なんだか、トランプはどうしたんだい?おかしい。今に始まったわけではないが、側近を次々首にしてなにを考えているのか?いや、なにも考える能力なしに目の前の事ばかりに、辛いから砂糖、甘いから塩、と、そんな料理の仕方をしてるんじゃないか。うまみはまるでない料理を。怖いで。
さらに、プーチンもなんなんだ?ものすごい選挙違反。世界にその違反を宣伝したようなものだ。ロシアはいったいどんな国なんかな?
国家主席の習近平も同じく終身主席となるようだし、権力者が固定するとろくなことはない。
怖さがあるぞ。
だが、そんなことにはおかまいなく鳥取にも「春」が来ている。
私はやっと背中の痛いのが和らいで、これも背中に春が来たらしい。
風景は春だからか、えらくかすんでいました。ちょうど私の頭のように。
そういやぁ今日の日曜日は鳥取市長選挙の投票日だった。だが、投票所に行く人を見かけなんだ。初めから勝負がついてると皆思ってるわけで、結果、まさしくそうであった。
第一選挙中も選挙カーが回ってきたのは、その回数は極めて少ないし、拡声器の声にも気が入ってなかった。
私らも行かなんだ。なんということでしょう。いけんで!
湿布を何度も張り続けたので、背中がかゆい。そしてそのかゆさも忘れて、久しぶりに賀露海岸に出てみた。
ここも霞んでた。
春の雰囲気たっぷりでした。
”流氷溶けて 春風拭いて ハマナス咲いて 宗谷の岬”てのは船村徹さんの作曲した「宗谷岬」の一節ですが、賀露には流氷はないものの、気持ちは同じ、「春!」ってな感じでしたよ。
頭も霞み、カメラの露出をきちんと直すのを忘れていて、パソコン入力後、その画像を見ると、「なんだ、こりゃ?」といったありようでした。
で、その画像をいちいち修正して眺めた次第。
えらい手間でした。
ま、でも、眺めるの、ちょっと楽しいかな。
おう、女将も載せておかないけんがな。
「海に向かって立つ雌ライオン」かな?
いや、ちがう。違います。訂正です。はい。
「美しき因幡の采女」です。はい。
今日の朝普段より早く目をさまし起きかけると、「むっ、背中が痛い。」、「え?大丈夫かな?」とまず不安。
で、女将に医者からもらった湿布薬を貼ってもらった。さらにその部位近くにホッカイロを服の上から貼った。何とかならなけりゃその時よ!とばかりに工場へ出た。
そう、今日は彼岸の中日なんです。まぁ、一般人は休日だろうけどねぇ。
話は変わる。
1ッカ月以上前に依頼があった。
鳥取砂丘こどもの国で和菓子教室をとのこと。数日たって3月21日は彼岸の中日だと気がついた。おはぎの日だで。さらには毎年忙しい日じゃないか?
だが、受けたもんは受けたもんだ、とばかりに、おはぎは朝早くすればいいじゃん。
と決めた。
たおちゃんに後をまかせばいいだろいし、と。
で、おはぎを、とりあえず一人で作ったんです。できない分はたおちゃんへ申し送りました。
で、4代目の運転する車で諸道具と材料を積んで、予定より遅く出発でした。
小雨の中現場へ着くと、あらら、もうたくさんの人が並んでる。
急ぎましたねぇ。
午前中二時間と、午後二時間。
よかった。背中は無事でした。腰はだるかったけど。
その和菓子が出来上がったときの嘘のないこどもの表情には、そうなぁ、感謝します。ほんとに驚きと喜びの表情をするんです。「おぅ、こんなに喜んでくれるんか?」とね。
隣から4代目のノリのいい声も聞こえてきます。
シャッターチャンスはたくさんあったのに、今日は和菓子職人をきっぱりと演じていました。それも立派な職人です。
そうですねぇ、彼岸の中日ですし、ここでもおはぎを作れるようにと準備していったものが、なんと、希望する子供は極めて少ない。
子どもに彼岸は関係ないわなぁ。
で、終わって帰ってきたが、なんと、店でもおはぎが残ってる。どうも今までとは違った何かが動いてる。なんなんだろうか。
暖かくなってきました。
店前のななかまどにもこの季節を忘れずに、もう芽もほころんでいます。もうすぐ桜の季節になるんでしょう。そのたびに私は一年歳をとる。
ななかまどと同じように、和菓子店もこの季節には桜餅をつくる。作り忘れる時はワシがこの世にいないときでしょう。
いや、たおちゃんあたりが作ってるに違いない。
これはさる老舗旅館の特別和菓子です。バターを入れて若い人でも食べやすくしてあるんですが、極めて作るのがむつかしいものです。
さらに菜の花です。今年二度目の作成で蝶が乗ります。
練り切りの桜はもう載せたと思うんですが、どうなんだろう。
さて、今日の画像を付録で載せます。
気がつくと椿が咲いてた。
さらに土筆も陽をたっぷり浴びてかなり伸びた。
どうも世の中は春だ。
ながい間かかって読んだんです。久しぶりのハードカバーのものです。
「コンビの研究」半藤一利著です。
どんな本かというと、そりゃぁ読んでみればよく分かる。あ、読んで下さい。
時は太平洋戦争の前からその終わりころまでなんですが、その間に大きな作戦に対しその命令を下した人たち。特に一人ではなくカップルで考えると、ああ、そうだ!ということもえらくあるもんで、そんなまとめ方をしてあるんです。
陸軍、海軍の人たち。将軍から参謀たち。読んでるとたいてい腹が立つ。その愚かさ、考えの足りなさ。謙虚さの無さ。でも陸軍大学では優秀な成績だったりするんです。
そりゃぁ日本は負けますって。とても合理性なんてものはない。あるとすればその人の小さなそれ。言葉を変えれば、その人にひそむ欲ですよ。権力欲、名誉欲、と。これによりどれだけ一般の兵隊が庶民が犠牲になったか。
あほな作戦をごり押しし、無数の犠牲者。
だが、戦後も責任を問われずに、生き延びる恥知らずもいるわけです。
なんとも、服部卓四郎、辻正信、牟田口廉也とか、ましてや、東条英機、島田繁太郎、さらには満州事変を起こした石原莞爾、板垣征四郎、なんて人も載ってます。
また、心情的にそうだでと、うなずける将軍たちもいます。
山下奉文と武藤章、山本五十六と黒島亀人とか。沖縄戦では牛島満と長勇と、悲惨な作戦もあります。どれも、もう手遅れのことがらなんです。
残念ながら、日本は負けるべくして負けたようです。極めて合理性に欠けてたようです。まぁ、体制がそうだったんでしょうねぇ。日清戦争、日露戦争の時とは違ってたようです。慢心かなぁ。
読んでみて下さい。
ワシ次は同著者の「ノモンハンの夏」だで。司馬遼太郎さんも書けれなかった「ノモンハン」だゎ。