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久しぶりに二の丸へ行ってきたんです。朝の散歩です。まぁ千代川も飽きたし、ちょっとは変わったところがいい。そんな気分です。

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袋川の桜土手。

あれだけ咲いていた桜の花が、当たり前だが一個もない。桜花のトンネルが桜葉のトンネルになっている。

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ここもそうだで、お堀の周りにピンクの色がまったくない。

とはいえ、気持ちいいです。

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そして門。昔は若かった年寄りが一人立っている。

いや、歳のわりには若いばあさんだで。

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これは二の丸に上がる階段。昔クラブでよく走ったもんだ。

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二の丸の石垣の上からみると、鳥取の町はけっこう大きな街ですよ。

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マンションが目立つわなぁ。煙はふだん散歩してる千代川の中州にある製紙工場のものだが、方向感覚がおかしい。

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この二の丸から少しだけ西側をみると、この画像の中央の建物が西中で、弊店はそのすぐ左だが、これは見えん。昔から見えんかった。

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ところですぐ下に見える高校が我々夫婦が通ったところだが、これが、変わった。リニューアルしてる。

上記画像をクリックしてみてください。それが分かるから。

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見ると自転車小屋までなくなっている。

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さらには正面の橋もまだ通行止めになっているが、これはまだまだ改装しようってか?

以前から移転の話があるが、まだここにあるだけましかもしれない。

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久松山鳥取城跡の石垣もりっぱになってきた。鳥取城ってのはかなりの城だで。

よくもこれだけの石を積み上げたものですよ。

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そして帰りの道では日常の風景が見られるわけですよ。

端午の節句が過ぎて、いささか、より、少し多く暇になった。

忙しい時にはかなわんと思っていたが、暇になるとこれがまた、その暇が不満。間が持たないのだ。

いわば、どんな時にも不満なのだ。

貧乏性といえばわかりやすい。

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今日女将は抜歯した。奥歯だ。血がそうそう止まらない。

いやぁ、ワシは抜歯などしたくない。

DSC_0102話は変わる。

このまえの日曜日、賀露海岸に行ったんです。

海岸と鳥取空港のあいだにある松林で蝉が啼いてた。

その時はそう思った。

ほんとにそう思ったんです。

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実際後ろから歩く妹と女将に「蝉だで。」と言ったんです。

だが、待てよ。あまりにも早すぎる。

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今になって考えると、ありゃぁ、やはり羽をこすって音を発する虫、たとえばバッタなんかもしれない、と。考える。

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あれが、もし、蝉なら、NHKにでも知らせてやろう。

”地球温暖化、鳥取賀露海岸に蝉が啼く!”

と、テレビに出るかもしれない。

明日行って確認してこよう。

世の中ゴールデンウイークなどと云われまして、大連休となっております。

鳥取の町中には人も、車も数は少なく、どうなっとんだ?と不思議な雰囲気です。

ま、観光地は大変だろうとは思いますが。

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で、弊店の話です。

このGWの最中に、世の中休みのなかで、ニュースでは高速道路は渋滞のなかで、三日から五日まで鳥取市唯一の百貨店で柏餅と粽を販売するここととなったんです。

だもんで、忙しい。

手作りゆえに、大変なんです。

そう、イグサで巻くのは鳥取では弊店だけではないかな。

イグサは知り合いのYさんの世話で岡山から送ってもらってるんです。

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で、百貨店ではリベートも取られるし、結果、まぁ、儲からんわなぁ。

販売価格が一個158円だで。

そういやぁこの前テレビで見たんだが、さる京都の和菓子屋さんでは生もの一個480円だど。

そりゃぁ鳥取の、その他の田舎の和菓子屋では、跡継ぎがないわなぁ。

以前にも載せたかな。

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なんともなぁ、和菓子屋だけじゃないで。

だから、来年は価格を考えよう。

でないと、長続きせんで。

今日昔からの知り合い、G銀行支店長が来店。で、少し話したんです。話題は地元のことばかり。

経済植民地となった日本の田舎のことばかりでした。

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あ、画像は今朝歩いた袋川土手です。もう葉桜となっています。

さて、午後に支店長と話し、時間は飛んで、風呂からあがって、テーブルをみればタウン誌というより、民間の鳥取県誌(?)が置いてある。

みると知り合いのパン屋さんのことが載ってるみたい。

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ここのK堂さんは、もう百年以上の歴史があります。古い古いパン屋さんですよ。

弊店も昔は売ってました、ここのパン。

が、今は昔とは違います。

スーパーにもここのパンは見かけない。

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だがここはここで独自の道を開拓しているようです。

真面目に、商品に愛情をもって製造しているさまが、文章からも垣間見えるのは、少し気分がいいものです。

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なにかしら社長とか、そのほか社会的な地位がある人ほど、けっこう卑しい人がいる現在の世の中で、気持ちのいいT社長です。

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なにかしら、鳥取に思いのある人が集まらないけんかもしれんで。今。

