取り。鳥取の取りです。わたくしめの句が取りをとりました。
なんでもが裏があるもんです。私なんかが最後を締めるなんておこがましい。
実は今日は公開放送でした。で、そこに鳥取のご夫婦が見学に来てたんです。
「はぁ、鳥取から来られたんですか、バスで来られた?これはありがとうございます。雪はどうですか?」と、司会の佐藤さん。
この佐藤さんは以前鳥取局にいたので、けっこう鳥取びいきなんですよ。
で、土曜ほっとタイムの最初から「鳥取」の名が出たんです。
さらに、この鳥取の方の句も詠まれました。
お題は「スタート」と「扱う」です。
奥さんの方が句を作られていました。ラジオネームはアオタススメ。信号が青だ進めとのこと。
扱いは 荒いがやけにうまい店
です。
番組中なんども「鳥取」が出ました。うれしや、うれしやです。
この流れで最後の締めが鳥取人だったのです。
「最後の句になってしまいました。鳥取県の鳥取人さんです。しらぬまに‥‥」とまあ、鳥取デーでした。
今回は女将も投句しました。なかなか出来なくて葉書では間に合わなくてメールで参加。
「あんたぁ、これメールしといてえなぁ。」
「はい、わかりました。」てなもんです。
では没の女将の句。
除雪車と 怪獣間違え 猫ダッシュ
多機能の 私を生かすは 夫(つま)の知恵 菓子屋の女房
二句目がなんだかなぁ憎いですよ、これは。なかなか言ってくれてます。
で、4週間没であった鳥取人‥‥
こう記してる今、雪が降ってます。予報では明朝マイナス4度になるなんていってました。凍り始めているようです。まだまだ冬です。
で、句です。
アルファ波 ダッシュきかない 初出勤
禁煙だ 四日の日には 喫煙だ
知らぬ間に くつわと手綱 付いていた
新しき 研いだ包丁 手を切らず
スコップの 除雪が下手な 若者よ 鳥取人
知らぬ間に‥‥が取りを勤めました。真打です。あ、いや、大賞取れなかったからにぎやかしです。でも鳥取だ。
さて、来週のお題です。
「期待」と「決める」です。
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一昨日は私が四代目を送りました。得意先の新年会でした。ずっと私が送られていたものが世代の交代といったところでしょうか。
昨日は業界の寄合がありました。ゼリー状の路面のなか四代目に送ってもらい、飲みました。
結果今日は二日酔いです。
昨日の夜、帰ってからのことはまったく覚えていません。私は自分自身のことをまったく知らぬのに女将はよく知っています。懐中電灯をもってもなかを追いかけたとかetc. なるほど酒が人を飲むとはよく言ったものです。
一昨日でしたか、「あかね空」が放映されました。ちょうど遅い夕飯が終わりごろに始まりました。
「あーぁ、これで風呂にはすぐにははいれんゎ。」と女将。
見ちゃいました。還暦の橋を渡るとどうも心の汗が流れやすくじっと見たのです。原作は山本一力さんです。三年ほど前でしょうか読んだものです。ずっと続けて時代小説を読んでます。藤沢周平さん。今は池波正太郎さんの「鬼平犯科帳」です。夫婦ともどもです。
私の図書室はもっぱら西洋式のおこもり部屋です。しびれが切れないのは嬉しいです。これは読みやすい。一巻目は活動写真の弁士の言葉を聞いているような印象です。いまはなにか、そうめんをズズズーと食べているような、のど越しもなめらかです。この鬼平はテレビドラマにもなっていて最近なるべく見るようにしています。これも面白い。カメラの位置がいいですねぇ。加えてできるだけ行灯の灯を考えて撮ってあります。そして、とにもかくにも中村吉右衛門さんががうまい。
さすがです。役者とはこうなんだと思ってしまいます。
ところで初代平蔵はお父さんの松本幸四郎さんだったとのこと、このとき吉右衛門さんは息子の辰蔵役だったらしいです。さらに丹波哲郎、萬屋錦之介が主役を務めたようですが、見たことはありません。今思えば見ておきたかった。
さらに、ところで、火付盗賊改方長官 長谷川平蔵(1745-1795)は実在の人物です。
