(画像をクリックしてください。大きく見やすくなります。)
和菓子教室をやっと開きます。
来月6月18日(土)の午後1時からです。
「くりまんじゅう」と「どら焼き」ですがこのくりまんじゅうにはどえらい大きな栗を使おうと思っています。
ただどら焼きのいい名前がない。
袋やらシールやらこさえようと思っているんですが、なにかいい名前がないんですよ。
ブログ見ている人でアイデア持っていたら下さい。
昨日画像の案内ができたとたんにこれを見て
「オレ、エントリーしたらいけんかいや?」とのT社長の言葉。
最初なんのことだか解らんかったが、なんと和菓子教室に出席したいとのことです。
ええけど、おっさん。いや、じじい、ですゎ。教える楽しみがないがな‥‥‥。
いえ、お客様は神様です!
奮ってご参加をお待ちしています。
» 2011 » 5月のブログ記事
NHKラジオ第一放送午後3時5分です。
お題は「葉」と「つまむ」なんですが、どうも初夏ぼけかまたまた没。
没ウイルスにやられているようです。
女将は未だ作る気にはなれないそうです。
才能がないのでしょう。(ブログを検閲されたとき怒られるで‥‥。)
さっそく没句です。
狸と葉 ここにゃ多いが 諭吉見ず
葉桜の トンネル歩く 老夫婦
若葉妻 さぼてんトゲに 変身し
つまんでもはなしてもポニャ 腹のポニョ
箸と豆 手と目も未だ 修理せず 鳥取人
「つまんでも‥‥」、これ気に入ってたんですがねェ。
で、番外です。
つまみ出す ひね小豆にも 一理あり
(ひね小豆とは古いあずきという意です。)
つまみ出す ひねの小豆が 芽を出した
はいりゃせぬ 三つ葉葵は 目には無理
どうも、やはり、突っ込みが足りないようです。
そうそう、こりゃいけん!とやめた句があります。
アダムとイブは知っているでしょ?
あの二人が身に着けている葉。なんだと思います?いちじくですよねェ。でも決してそうではないようです。いろいろな説があるみたい。
さらにイブは三枚身につけているんかと、てっきり思ってたんですが、これがなんと、一枚なんです!
胸、乳房にはないんです。トップレスです。
で、三枚かと思ってたもんで、乳房を二枚がかくしているもんだと思ってたもんで、そんな句があるんですよ。
いちじくの 葉に変わりたし イブのポニョ
こんなんどうでしょう?
でも、一枚でしたので、やめました。
もう一つ。
一葉を ポストに入れた 捨てられた
まあ、ぜ~んぶ、没ですよ。
で、来週のお題は「タオル」と「ささえる」です。
そうそう、鳥取市庁舎建設反対の書類載せにゃいけんかったです。
さらに弊店和菓子教室の案内もそうです。
今回の叔父さんの葬儀です。
19日の通夜から始まって、早めた四十九日の今日、21日まで三日間の葬儀は終わりました。
今日は暑かった。墓へ納骨するのに、これが裏山。
登らにゃならん。暑いですゎ。
この三日間は、きょうだい、そして同じ村の人々。たくさんの人たちです。
夜は深夜まで飲むゎ、飲むゎの大騒動。
葬儀というより祭りです。葬祭センターと名ずけるのもうなずけるところです。
ところで、農家にとって今は田植えの時期で一番忙しいときです。
こんな時に亡くなったのですから村の人たちは、本当は大変。
香典持って行かなならん。おにぎりもこさえなならん。村の男は久しぶりにふるさとに帰ってきた遺族にあたる男どもと飲まなならん。飲めば明日の作業が遅れる。‥‥と、言葉にゃせぬがえらい大変なんです。
ところが、すごいですよ、ああ、人のありがたさとはこういうものかと思うぐらい何度も何度も集まって来るんです。
私もきっとその一人。
結果、亡くなった叔父さんの弟を空港まで送って行きました。
そして久しぶりに見ました。東京便の旅客機。
ボーイング738です。ちっちゃいですねえ。
そうそう、徳永進さんのことをNHKでやってましたよ。
ホスピスのありよう。
女将と同学年ですが、この人は優秀なんですねぇ。
そしていい意味で腰が軽いです。
以前より9個いりの注文を受けていたんです。
で普段作ってないような、そんな生物も造らなければならず。
頭ひねりました。
頭のかたちが変わってしまうくらい考えたんです。
この箱入りのために一種類に一個だけいるのに対し数個は作らねばならず、さあ大変。
新作も二種類。
やっと完成をみたのがこの画像です。
その後ほっとして、今日は叔父さんの通夜だから店も少々早く閉めねばならず、そのことわりも店に貼らねばならず。
店を早く閉めるとなると、女将はなぜか元気にはしゃいでくるんですよ。B型馬鹿です。
すると、店の前に赤い車が止まったのです。
これから降りてこられたのが元の鳥取銀行の頭取である八村さんですよ。
女将は「あんたぁ、八村さんだで!」と呼ぶものですから店へ出るとまさしく元頭取。
「市庁舎の反対に名前がありましたね。ちょっとめずらしくみました。」というと
「さあ、いろんなところからせめられて。借金するなっていっとるですが。どう思われるな?」
「いやぁ、ウチの名前ものっとるですが。」
こんな話でした。
でもこれで八村さんは来たんじゃない。
柏餅を買いに来店されたんです。
女将がいうのには、最初
「サルーテのがあしたありますねぇ。」と言っとんさったでとのことで、これは女将の弟の岸本画伯が鳥取ガスのサルーテで公演をするんです。
そのことです。
さらに女将は言っていました。
「弟が家を建てるときにはローンお世話になりましてありごとうございました。」
これは絵描きではなかなかローンがたたないのです。これに八村さんの言葉があったようです。そのお礼です。
こういったところは抜かりがない。
職人の私とは違います。
今日は叔父さんのきょうだいが田舎に集まることになるのですが、いまや、こんなことがないとそう出来ないかもしれません。
今朝、叔父さんが亡くなりました。
農家でしたので、元気な頃その季節の野菜を持ってきてくれていました。
でも、今年はたけのこをもっては来てくれなんだ。
幼い頃かっての朝鮮半島から母親、そしてきょうだいと一緒に引き上げてきたんです。
八歳頃でしょうか、弟の手を引いてたでしょうか、そして若きころ父親を亡くしました。
出稼ぎにもでました。
いろいろあったけど、人に世間的な迷惑もかけたけど、人のいい、いい意味で人のいい、田舎の人でした。
明日お通夜で、あさって葬式です。
出席せにゃあいけません。
私もそんなに遠くなくそうなりますが、どうなんでしょう。
こんなもんかと、今は思ってます。
そうそう、この数年この叔父さんが作った米を我が家は食べていました。
いやあ、うまい御飯が食べれるというのは、こんな幸せはそうそうない。
まずい米はなんぼでもある。
「うまいで。」というと喜んでいました。