» 鳥取散歩のブログ記事

昨日のブログからの画像は久松山へ、鳥取城址への散歩のときのものです。

日曜日でした。

朝早くから久松山の頂上へ上がった人。

ラジオ体操をしている人と、まあ多くは早起きの老人たちですが健康が充満するエリアです。

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我々もその時は仲間かな。

高校のときのクラブの後輩 U にも会いました。

石垣が徐々に整備されて、なんかきちんと整ってきてます。

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かって30万石といえば前から数えたほうが早い大大名ですよ。

まあ、貧乏だったみたいだけどもねぇ。

今も昔も変わらんようです、鳥取は。IMG_2756

で、いま少しずつ読んでいる文庫本。

司馬遼太郎さんの「翔ぶが如く」に書いてあったことなんです。

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幕末因幡の最後の藩主は池田慶徳(いけだよしのりという、どの殿さんもパソコンで打ってもその漢字はでてこない難しい名前)さんなんです。

で、この殿さんは最後の徳川将軍となった徳川慶喜の腹違いのお兄ちゃんなんです。

出身は水戸。斉昭の息子です。

水戸出身といえばもちろん攘夷です。

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で戊辰戦争では官軍方でした。

さらにその後です。

版籍奉還がすぐにあり、あ、版籍奉還とは江戸時代の藩の土地とそこに住む人々の支配権を朝廷に返すというのか、譲ってしまうわけです。

殿さんは藩知事となって、まだ権力があったんです。

収入もありました。

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さらにその後三年ほど経って、廃藩置県となるんですが、ここで確か一時金でのちに収入がなくたったと思う。

さあ、この後かっての藩主は困ったのです。

家来もない、収入もない。

で、島津久光のもとの時代にもどせという意見を容れよと連名で時の太政大臣、右大臣に陳情したようです。

この陳情した元藩主に我が因幡の慶徳さんもいたんです。

ほかには先祖がもと因幡、鹿野の、その明治初期には津和野もと藩主亀井玆監(かめいこれみ)、それどころではない、幕末には賢い殿さんといわれた宇和島藩主伊達宗城(だてむねなり)、福井藩主松平慶永(春嶽)さんなんかもいたそうです。

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維新の行方も意味も解ってなかったかもしれないという、なんかそんな感じがしるんですが、どうなのか。

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なんか、みんなで渡ればこわくない。

なんて。

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考えよう自分で。

人任せにしないで、自分で行動しようで。

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この日北中の前の水路は干上がっていた。

なんだぁ?

なんでこんなに暑いだいや。

鳥取砂漠だで。

だ〜れも外歩かんがなぁ。

外に出るのは死にに出ることと同義だで。

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だが、今日は十三日会という集まりがあったので、自転車で料理屋へ行ったんです。

暑いんです。

まとわりつく暑さ。

あ、でも、今日は満月だと思う。

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仕事もくりまんじゅうだからオーブン使って、暑いでっせ。

外へ出るときシャワー、帰って風呂ですよ。

久松山の散歩は明日にします。

ま、一つ。

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餌を持たずに久松公園を通りかかると、まったく愛想のないハトに出会いました。

ほんに、鳥取も人が、、いや、鳥取もハトが悪くなったで。

そんなのは明日。

昨日は3回分のブログを書きました。

だって忙しくなりそうですから、と、思ったが力を合わせりゃそうでもない。

仕事終わって今日書いてる。

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17日に我が家の墓の花を処分せないけんわいと、朝散歩の方向を変えたんです。

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普段は千代川原へ、西へ方向をとるのですが、この日は東へ足を向けたんです。

花を処分するナイロン袋は女将の尻ポケットにはいってる。

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朝早い二階町通りは人影がない。

あ、ここって昔湯屋がたくさんあって、どれも二階建て。

で、この街を二階町って言うんですよ。

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ところが、今ではそうでもないが、家具屋さんが並んでました。

それは湯屋には湯女がいるわけで、これを争い、刃傷沙汰に何度かなったんです。

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男と女がいる限り事件は起きるわけです。

で、池田の殿様が「ばかたれ!湯屋は廃止じゃ。木工職人を呼べ。」とばかりに家具屋さんが並んだというわけです。

そう、聞いた。

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現在この通りにはライブハウスやら、食堂やら、雑貨屋さんもあったが、これはやめてしまったか。

あまり家具屋さんは目立たない。

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で、角の昔からある喫茶店の丸福の横を通り、素ラーメンの武藏屋の前を通って、さらにひいじいさんとひいばあさんの眠るY寺の前を通って、菩提寺のK寺へ着くわけです。

そして墓をきれいにしていたんです。

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そしたら、ちょうど住職が花に水をやってたんで、聞きました。

