鳥取県中部に関金町というところがあるんです。
温泉ですよ。
鳥取から60キロくらいです。
久しぶりの温泉です。
倉吉を抜けて南へ走るんですが、かなり山というか、高地へのぼって行ってると思うんですが、結構広い平地があるのには驚きました。
鳥取の国府町もそうですよ。
なんでこんなところに、こんな平野があるの?といった感じ。
そのぶん空気はいいし雰囲気はとても安らかというか、鉄筋コンクリートの狭い街とは全然違う。
住めたら住みたい。そんなところです。
さて、温泉です。
かって栄えた温泉街(?)です。
いま若い人たちがまた人々を呼ぼうと頑張っているみたいです。
で、我々夫婦は「湯楽里」という温泉宿舎へ行ったんです。
ここは湯治の施設ですよ。
基本的に泊まれても自分で食事は作るといった、だから炊事場があるんです。
さて、11時前かな、着いたんです。
ちょうど宿泊客が出発して部屋の掃除やら、シーツのかたづけやらの時間でした。
このたぶん地元のパートさんの対応がいいんですよ。
とても情が深そうな、世間によくある紋切型でないんですよ。
受付で二人で800円払って、そう、この受付の男の人も丁寧に風呂の場所を示してくれました。
そしてその風呂は、結果、女将も貸し切り風呂でした。贅沢にも一人きりですよ。
決して施設は新しいものではないものの手入れが行き届いてるんです。
以前に行った粟倉温泉の「元湯」を思い出しました。
で、風呂の外側にはウッドデッキがあるんです。
そして、古い木の階段を用心しながらあがると
素っ裸の姿で中国地方一の「大山」が見えるんです。
この日はまだ雪が沢に残っている姿です。見えたのには得した感じ。
少々冷えた体を再び浴槽に戻すと、これがまた、暖かくて気持ちがいいんです。
さらに湯の綺麗さ。
浴槽の淵をこぼれる透明な湯はもったいないくらい。
ものすごくきれいな湯ですよ。
ここはとてもいいですよ。
ほんとに最高ですよ。
この12日の日曜日はごっつい得した感じですよ。
その施設を出ると小さな神社、稲荷神社がその前にあって太鼓の音。祭りだそうです。日本ですよ。
空気もいいし、雰囲気もいい!
そんなところです。
隣には国民宿舎もあるでよ。
一度施設を出てからまた引っ返しパンフレットをもらって帰ってきました。