» 鳥取散歩のブログ記事

今日は春の彼岸の入りです。

仕事が間に合わないのでおはぎは作りませんでした。

ごめんなさいです。

さて今日は8日のなんでもない夕方の風景です。

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10日前の千代川の風景。今年はまだ散歩してないのですが、ここが基本の散歩場所なんです。

もう朝も早く明るくなっているのですが、なにぶん夫婦とも疲れがたまっていて、歩き出すことができないのです。

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無理するとムリになるので無理しないようにしています。

この日は買い物で車で通りかかり、ちょっとその場に車を止めたのです。

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なんてことない千代川の風景なんですがねぇ。私たちを呼んでいる。

歩ったほうがいいんです。

体のオイルが心地よく潤滑するんです。そう感じるんです。

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まぁ、彼岸の中日を過ぎれば散歩を始めます。

今は仕事に追われてる。

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彼岸の中日は21日です。

もうじき。

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そう思って、そう決めて、一時停車を解いて買い物へ行きました。

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朝にせよ、夕方にせよ、陽が角度を変える時、その見える映像は面白いです。

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さらに夕方の陽に照らされて山々の姿もカッコいい。

雪です。

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結局買い物が終わり、踏切を通るころ、

この時間の賀露の海がいいかもしれないと、ハンドルを右に切らずにまっすぐ海へ向かいました。

土日と二日連休でした。

昔なら仕事してたでしょうが、やめてしっかり休むことにしました。

もっともしっかり休めず、配達とか、送りの梱包をのがれることはえきませんでしたが。

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昨日は天気予報とはずれていい天気でした。

この日鳥取マラソンがあったんです。

参加者2,880人余り。

で、昨年と同じく女将が見に行きたいというので、朝、化粧も終わって見に出かけたんです。

そう、散歩も兼ねて。

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結論をいうと最後尾も走っていったあとでした。

街頭にいた二人の若い警官に聞くと「5分前ほど前に最後尾が通って行きました。で、さきほど警備を解いたところです。」

そしてもう一人の若い警官が「今、先頭は環境大学のところを通過しています。」とのこと。

丁寧に答えてくれました。

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この時を機に気持ちを100%散歩に切り替えました。

行き場所は久松山のすそです。

お堀やら、仁風閣やら、、このブログでもなんどか載せている場所です。

いいところですよ。

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冬から春の久しぶりの暖かさに、人間を恐れぬずうずうしい鳩たちも、餌ではなく陽の暖かさを求めているようです。

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緩い坂をのぼっていくと、そう、仁風閣です。

明治のころに作られた洋館です。

これもやはり陽を求めながらも、芝生はまだ緑になってない。

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玄関の外灯です。

こんな電球をまだ売っているんですねぇ。

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なんどもペンキを塗り重ねた窓と板壁です。

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で、陽の当たる裏です。

こちらが東側になるんですよ。

だからガラス窓が極めて多い。

サンルームがたくさんあるのと同じです。

この館に住むということではこちらが主になるんでしょう。

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最近鳥取城跡の石垣も修復が進み、かって雑草が茂ってなにがあるのかわからぬ場所が、きれいになって来ました。

で、そこから撮った西高の玄関です。

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因州30万石の石垣が姿をあらわしてきました。

大変なエネルギーを注ぎ込んだという景色ですよ、これは。

当時クレーンもユンボもなにもない時代ですよ。

まぁ、だから、こんなことしてたから、貧乏だったかもしれない。

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帰る途中の石垣に増築した石垣の跡を発見しました。

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そして途中にあった「しだれ梅」かな?

咲いていました。

寒いですねぇ。冬ですよ、これは。

で、朝の散歩もしてない現状ながらG寺の掲示板はシャッター押してます。

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ふくろばかりの掲示板。

そうかい、ふ〜んとだで。

袋は男はみんな持っている。

ゴールデンボールを納める袋ですよ。

さらに弊店はホテイ堂(布袋堂)ですよ。

中国の禅宗の僧です。

七福神の一人です。

さらに鳥取市河原町にはこの布袋の地名もあります。

大国主の命が八上姫のところに来るときにお兄ちゃんらの荷物を入れた袋をおろしたのがこの土地だったとのことです。

で、G寺の掲示板ですが、「おふくろ いぶくろ かんにんぶくろ みんなたいせつ」だで。

そりゃぁそうだけど、もうすこし突っ込んでほしい気もするなぁ。

法華経からのいろんなこともいいではないかと思うんです。

三月三日、ひな祭りです。

もっとも我が家は女の子はいないし、いや、それどころか老人ばかりですから、こんなの関係ない。

仕事は別ですよ。

「おいり」は忙しく、普段の和菓子は品切れです。

間に合っていないのです。

だが、もう遅くまでの仕事はしません。

そんなことをするまでの欲はありません。

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そんなこの頃の日曜日に配達をすませて、久しぶりに賀露の海へ出てみました。

海岸近くの「かろいち」の駐車場はいっぱいでしたが、海岸沿いの道路は閉鎖されていました。

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その眺めの風景はまだ冬でした。

だがしかし目にする風景とは別に弊店で作る和菓子はもう春なのです。

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「桜花」です。

もうじき周りの風景にはうす紅やうす緑の花や若葉が見えてきます。

津和野は予定以上に回を重ねすぎて飽きた人もあるに違いない。と、思うんです。

さらに別な日、せっかくの鳥たちを撮ったのに、画像が古くなってはブログに載せても興味も枯れてしまいますので、今日は「津和野」は箸休みというか、ちょっと休憩です。

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たしか去年も載せたと思うんですが、白鳥です。

この季節、三度目の訪問でやっと出会いました。

津和野とは関係あるんです。この池は。

いや、池とはいうものの夏は田んぼなんです。

秋は稲穂が黄金色に輝きます。

それが山陰本線の列車から見ることができるんです。

ここは初代亀井家の玆矩さんが池であったところを田んぼに作り変えたんです。

まぁ、低湿地です。

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この亀井家がいつだったかおぼえてないけど津和野へ移封されたんですよ。

この因幡のころから教育熱心というか、好奇心をもった人、家、だったらしく、たとえば朱印貿易もしてたし、朝鮮征伐の時には九州から海士を連れてきて、港を開き海士漁を初めて現在まだあると思う。

どうも子孫もこの流れをくんで、森鴎外、西周なんて明治の傑物を生み出したようです。

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ま、しかし、ここは因幡の観光地ではない静かな田んぼ池です。

白鳥と鴨が渡って来て冬の間餌を求めます。

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この画像の白鳥はまだ大人になってない。羽がまだぜんぶ白くなってない。

なんかまだ新米といった風情です。

たぶんシベリアへ渡るのだろうけど、試練だで。

でも果敢に挑戦するんですよねぇ。

ええかげんな我々の傲慢さを問われているような、そんな気がします。

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ここには「おいり」に使う生姜を買いに来たんです。

村の人たちに可愛がられているんでしょう、近くを通っているのに警戒してない。

こんなのいいよね。

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で、思ったんです。

なんで白鳥ばかり注目されるのか?

我々夫婦も白鳥ばかり注目してたんです。

でも鴨も同じ苦労をしてるんじゃないか?

我々自身白鳥じゃなかろう、鴨にも及ばない。

浅い価値観のマスコミに負けてたんじゃないかな。

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ここの村の人たちは、鴨もいる、白鳥も来た。

そんな当たり前の世界に住んでいるんでしょうか。

こともなげに、「鶴も来てたこともあったで。ほんに、コウノトリも来とったゎ。」と、言っていました。

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