(画像は29日のものです。千代川への散歩の時のものです。)
「上用」とはじょうようまんじゅうのことです。
ふだん店売りのなまものにも使いますが、お祝いに紅白まんじゅうとしてもつかわれます。
大和芋と砂糖、そして上用粉これは米の粉ですが、この三つで作ります。
このまんじゅうは極めて落ち着きのないまんじゅうなんです。
まぁ、というより、私が下手なんですがねぇ。
蒸すと割れやすいんです。
だいたいがいい時と割れる時の波があって、いい時には実にみごとなパーンと張ったまんじゅうが出来るんです。
ところが割れるサイクルの時には、大部分が割れるんです。
情けないほどに云うことを聞かない。
わがままな女?のようです。
ふーむ、誰かに似てる。
で、最近は割れ続けていたんです。
だが、注文を受けた紅白まんじゅうはどうあっても割らずに蒸さねばならない。
29日は最初割れたんです。
前の日に餡玉を切って、あ、これは餡をきちんと同じ重さに切って玉にしておくんです。
準備をしてたのに、なんと多く無駄?
で、昔から伝わる、このまんじゅうにまつわる秘儀を使ったんです。
ダメもとで思い切り使ったんです。
と、どうだい、これが効いた。
ほんとに効いた。
どれほど安心したか、分かるだろうか。
その夜、やめていた日本酒をワンカップの半分飲みました。
いやぁ、日本酒は美味いです。
今日は「ろっぽうやき」を千個ほど焼きました。
明日は文化の日で、世の中は休みですが、一般の世の中と違い弊店は仕事です。
よう働くのです。
だからなんとかなってるんです。
ニュースで大手の平均、平均だで、ぺいぺいも含めた平均、ははしつこいでなぁ。
平均ボーナスがざっと100万円だと。
なんちゅうことだいな!
弊店というより、鳥取の多くの企業はこうはいきません。
まぁ、鳥取は鳥取で頑張るだわいや、なぁ。