» 2014 » 8月のブログ記事

盆が近くなりました。

弊店は16日まで休日無しにがんばります。ふぅ。

台風11号も近くにあり、でも勢力は衰えてきました。

その影響で涼しいです。

もうじき彼岸にわたった先祖たち、仏様も里帰りするんですねぇ。

で、一句。

五里霧中 迎え火焚かぬ うちの嫁

なんてねぇ。

これは亡くなった姑または舅が詠んだ川柳ですよ。

我が家へ帰る目印の迎え火を焚いてくれないからあの世から我が家へ帰れない、というそんな句です。

でもいまや「おがら」を焚かぬ家もあるかもしれない。

道路がアスファルトになっても13日に家の前で迎え火を焚く姿は情緒があるものです。

さて、新製品のお知らせ。

「食イナンシェ」です。

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河原町の柿を使っているんです。

八上姫が現代に生きてたら喜んで食べるに違いない。

そして、りんごも使用。

これは将来鳥取のりんごを利用するんです。

なんせ、いま出来たところです。

店舗補佐たおちゃんの作品です。

このラベルのデザインをしたのも地元の若い女性デザイナーです。

この商品、育ってほしいです。

P.S そうだお菓子屋だから優しいブログを書きんさい、と女将が言ってたことを思い出した。

先の川柳を訂正する。

情深し おがらに花火 うちの嫁

と、これどうです?

目印がわかりやすいように、おがらを炊いたあと、一家で花火までしている嫁なんです。

 

 去年の10月の画像です。DSC_0040

そうだ、8時ごろかな急に中雨が降り出した。

やんでたものが、いま、9時10分だが雨の音がする。

だから涼しいが窓を開けれない。

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涼やかな風の吹く窓を開けて仕事もし、寝ることも、そうしたい。

もう一度いう。

画像は去年の10月だ。

涼しいに違いない。

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飼い猫「もなか」も元気。

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かなり涼しそうではありませんか。

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秋はいいですよ。

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この画像どういう具合か、ちゃんと縦位置にできない。

なんでだ?

台風が近づいているせいなのか蒸せます。

夜が寝れない。

他所の県では大変な雨のようです。

鳥取ではもう少し降ってほしいと思うのですがどうなのか。

降りすぎるととんでもないことになる。

おおちだにの宮池が枯れないでいてくれるくらいに降ってほしいものです。

さて、暑いと頭も回らない。

元から回らないものが、まったく回ろうとしないのです。

困ったもんだ。

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気もなえる。

だが、元気な若者もいるもんだ。

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先ほどのニュースではこたびの甲子園野球に、鳥取八頭高の対戦相手は秋田県の角館の高校だそうな。

その二校のキャプテンの姿が画面にでたが、両方素朴な顔をしていた。

日本を動かすのはこんな若者が動かすんですよ。

都会の鼻先ばかりの(いや、ごめんなさい。)若者では大きなことは出来ないんです。

貴族の世の中を変えたのは京都の若者ではなく鎌倉の田舎ものでした。

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二百数十年続いた絶対的な徳川幕府を倒して明治維新をつくったのも、本州の端、九州の端、四国のあとは太平洋といった端っこの国々でした。

日本の将来は鳥取県や秋田県が中心になってリードしていくんです。

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これからだ!

まず、八頭高がんばれ!

賞金稼ぎになれないかといろいろ応募したんです。

川柳公募なんてのが、会社、商店街、地域とか結構あるんです。

で、こう、ほら西部劇であったじゃないですか?

賞金稼ぎ。

アウトサイダーでちょっとかっこいい。

あ、これ、違う気がする。

川柳送って金稼ぐのは賞金あらし?

