スーパーいなばは上郡より進行方向が変わります。
前後が逆になるわけです。
ですからここで座席をくるりと回転させて座る方向を変えます。
この時に誰が一番先に変え始めるか?これが少々の気づまりなんです。
山陰因幡の人間はつつましく、なかなか誰も座席を変えようとしません。

ところが岡山から鳥取への時には直ぐに誰かが変えようとするんです。
すると全員が座席をくるりと回します。

さて、天気もよし。
すぐに岡山です。
いやぁ、こんな新幹線は鳥取では見ることができません。

それどころか鳥取市には電車も通っていない。
架線がありません。
よってスーパーいなばもディーゼルカーなんです。
またスーパーはくともおなじくディーゼルカーなんですが、両者それぞれ岡山だろうが、京都だろうがおびえることなくどうどうと踏み込んでいきます。
しかし能力として新幹線は早いです。

しかも山陰本線と違って「のぞみ」だけでも十数分おきに走ってる。
田舎の人間としては、そんなにパカパカ忙しく走らなくてもいいのにと思うところです。
もっとも山陰本線は少なすぎるかもしれない。

700系に乗り40分もかからず広島です。

菓子博覧会の会場前の広電原爆ドーム前に着いたが、人がこの前より多い。
フラワーフェスティバルの最終日だわい。

この日も晴れ。
瀬戸内海はいい天気です。
しかも五月の晴れの日で気持ちがいい。まぁ、歩くと少々暑いかな。

菓子博覧会鳥取県ブース当番引継ぎの時間までけっこう時間があるんです。
また歩くんです。
しかし今回は少し慣れてきた。
人間は学習能力があるんですよ。

で、そう、路面電車で行ったのが、さてどこでしょう?
このとき、以前カードを使って乗り降りしてる人を見てなんなんだあれは?と思ってたんが、分かったんです。
乗り換えのカードなんですよ。

これを使って広電を利用です。
もう広島人だわなぁ。
で、行ったのが、どこか?

ここはどこでしょう?
画像をクリックすれば直ぐ分かる。

終点の広島港ですよ。
ここはいいですよ。

新幹線の駅とはちょっと違う。
のどか、のんびり、でも思いはたくさん。
といったところ。

やっぱり港はいいですよ。

なんか情緒があるんです。
いまやドラはならしませんし、テープも投げませんが。
なんか、いい。

しばらくここで時間をすごしました。
博多ラーメンと稲荷すしも食べました。
470円と150円で安いです。


ここにも菓子博ののぼりがはためいている。
いつまでもここにいるわけにもいかず、そろそろまた、原爆ドーム前へと路面電車のステップへ足をかけるわけです。

ゴトトトトト、ゴトンッ、ビァー、ゴトンゴトン。よく揺れます。
で、また賑やかな広島の街へはいってきました。

べんりですねぇ、広電路面電車は。
鳥取にもほしいけど、街が狭いからあまり役に立たないかもしれない。
で、本町で降りることとなります。
つづく。