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奇麗な空気とか、きれいな水とか、たしかに都会と比べればそうなんだけど、眺めが奇麗かというとそうでもない。いや、海はきれいですよ。だが、海岸はごみが多いし、山に行く道路から眺める景色も、急に大型の黄色い建設機械なんかが置いてあったりして、こう、素朴な景色を守ろうといった気持ちは感じられない。

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なんのことはない、田舎で人が少なく、物も少ないから都会ほどのごみやら、物が、建物がすくないだけのような、そんな感じがします。

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景色を、自分の周りを大切にしようとする、統一的な企画というか、姿が見えません。

どれもバラバラですよ。どうも。

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オランダ、ドイツなんかはきれいです。緑も多く生活と林、そのほかの緑がなかよくなっています。だが、どれも人工的で、たぶんすべて開発しつくしたんでしょうねぇ。そこから反省し「今」を作ったんじゃないかと、そんな雰囲気がある。

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我々日本人は豊かな緑が多い「自然」に甘えているような、そんな気がする。

天気がずっと悪いから桜の映え方ももう少しと思っていたら、今日少しの時間だが太陽が顔を見せた。桜の花も喜んでいたに違いない。実際木々の上のほうの若芽も花になって陽を浴びていた。あまり暖かだと花がもたない。明日はどうなのか?桜まつりだで。

さて、昨日はどこまで歩いたのか?若桜橋までだったかな?そうだで。

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橋から北側を眺めると久松山ですよ。かって鳥取城があった266メートルだったかな、そんな山です。

山頂まで登る人が多い。知り合いも何人かいるんです。それどころか話で聞くと、外国人の観光客も登っている人があるらしい。と、いうことは、このふもとの辺りに外国の若い観光客がけっこう歩いているとのこと。

こんな話がある。ふもとのお堀のところの駐車場で外国の女性二人が地図を眺めていたそうな。そこで日本人の男性、少し歳とった、少しじいさんがどうしたのかと聞くと、鳥取県中部へ行きたいが、よくわからんという。少しじいさんは英語の説明がむずかしく、少し困っていたのが、その時近くを地元の若い女性が歩っていて、英語で助けてくれた。少し爺さんは少しおどろいて、すごいなぁ、と、お礼を言った。

ところがその若い女性は答えた。

「私アメリカ人です。」う~ん実際は「I am an amerikan.」かな?

少しじいさんは大いに驚いたそうな。

今、そんな時代らしい。

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若桜橋をすぎると、シティホテルの「トイレを自由に使って下さい」という立札があるんですが、この辺りからNHKあたりには種類の違う桜が植えてある。花の色が白いんです。さらに咲く時期が少々ちがってたりする。

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これが、そう。白いんです。

ところで桜並木がある袋川の土手、桜土手はここ、NHKのある弥生橋で終わります。

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ほら、ここから上流には現在桜がない。昔は少しあったと思うが、今はとんとない。右のビルは日進小学校です。店舗補佐たおちゃん姉弟が通った学校です。この辺りはヌートリアがよく姿をあらわすんです。

で、桜は終わったので、引返すことに。桜土手とは違った一本北の道路を帰ることにしました。

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こんな、一時に二人滑れるような滑り台がありました。

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ここは真教寺公園。まぁ、公共の場所には、この時期かならず桜が咲いている。ここの桜は古木のようである。桜土手より以前から咲いていたのかもしれない。

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で、白鳥が外に出たそうにしていた。コゥ!と啼いて、外を眺めるばかりでした。水もきれいな水に変えてやりたい、そんな気持ちになりました。

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西に向かって帰るのですが、これは新町商店街。もっとも商店は極めて少ない。だが、アーケイドがあるんです。隣の通りの川端銀座商店街はアーケイドを撤去してしまいましたから、貴重なアーケイドですよ。

これを突っ切って、さらに歩く。

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その前に若桜街道の建物ですが、昭和27年の大火後に建てたものです。ちょっと古いで。なかなか再生は大変です。どこでも。

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アーケードを抜けると、懐かしや、ガラス障子の建物があるんです。で、そこに、

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ほらほら、谷口ジローさんは、この辺りの出身なんですよ。

最近亡くなってしまいましたがねぇ。生きていてほしい人は亡くなり、そうでない人は、厚かましくも、恥をさらします。

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まっすぐ歩くと、また袋川の桜土手にぶつかります。そして、そこには最近建てられた尾崎放哉の歌碑です。表面は達筆すぎて読めれない。裏に普通の文字で書いてある。だもんで読める。さらにこの歌碑に寄付した人の会社と人の名がきざんであるんですが、この画像のものは、知り合いの名が刻んであった。

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そして帰ってきました、鋳物師橋。弊店はすぐそこです。この桜土手、弥生橋から湯所端まで1,800メートルにわたり桜が咲いているんです。

はは、やっと終わり、以上です。

 

 

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