» お菓子のブログ記事

IMG_7854「里の秋」です。

さて、明日から三日間弊店も休みです。

慰労のためです。くたびれたのです。

三連休です。

零細企業としては珍しいことです。

まあ、この三が日配達はありますがね。

気持ちはリラックスです。

今日は老舗旅館の方が来店。

いろいろ次の和菓子を話しました。

デザイナーも一緒でしたので、楽しかったです。

「食イナンシェ」をたおちゃんがちょうど焼いたところなんで食べていただきました。

感心してた。

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明日は歯医者へ行こう。

一か月前くらいに奥歯の詰めたのがころんと出てきた。

またきちんと詰めてもらわないけんで。

女将は高校のクラスの同窓会だで。昼に。

二十人集まるそうだ。たいしたもんだ。

台風19号は来んでもいい。

昼は、そう、工場はけっこう暑いです。

だが、閉店後の、夜ともなれば、秋の虫の音は盛んですし、部屋の窓を開ければ涼しき風がたちまち部屋へ入ってくるのは、きわめてありがたいです。

私、暑いのはだめなんです。

さて秋の和菓子です。

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これは鳥取の梨、二十世紀梨です。

店舗補佐たおちゃんが製造したものです。

本物の二十世紀梨は毎年方々に送ります。

弊店だけではない、結果みんなが鳥取神輿を担いでいるんです。

まぁ送り先もよろこぶしねぇ。

つぎはきんとんです。

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これは、散歩のときにもみかけますが、もう緑のイガグリガができています。

これがもうすこしすると茶色の実った様子になります。

そのまだ緑のときの若いイガグリです。

あの、イガグリって漢字では「毬栗」って書くんですねぇ。

今変換にて、あらためて知りました。

上記和菓子はふだん店舗補佐のたおちゃんが作ります。

作者です。

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洋菓子の世界には女の人も多いですが、和菓子は少ないですねぇ。

今後どう発展していくのか、本人の思い次第です。

和菓子は、いや、和菓子もやりだすときりのない世界です。

確かなのは儲からない。

秋になりまして、お菓子の製造もその季節の流れに沿って行われるわけです。

この季節には、

そう、「因幡のくりまんじゅう」です。

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今週二度目の製造です。

いやぁ、オーブンを使うもので工場はけっこう暑いんです。

そのせいか、いや、歳のせいか?

まぁ、そんなんだったら別に問題ではない。

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かなりの数を形作ったんです。

で、すべてを終わり片づける、その時に、私は残った栗を、なんと、けしのみを入れる容器に移してしまおうとしたんです。

栗はけしのみだらけになったわけで、これは初のことです。

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そりゃぁくたびれていましたよ。

だが、こんなことをするなんて?

店舗補佐のたおちゃんも「ああぁあ、工場長!」と大きな声で、びっくりしていました。

ワシ、大丈夫だろうか?

ねぇ。

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こんなのが続くようであれば、もう、いけんで。

また明後日、「因幡のくりまんじゅう」をたくさん焼くんですが、これ、そのとき、同じことをするようであれば、もう、いけんでなぁ。

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ははは、なるようになるわい!

なぁ!

弊店のクローズタイムが7時pmなんですが今日この頃は、もう暗いんです。

季節の移り変わりの速さには驚くばかりです。

涼しいのはありがたいですけどねぇ。

とは言え、餡を炊くと、そりゃぁ工場内は暑いですよ。外の涼やかな風の吹くところとは違います。

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お菓子はもちろん秋ですよ。

栗ようかんです。

さて賞金かせぎができないかという、公募川柳です。

送ったものはまだこの場では発表できない。

なぜならば、条件に「未発表のもの」とある。

うっかり、このブログに載せてたら、最優秀賞を逃すかもしれないのです。ふひふひ。。。。。。

そのお題、テーマですが「トイレ」です。

これって最優秀賞は20万円です。

発表ももうじきです。20万円です。

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総ピンク 妻のトイレだ 俺は駅

と、まぁ、女の人が強くなりまして、妻の好みで総ピンクの新築トイレ。

時間が経つにつれ、夫はその総ピンクでは落ち着かず、出勤の途中、駅のトイレで用を足すといった具合です。

朝トイレ 春夏秋冬 始発場所

排便に 辞書も常備で 白磁チェア

本を読むためにトイレに辞書が置いてあるんです。

おこもりで 読んだ文庫が 総知識

と、こんなところです。

トイレは落ち着きます。

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昔大阪で住み込みでお菓子屋さんで修業してたんです。

で、夜は学校でした。

はは、すごくまじめそうですが、そうじゃないんですよ。

学校に行く顔でよく梅田の映画館へいってました。

ま、とにかく、試験が迫ると、よくトイレへいってました。

試験に出るもとの本の文庫をポケットに入れてて、それを読んでたんです。

そうなぁ、なんで、何のために勉強なるものをするのかわからなかった。

そんな時期がありました。

とに、ねぇ。

今日製造したなまものです。

桔梗。

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じょうようまんじゅうに桔梗の花をおきました。

さらに菊も作ったのですが、写真を撮りませんでした。

いや、盆に載せたかもしれない。

和菓子屋は温度は関係なく盆が終わると秋を強要されるところがあります。

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ところで今日の朝孫たち母子が日本へ帰ってきました。

オランダへ4年?住んでいたんですが、とりあえず日本へ帰国となりました。

女将は水ようかんとかをさっそくに送りました。

息子は単身でまだしばらくはオランダです。

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その息子のフェイスブックに載ってたんですが、空港まで母子三人を送り、ところが息子すなわち一家の父親は一緒には日本に帰らないこtがわかると、子供たちは泣いたそうです。

これはとても切ない。

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嫁、母親も大変だったでしょう。

なんせ孫たちも日本人のいない学校へ行ったりとか、心細いのを癒してたのは家庭です。

このちいさな単位の、その柱の父親が一緒に日本へ帰らないのは子供にとって大事件ですよ。

まぁ、そんなことがこの一家の歴史を作っていくんでしょう。

幸あれと祈るばかりです。

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