「なんで、葵の紋が掛けてあるんですか?」

以前からの疑問をポイと投げたんです。

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みるからにやさしい住職はおしえてくれました。

浄土宗はこの紋を使っていいそうなんです。

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そういやぁ、家康は浄土宗だったで。

厭離穢土、欣求浄土の旗頭のもと戦場で力を発揮したんですよ。

もっとも参謀役の本多正信は一向宗、浄土真宗だったんですよねぇ。

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一向一揆で一度は敵対した二人は、後、極めて深い仲となるわけで、宗教を超えたのでしょうか。

とにかく家康は正信の知恵を借りて天下を取ります。

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鳥取にはさらに葵の紋を描いた幕が使われているところがあります。

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おおちだに神社ですよ。

まあ、家康が祭られているからあたりまえだわなぁ。

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祀ることにによって徳川の大名つぶしからのがれることもできたんです。

いや、K寺の葵の紋の話でした。

今日の千代河原でもたくさんの燕が餌の虫を追って飛び交っています。

そうだ、今日はさらに赤とんぼが同じように飛び交っていました。

これも虫を追っているんでしょう。

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散歩に出かけた時に、あ、先日の16日の朝ですよ。

燕が電線にたくさんとまってたんです。

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燕が舞うなかで花火大会の片付けをする人が早い時間からいらっしゃいました。

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また鉄橋まで行って

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列車を待ってシャッター押して、さあ帰ろうといつもの道です。

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たくさんの燕です。

もうじき日本から離れるのかななどと話しながらその下まで行くと、

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どうも親が捕らえた虫を運んで、子供に食べさせているみたいなんです。

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餌取りやら、飛び方やら習わせているのかもしれません。

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もちろんおだやかな、なごやかな光景なんですが、でも海を渡ることを思うと、命がかかった一所懸命、いや一生懸命な時間なのかもしれません。

だいたいひばりにしても、なんか、けなげですよ。

15日は花火大会で、いわば盆の終わりです。

そして里帰り期間の終わりです。

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例年には妹たちが作っってくれたカレーライスがあり、風呂から上がってビールを飲んで、テレビを見ながら、花火の音を聞きながら食べるんです。

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ところが今年は14日に作っちゃったんです。カレーライス。

うまかった。

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で、昨日は焼肉をするそうな。

ということは、そうなると、みんな花火を見に出かけてしまい、一人で食べる物が無いんです。

で、しょうがなく女将と花火を見に出かけたんです。

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テレビでは終戦特別番組をやっているのにです。

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外へでると、まだぬくもりが肌へ感じられる中で送り火を焚いていた。

仏さんも帰るんです。

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いつもの散歩道をいつもより少々足を急がせて歩いていると「ドーーーン。」と頭の上から硬い音がかぶさってきました。

迫力があるもんです。

でも、これが艦砲だったら重たい金属の砲弾を打ち出すのだから、もっと、体を圧する音に違いない、と思ったりしたんです。

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だがです、会場の近くになるとすごい人の数。

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いろんな露店もでてる。

でも割高でなんにも買わなかった。

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花火とはよくぞ名づけたものです。

火の花ですよ。

暗い空に開いた火の花です。

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でも咲いた後はわびしいです。

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きれいだがすぐに消えてしまいます。

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このせつなさが日本人に会うんでしょうねぇ。

そうそう、DSC_0043

これ、逆さになってるけど傘だそうです。

鳥取市には傘踊りの祭りがあるんですが、その傘を花火で表したという傑作です。

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花火師の工夫もなかなかのものです。

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で、帰ってまいりまして、風呂にはいってビールを飲んでると妹たちも帰ってきた。

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で第二ステージです。

飲み手の四代目夫婦も加わって、これはもう我が家のリビングは「居酒屋布袋」となって飲めば飲むほど賑やかになったわけです。

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私は早めに部屋へ引き上げていきました。

寝る為にです。

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ところが我が家のリビングは吹きぬけになっていて、我が部屋をでるとすぐ下にリビングが見えるんです。

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見えるだけじゃなく、音も上がってくるわけで、女将や四代目夫婦、妹たちのアルコール漬けの声が響いてくるんです。

挙句の果てに飼い猫もなかが戸を開けて部屋へはいってくる。

猫は戸をしめない。アルコール漬けの声が音が侵入してきます。

結果以前に買った耳栓を探して、両耳深くにさしこみ、寝ました。

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一夜明けて、今日16日には妹たちも神戸へ帰りました。

盆の終わりです。

と?

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大坂のK堂の孫さんが、いや、いま社長ですよ。

その孫、いや、社長夫婦が突然にたずねてきました。

昔私は大坂へ修行に出てたんです。

そのお店で、夕方には子守をしていたんですがその当時は幼かった孫さんです。

一度、大坂へ行ったときに会ったことがありましたが、数十年ぶりの再々会です。

鳥取に遊びに来たようです。

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もと保母さんだという素直そうな感じの奥さんとの二人連れでした。

店をこの奥さんがみてるようです。

弊店と同じようです。

四代目がホテルへと送って行きましたが、盆というのは去る人ばかりではないようです。

なにか静かになりました。

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