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世の中に我々夫婦の孫が二人。
この子たちが我々を呼ぶのが、とっとじいちゃん、とっとばあちゃんです。
鳥取のじいちゃんとばあちゃんなわけで、こう呼ばれます。
長男一家が里帰りでした。
息子のヨメは気を使い大変だったでしょう。よく来てくれました。
で、なんというか、孫です。
幸せなことなんですよ。
でも、孫を抱きながら、相手になって喋りながら、なんか、急にじっちゃんになったもので、とまどいがある。
今日鳥取をまた旅立ちましたが、急に静かになりました。
これは、そう、保育園となっていた我が家が老人三人と一匹の猫というもとの静かさになったのです。
落ち着きを取り戻し、喜んでいいのか、さみしいのか。
来年は我々夫婦で行こう。
長男夫婦と孫二人の所へ。
三毛猫「もなか」は犠牲猫でした。
二人の孫ギャングがほっとかない。
「もなか、もなか!にゃん、にゃん!」とせまっていくわけで、静かにいるところがない。
落ち着くところが無い。
追い詰められて、ついに、軽く爪を出した。
「ギャァァァァァァァ~。オヮ~ンンンンンンン。」の孫の泣き声。
悪いことしたか、と申し訳ないもなかの顔つき。
と、気持ちが我々とヨメと子供のあいだに挟まれる長男。
人間と猫の多角形の関係というのはむずかしい。
それでも日にちがたつと、孫と猫の関係が成り立ってきた。
同じソファの両端で、一人はテレビを観、一匹は丸くなって寝ている。
お互いのありようを少し認めあったようです。
でも、鳥取にいる間は、まだおそるおそるのなで方でした。
別れの時はあっけないものですねぇ。
飛行機の時間に合わせて、レンタカーに乗り込み「それじゃ!」の一言でアクセル踏めば車は去ります。
我が家長男一家の距離はぐんぐん離れて行く訳です。
なんとも、なんとも。
四人とも、元気に、元気に、健康にいてくれ、と願うのみです。
また台風です。15号。
名古屋市では川が氾濫しそうだと、100万人に避難勧告が出たとのこと。
こんなにたくさんの人には初めてです。
川村市長も大変です。
10日ほど前には鳥取も台風12号で農作物に被害が出ました。
やっと日本海にぬけた10日に千代川へ出てみました。
その写真です。
ふだん水の無いところで、かもがやたらエサを捜している様子。
なかなか逃げません。
水によってなにか虫でも出てくるのかもしれません。
下流に八千代橋 が見えます。
水が多いです。
小さな中州も木だけが水面に現れています。
とうとうとした流れに、もしはまろうものなら助からんわなぁと強く感じられます。
画像に見える野球の得点ボード位に水が来ていたようです。
それでも、ランニングしている人はいますし、久松山も変わりなく座っています。
千代橋の方向です。
これは駐車場。
もちろん下はアスファルト。
隣接のグラウンドから土がながされて、まるで砂丘のようです。
列車もゆっくりです。
レールを確かめるように走って、というよりとろとろ西へ向かっていました。
下の木々を見てください。
違った眺めです。
鉄橋の下は濁流です。
そして大河となった千代川であります。
間じかに見るとこわい。恐怖を覚えます。
まだ余裕あり。
水位。
走る人です。
あたえられた命を精一杯咲かせる、咲かせることができた花々です。
咲かせることが出来なかった花も、ももくもくと一途です。
(画像をクリックして下さい。)
黎明です。
こんな景色ってわずかの間です。
人ってのは光というか、光明というか、そう、御来光ですよ、典型的なやつ。
何万年も同じように日の出はあるのに、特に元旦のものにはたいへんな喜びようです。
気があらたまるのですねぇ。
まわりの雲にも光があたり、ふだんとは別なそれのようです。
なんか因州和紙の模様のようです。