はは、稼ぎでも、あらしでも、どちらでもないわい。

一度も稼いでないし、あらしてもない。

そんな応募した川柳のメモが出てきた。

オリックスの「マネー川柳」だで。

金にまつわることであればなんでもいいという、最優秀賞は30万円だ。

このブログにかって賞金の文字が一度も出てきていないのは全部没ということなんですが、まぁ紹介しておきましょう。

金欠の 徒歩通勤で 脂肪もない

死ねないよ 年金頼る 家族たち

この二句はたいしたことない。

三句目。

健康は 金庫いらずの 財産だ

これ、いいと思いません?だがオリックスからはなんの連絡もなかった。

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さて話は本来にもどり松江からの帰りです。

結局歩って駅まできました。

そこで土産を買わなくちゃとばかりに、お菓子も買わにゃならんし、目にはいれば酒のミニボトルも買わにゃならん。

おいしそうなパンもあったんで、次の日の朝食にもなるし、列車の中でも食べれる。

はい、私買いました。

米子発18時の鳥取ライナーに間に合うべく各駅停車に乗り、いや、もう、なんか往復二度目ともなれば、結構なじんだ感じがあるんです。

米子で乗り換えて米子始発の快速鳥取ライナーに座ることができました。

と、和田山に行ったときにもそうだったし、先回の美術館への往復のどれだったか、やはり女性運転士だったんです。

我々の息子たちよりももっと若い。

右斜め前に掲示した時刻表を指でなどりながら、何度も確認して、停車駅にはきちんと止まり、さらに降車客の整理券、運賃とかも見なければならない。

緊張して仕事しているその表情はとてもきれいでした。

若い息子がいたら嫁にしたいと思ったに違いないで。

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バスだけでなく列車もワンマンカーというんですねぇ。

人件費の削減です。

どこも大変です。

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鳥取まで米子から約一時間半かかるんですが、その間に、たぶん「スーパーまつかぜ」だと思うんですが、二度かな?待ち合わせて擦れ違いました。

朝の散歩の時に見る黄色の車体です。

さすが特急ですから、「早いで!」と思わせるスピードで西へ走っていきました。

で、鳥取の駅へ着いて、迷わずタクシー乗り場へ。

と、なんだよ?

運転手がホテイ堂を知らん?

ばかやろう!と、思い、ふむ、そうか、とも思う。

このタクシーの運転手が客のいない時にエアコンの効いた車内でたばこを吸って、臭い車であっても、そうか、、、

ホテイ堂を知らんか、と、考えにゃいけんわい。

四代目が弁当買っててくれて、食べて寝た。

いま横浜に住むKが鳥取に帰ってくるという。

そう、高校の時のボート部の同期です。

と、佐世保のHもこれに合わせてやはり帰鳥することになり、結局先輩、後輩に連絡をとりOB会をひらくこととなりました。

えらい久しぶりだし、なんか最後の集まりかもしれない。

そんな気もする。

暑い夏にちゃんこ鍋でOB会だ。

たいてい定年退職したおじいちゃんかもしれないが、元気な老人力ですよ。

百名山踏破をめざす者もある。

地域のボランティアやってる先輩もいる。

世の中にとって、なんかもったいない。

そんな気がする。

で、島根県立美術館です。

一階で腰がだるくなるほど見て、さらに二階にもあるという。

む、そうかと、階段をあがる。

北斎と、広重があったんです。

それまでの美人画、役者絵とは違う。

そう、一階の浮世絵はえらいデフォルメの体のひねりですよ。

着物の裾は仏像のそれです。

さらになんであんな細い目が、小さな口が長い顔が美人なのか?

当時はそう思えたんでしょうねぇ。

二階には東海道の景色が版画で表されているんですが北斎は大胆なデザインだで。

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さらにまだある。

木口を利用して細かな版画がありました。

銅版画のような細密版画です。

作家の名前は覚えてないですが、思わずそこに座ってた係りの人に質問したんですが、いまから思えば、すらすらと答えたその人もすごいです。

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さらに、ゴリラの姉弟だで。

そんな恰好せいでも、そのままなのに。

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さらに奈良原一高さんの白黒の写真展があったんです。

この人のは私が若いころに写真雑誌によく載ってた、そうなぁ、ドキュメンタリィタッチの人です。

しっかりした撮り方ですよ。

あらためて、いま、白黒の良さというか、色が無くてもというか、かえって色のなさが主題に深くはいって行けれるような、でもすごく懐かしいような、そんな写真展でした。

たかが、白と黒のペーパーです。

とても上手い写真です。

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で、まぁ、やっと昼飯だと思うわけで、どこで食べれるか?

とりあえずループバスへ乗りました。

これも涼しかった。

松江駅まわりで、降りたところから結果白潟本町を歩くことになりました。

途中昼から開いてる居酒屋へより、生ビールを飲み、出雲そば?を食べ。

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金を払い、またアスファルトの上に出たんです。

暑いのはかなわんですよ。

ま、知らないよその土地を歩くのは決して悪いものではなく、好奇心が少しづつ満たされるような、そんな感じもある。

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暑いが、歩ったほうがきめ細かく見れるもんです。

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ここは昔高校の頃ボート部で漕いだところです。

中国大会でした。

36度の暑さでした。

結果三位でしたが、試合は何度も風、波で中止になったもので、しかし、高校生の試合であればそれぞれの資金もあり強行されました。

三位でしたねぇ。

でも、これでインターハイ出場権を得たのです。

嬉しかった。

その大会では我々のタイムが一番早かった。

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この時に急きょ考えたスタートの形がずっと西高に残ってたのは、これも嬉しかった。

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そんな仲間が盆過ぎに集まります。

いや、松江の話のはずだ。

白潟本町の通りです。

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ほらね、かっこいい建物。

古い町ですよ。

だが、商店街としてはどうも、そんなでもないようです。

地方はどこもそうです。

古い和菓子屋さんを求めたんですがねぇ。

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