま、仕方ないわなぁ。

先ほど出帆した港も霞んで見える。

ここは大阪湾ですよ。

えらい風ですよ。ぼうぼう言ってる。

部屋に帰りました。

で、乾杯ですよ!

いや、「風呂に先に入るがええが。」と言ったんですよ。汗かいてるしね。さっぱりして乾杯した方がいいんじゃないかなと思ったんです。

が、

「どうせ乾杯の写真撮るだろう?だったら着替えないけんけぇ、先に食べたほうがええ!」とのたもうた。

「はい!」と私は逆らえない。

これって、coco壱番のメンチカツカレーです。この船にはもちろん食堂があります。だが、値段が高いで、と、思ったんです。だから乗る前にニュートラムで着いたATCビルで買っておいたんです。

えー、船の食堂ではバイキングなんです。夕食は大人1500円。60歳以上は1250円(?)くらい。少しは安くなる。だが、500円の生ビールを飲むと一人が1750円となるじゃない?

もっともこのメンチカレーが1000円ほどで、自販機のビールが300円くらいだったか?無茶苦茶安くはなってない。そんなもんだで、世の中は。でも、おいしかったですよ。

今下から女将の声。

「ごはんだで~。」だ。

つづくだで。

前々から鹿児島へ行ってみたかったんです。そう、西郷さんです。さらには大久保利通、大山巌、東郷平八郎と、たくさんの明治維新の人達が、この薩摩の出身なわけです。日本の端っこの国が、徳川さんを倒して新しい日本を作ったんです。長州も端っこだし、土佐もそうだでなあ。

で、薩摩でも西郷さんが生まれ育った加治屋町へ行ってみたかった。もちろん昔の名残はなかろうけども。それでもそこの空気を吸いたかったんです。

さらには仙厳園。これは薩摩の殿さんの別荘だったところで、錦江湾と桜島が見える。島津斉彬さんはきっとそれを眺めていろんなことを考えていたに違いない。その眺めを見てみたい。

さらには知覧。陸軍の特攻基地ですよ。

そしてまとめとして薩摩へ行ったら桜島が近くに見える宿でビールで乾杯をしてみたい。これが主な目的です。

そう、女将の希望もある。特に門司港レトロです。これもあれも行きました。

さて8日の昼前鳥取を発ちました。二年前の北海道旅行の時と同じく日本交通のバスです。北九州では大変な大雨とのこと。列車が止まれば引返すか、との、しかし、降るなと願いながらの出発でした。後に大変な災害だと知ることになるんですよねぇ。能天気ぎみに鳥取を出ました。今回は終点の弁天町まで乗ります。

これ大阪空港ですよ。いや、大阪国際空港と表示してある。久しぶりに見ると全然昔と違う。そりゃそうだ。見知っていたのは50年くらい昔かもしれない。今回は通り過ぎるだけです。

神戸、大阪に行くのはこのバスが極めて便利で安いです。ボンバルディアが見えますよ。

大阪のこのビル群を見るのは何年振りか?鳥取の人間にとって、いかにも「都会」って感じですよ。当たり前で鳥取にはこんな眺めはありません。無いほうがいいけど。

大阪南のOCAT、バスターミナルも過ぎてこのバスは弁天町へ行くんです。

超便利!3時間ほどで着いちゃう。でも客は少なかったが、ええのかな?

ここからは下調べによると地下鉄に乗り、さらにはよう解らんがニュートラムなるものに乗ってトレードセンター前駅まで行かなならんのです。

で、下りたらすぐ近くに地下鉄の駅があるはずなんです。周りを見るとありました。「あ、そっちが地下鉄だがなぁ。」と女将に告げてその駅の入り口を覗くと、階段。それも上に向かう階段ですよ。普通地下鉄と云ったら下向きに向かう階段を想像するじゃないですか。が、ここはそうではなかった。

その階段を上がったんです。そしてくるりと次の通路を見ると、また上向きの階段だで。なんで?地下鉄?しかたないので夫婦とも重いスーツケースを抱えて登ったんです。

そしてやっとホームがありました。都会ってのは怖いところです。地下鉄ってのは空中を走ってる。こんなのって広辞苑ではどう説明するんだろう?

ほら、地下鉄からの眺めです。ま、でも、迷わずに乗れたってのは、我々も都会人かもしれない。

で、都会人だから迷わずに(?)ニュートラムを乗りこなし、さらにはATCタウン、ITM棟2Fにあるサンフラワーの発券所へ簡単(?)に行けたのはこれは奇跡かもしれない。ここまで一回も間違ってないのです。

バスで弁天町に着いてから、乗船までにはざっと二時間あるんです。だもんで、この何とかビルを少々見学なんです。

こんな海際にたくさんの人、親子が来ている。都会の遊び場かなぁ。そうだとすれば、ようわからんが、鳥取のほうが絶対に恵まれてる。と思う。悪いけど。

ちょっと、この場所はどう説明したらいいのか?なんともようわからんで。

で、時間あるし、17:55の出航、一時間前の乗船にはまだまだ時間あるし、そう、たこ焼きです。ビールで食べたんです。はは、大阪を食べました。

つづく。

 

ながい間ご無沙汰でした。夫婦で九州へ行ってたんです。

結果右足の親指の爪は内出血で黒紫色となり、ふくらはぎの筋肉も悲鳴を上げています。

さらにはホテルでの朝飯のバイキングでは、貧乏性ゆえに多めに食べて、あはッ、体重が増えました。ヘルスメーターがどこにもなかったことも原因でしょう。

そして、毎晩、こんな時ぐらいはと、普段は飲まないおいしいビールも飲みました。絶対に痩せられない。それとともに、極めて不規則な生活が加わり、血圧計のデジタルは乱高下を繰り返しました。

ま、しかし、大雨の恐れの中でも、おおむね当初の計画通り旅行が出来ました。

おいおい記していきたいと思います。

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