この日配達が二件あったのです。それから温泉だ。という日曜日には時々あるパターン。運転手はワシ。その玄関でお客へ品物を渡すのは女将です。
で、出かけるとき、我が家の玄関に向かう女将の服を見たときに、完全に温泉しか考えてないスタイル。ちょうど岩井に住むおばさんが近所の温泉へ出かける服装ですわい。
「ありゃ。これはワシが荷物を運ばないけんわい。」
と、白衣もかかえて車に乗りました。
そのうちの一つが砂丘でした。
久しぶりの砂丘です。
無茶苦茶多いとはいえない人出。
でもあたりまえで県外車が多いです。
三重、和泉、京都、広島といろいろです。
もっと来て欲しいものです。
そのまま、道路を海へ下って海岸道路へ。
海はひろいな大きいな。ですよ。
もっと陽が強かったらいいんですが、いや、波が光るんですよ。
そうするととてもきれいです。ほんと。
波を眺めていると、続いては好きな波は来ないんです。
しばらく待って、まだまだ待って、もうじきだろうと待って、、、、
シャッターから指を離している瞬間に来るんですよ。
このあたりは昔、昔、若い頃よく来ていました。
二人だったり、数人だったり。
その頃おなじクラブのHは夜中におもわず素裸で泳いだとのことです。
彼女が一緒だったか、どうだったか、その話はおぼえてないんですが、もし。一緒に裸になって泳いだなんてのは、これはうらやましい。
遠い昔です。
そのまま車を走らせ国道9号線にはいります。
東へ進めばすぐに岩美町。
しばらく走ると岩井温泉の標識があります。
温泉街というより静かな田舎の町をゆっくりといくと、ありました。
ゆかむり温泉です。
誰でも入れます。
玄関入るとバリアフリーでそのままあがれるのです。
もちろん靴脱いでですで。
すぐにトイレがあったものだからワシは女将を待たせてスリッパ履いて、終わって、、、、出てきた。
戸を開くと受付があり、なんと、入浴券を自販機で買うんですよ。
食堂みたいに一人300円。
「トイレのスリッパは脱いで来てください。」
急に言われた。履いていた私。
しきりがないバリアフリーで、ついついそのままになってたんです。
浴室には二つの大きめの浴槽。掛け流しです。たぶん。
しゃんとした湯です。
しばらく、しっかりと温まり、体洗うかと思った。みると石鹸がおいて無い。ところが体は勝手に動き、並ぶ蛇口の一つの前へすわるんですよ。
だがすることがない。う~む、すぐに立つのもなんだし、タオルで耳をきれいにして、また湯船へ浸かりしっかりと温まってあがりました。
でもワシより前に入っていた人は上がってこない。じっくりと入ってるんですよ。どうも地元人です。
体の芯からあったまっているから外に出ても暑いですよ。
この温泉はうまくできていて、外へ出るとすぐ横に酒屋さんがあるんです。
そこからノンアルコールのビールを買ってグビグビと、うまいで。150円。
帰る途中の田んぼで稲がたおれてた。
でも実った稲を見るのは嬉しいです。
その後テレビでレガッタやってた。
なんか懐かしく、少々見ていたんですが、なんと新潟の女の子、高校生が日本一になった。
いやあ、すごいわ。これは。ええ試合運びでラスト200のスパートがすばらしい。
漕ぎも無駄がなく、二人ともよく合っているし、実にきれいです。
高校生ですから価格の高いユニフォームも着ていない。
けなげですわい。
ワシらもそうだったろうかと思うが、しかし、まあ、昔はみんな金ないからあたりまえの格好かな。
だいたい、野球やら、サッカーやらばっかしテレビで中継するんじゃなくてボートもせんかい。
ボートにくらべりゃ野球もサッカーもたいしたことあらへんがな。
そう思う。ワシは。
(画像クリックしてください。)
まだあった。
時代小説をずっと読んでるんですが、ちょっと印象的な言葉がありました。
「自主性があるから誇りが生まれる」
う~む。な~るほど。