» 鳥取散歩のブログ記事
さて、昨日の夜は妹の手腕にておいしく餃子を食べることができました。
餃子ってのはビールが実によく合います。
特に昨日はそう感じました。
盆ですねぇ。今日は「しゃんしゃん傘踊り」が開催されます。
今は、全国どこでもそうですが、ほら、ソーラン祭りの、あの雰囲気の衣装を着けて踊りをしている若者たちが評判になっています。
いいですよね、若さが躍動してます。終わったあとの打ち上げなんかも楽しいことでしょう。もうわしらにはとっても無理だけどねぇ。
そして明日は千代川河川敷で花火大会です。
今鳥取の人口は増えてる。
ところで話が変わりますが、数日前の朝日新聞鳥取判に「とっとり歌壇」と載っていたんですが、これにN先生の歌が第一番に載せられていました。
N先生と云えば、高校の時にお世話になりました。
クラブではものすごくお世話になり、青森県の大湊であったインターハイには一緒に行きました。
さらに授業では日本史も習い、担任にもなっていただき、そりゃあもう、「ありがとうございます!」ですよ。
現在は体が元気ではなく、年賀状も失礼しますとのことですが、しかし、この歌をみると、まだまだお元気の様子です。
で、その歌です。
「嬰児(みどりご)の目もと口もと爺さんに 似てると決まり皆床に就く」
爺さんとありますが、この嬰児はひい孫だろうと思うんです。
これまでも時々選ばれています。ちょっと川柳風で冗談好きなN先生の顔が浮かんできます。
また気が付けば載せましょう。
ネットに載ってたんですが、福島の原発事故で住民が着の身着のままで避難してしまい、猫を思い、その後キャットフードをもって20キロ圏内に軽自動車で乗り込んでいったカメラマンの話なんです。
あの事故が2011年3月11日です。
この3月末にはもう駆けつけているんです。
キャットフードとはいえども犬だって食べれるわけです。
最初に見た動物が馬だったそうで、いかにも福島ですよ。相馬馬追歌とかあるもんなぁ。
本人びっくりしたようです。
だが、その後、畜舎にとじこめられたまま餓死していた牛とか、鶏を目にするわけです。
もちろん人間はいない。
さらには繋がれたまま死んでる犬。襖を破ってなんとか外に出ようと、でもサッシは開けることができなくてやはり餓死した猫。そんなのが目に入るわけです。
生きてる動物たちもいるんですが、そのなかで印象的なものに、犬の話があるんです。
家主はいないのですが犬がその家を守ってる。
キャットフードをやると、この犬はそのうちの鶏に食べさせて自分は容器から落ちたものを食べてたとか、ほかの野犬と喧嘩して傷を負ってたとか、その家を、主人のいなくなったその家を主人に変わって守っているんですよ。
だから、助けようとする人には付いていかないのです。
元気な猫もけっこういるみたいです。もっとも警戒心が強いからすぐには出てこないようです。
一番いかんのは、やはり人間かなぁ。
放射能物質の飛散を知りながら、その地域へ教えなかった政治家。責任を感じずに方外な退職金を手にした東電の社長も確か居たのではないかな。
ほんに家を守る犬の爪の垢を飲ませてやりたいで。