» お菓子のブログ記事

秋なんです。

で、一昨日作ったじょうようまんじゅうです。

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女将は「秋の声」なんて菓名をつけてます。まだ緑の木々へ秋の紅葉が広がりつつある様子です。

それをあづまやで眺めているといったシチュエーションです。

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同じく秋の話題で高校のころえらい世話になったN先生の短歌が朝日新聞のローカル版に載っていましたので、このブログにも載せます。

「コホロギが鳴いてゐますよ」妻の声 おきぬけに聞く秋のおとづれ

この先生なかなかうまいと思うんです。実際に何度も新聞紙上で目にしています。

ところで鳥取中部地震ですが、東部の鳥取でも時々余震があります。

新聞に載ってましたが、中部の倉吉を中心にして、行政は二万枚のブルーシートを配ったそうです。

倒れた家屋は少ないのですが、瓦とか屋根がやられてる。

東北の震災、熊本の震災が復興してないのに、さらに阿蘇の噴火、鳥取県中部地震と日本列島が揺れています。

いい加減にしていただきたいものです。

そうだ、来月は出雲に日本の神々が集まる月です。となれば、そこで協議して落ち着いた日本にしていただきたいものです。

二三日前の新聞に載っていたことです。

各地方で議員の政務調査費の開示請求が行われたのに対し、議会事務局側から議員側へ、請求があったこと、さらに請求者の名前も伝えられた事案が7件あったとありました。

中には教えられて、そのあとで領収書を訂正した議員もあったとのこと。

なんともです。地方の狭い社会で力をお持ちの議員先生方へ、請求のことが知らされれば請求者への不都合なこともおころうというものです。事務局の人間は行政の役人です。市民なり県民なりの利を図るのが仕事です。

が、現実はそうでないところがありました。情けないですねぇ。

しかし、もう一つ心配するのは、公務員というのは地方においては高学歴の人たちの集まる場です。

ところがその知識をもっているはずの公務員がこの調子だから、我々庶民はそんなこと問題にもしない人も多いかもしれない。

なんか、議会の野党の先生方には頑張っていただきたいと思う限りです。

と、いうより、庶民が生活の場を基本に考えて、おかしいことは問題にしなければいけない。

と、思うんです。

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さて本来のこのブログ、菓子店の話題です。

「食イナンシェ」です。フィナンシェなんです。この製品は。

店舗補佐たおちゃんの作品です。

柿とリンゴを使っているんです。

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きっかけは最初河原町の西条柿を利用すべく始まったんですが、なんとも、鳥取市河原支所にも行ったりしたんですが、あれまぁ、といったありようで、結果八頭町の西条柿を使っています。

そして、あと一種類、アップルリザーブなんですが、これはまだ地元のものは使えていません。

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フィナンシェが「食イナンシェ」とはわかるでしょう?

ところがこの前知ったんですが、倉吉に「きなんしぇえ」だったかな?そんなフィナンシェがあるんです。

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同じような発想で名付けられたもののようです。いやはや、少し笑っちゃう。さらに同じような味でした。

ふーむ・・・・・・<&%$$#”ですねぇ。

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デザインは鳥取の知り合いでもあるデザイナーの娘さんに、あ、この娘さんもデザイナーですよ。

そう、頼みました。予算の大部分はこのデザイン、ならびに印刷で消えました。

ま、一度お買い求め下さいませ。

もう一日で9月も終わります。

和菓子の色も秋模様です。

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あっという間に時間だけがすぎていきます。

いいこと、悪いこと、あっという間です。

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この数日起きた悪いこと。

なんと栗がない。全国台風やらの影響で栗がないんです。

まいりましたねぇ。

国産の栗がどこにも、いや、少量しかないのです。

よって新栗は値段も上がる、それよりも量が確保できるのか?

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と、飼い主は困まってても、飼い猫の「もなか」は表情すら変えない。

人間より悟っているのかもしれない。

 

きわめて聞きにくい防災の拡声器を通じて、昼より台風16号の強い風が吹くという予報であったものの、知れてた。

仕事を普通にしてる。

もっとも雨降りの表にはほとんど人の姿は見えない。

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最近の和菓子ですが、「里の秋」です。

練切で作ってあります。

童謡?小学唱歌?の「里の秋」は戦争にでている父親の帰りを待つ母子の物語です。

知らぬ前には単純に秋の歌だと思っていた。

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これはじょうようまんじゅうで、桔梗をのせています。女将は菓名に「路地の秋」などと意気な名前を値札に書いています。

まぁ、路地を歩いていると、すぐ近くに井戸があり、そのわきに桔梗が咲いているといった眺めですよ。

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これは、「撫子」です。

昔から日本の若い女性を大和なでしこというのはどこからなんでしょう?

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「山の実り」です。

きんとん餡で栗を添えてる。山に成る栗を表しているんです。

冷蔵庫へいれてから写真とってないのに気が付いた。

で、冷蔵庫から出して撮ろうとしたが、露ではっきりわからない。

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ほらね、ケースが曇ってる。

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あ、これは「ろっぽうやき」です。

いま焼きあがったところ。

夏にこれ焼くと暑い、暑いですよ。

下は銅板なんですが、これを「一文字」というのです。

なんでか?まだ調べてない。

四十年以上由来を知らずに使っている。

工場の他の連中も同様で、訳知らずに「一文字」と言っている。

重陽の節句てのがあるんですよ。

あ、いや、もちろん受け売りです。

奇数の数字を陽としてるんです。その中でも9というのは最高の陽となるわけです。

でもって、9月9日なんてのは最高の陽が重なっているわけで、だから「重陽の節句」となるわけです。

菊の節句です。

菊は体に良いとされているんです。

例えばその匂いだけでも体によいわけで、菊枕なんてのもあるんです。

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昔の人は色々と考えるわけです。

少しでも幸せになりたいと願うわけです。

でも、これは現代とても変わらない。

人ってのは危ういものですねぇ。

だから精進するわけだ。

ねぇ。

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