フィクションである「あかね空」の画面に文字が天明四年と出ていましたがこの年は平蔵は39歳。400石の旗本です。この後田沼意次の失脚の次の年42歳で長官となり50歳で亡くなります。そして初七日の日に役をとかれるのです。この火盗改めでエネルギーを使い切ったようです。
長官になった次の年に老中松平定信が政治を握るのです。平蔵より13歳若い老中です。寛政の改革をした人で昔日本史で習いました。たしかこの定信が混浴を禁止したと思います。ほんと、余計なことをしたものです。
棄捐令を定めたのもこの(8代将軍徳川吉宗の孫にあたる)定信なのです。棄捐令というのは旗本、御家人の負債を免除する法なのですが、これによりそれまで旗本たちに金銀を貸していた札差(米を金銀に変える商人)が貸さなくなって、さあ大変、以前より困るようにになりました。ましてや札差が金を使わない。景気も悪くなったようです。
時代小説読んでみて下さい。
面白いです。
今年初めてのぼやせんです。NHKラジオ第一放送土曜日午後3時5分に始まります。
いやぁ、すごい雪でした。大晦日の朝から降りだしました。琴平町付近では車の立ち往生が1,000台ですよ。また、雪の重さで転覆した漁船が370隻。とんでもない災害です。漁師の皆さんどうか頑張っていただきたい。弊店も零細企業、いや、企業なんていえません。大変さが分る気がします。
ぼやせん初めは結論からいいますと、完没です。
言い訳しますと、12月は師走でバタバタ。正月は飲む、食う、寝るのトライアングルでした。正月にアルファ波ばかりでベーター波が出てこない。と、川柳できませんよ。
いいわけでした。
お題は「兎」と「開く」です。
女将は今回休みです。
「出来んのにや!。」と言っておりました。なので私だけ。
今年こそ ゲゲゲ追い越せ 白兎
因幡では 今年を開く 白兎
初夢に バニーガールの 妻を見た
国会の扉がきしみ 開かない
年明けの 今年の扉 重かった 鳥取人
以上です。
☆一番目の 今年こそ‥‥ はゲゲゲの境港には370万人の観光客が来たとのことで、とんでもない数字です。たしか境港の人口は5万人ほどだったと思います。すると74倍の観光客がきたのですから、まさしくゲゲゲです。この観光客が食べ、トイレも使い、となるとなんかパニック起こしそうです。
☆三番目の初夢に‥ は、なにかイザナギが黄泉の国でイザナミに会った時の感じに似ているかもしれません。
☆四番目の国会の‥‥ はそうですよね。不毛の政界とでもいいますか、政治家というのは一番「信頼」が大事だと思うのですが、今、国会議事堂の中にはこの文字がどこにもみあたらないかもしれません。あってもマスコミが見つけることが出来ないのでしょうか。
とにかく、これで四週連続没となりました。なんということでしょう。川柳の神様に見捨てられたのでしょうか。
うん、ぼやせん神社造ったら全国から参拝者が押し寄せるかもしれません。だって毎週投句数だけでも1,500なんですよ。
笑いを生み、生活に潤いをつくり、楽しく長生きの効き目あらたかのぼやせん神社です。
それはさておき、今回のぼやき川柳。鳥取因幡ですから気多(けた)の岬の白兎でうまくいけばと思ったのですが、あまかった。現場の白兎神社には4万人の初詣参拝者とのこと。これは因幡一ノ宮の宇部神社が32,000人ですから、白兎効果はあったようです。バスツアーで関西からも若いカップルとかが来鳥とニュースにでていました。
来週のお題です。
「スタート」と「扱う」だそうです。ふ~む‥‥!ぼやきベーター波よ出て来い。
いやぁ、今年最後とそれなりに頑張ったつもりですが、没りました。これで三週間続けて鳥取人は没。沈没でした。
お題は「プレゼント」と「迎える」です。
逝くときに 夫がくれた 守るから
紅いバラ 自分に宛てて 届く菊
同名で 貧乏神が またここへ
大人顔 改札通る 里帰り
クリスマス 盆の送り火 焚いている 鳥取人
ちょっと全体にブラックすぎたかもしれない。没。
女将。久しぶりです。
「手を出して。」元気を君にプレゼント
宝くじ 抽選の日は 正装し 菓子屋の女房
女将らしいです。
元気でなくても、空元気だろうが元気なのが女将です。
でも、没。
次は来年の8日で、お題は「兎」と「開く」。
まさしく来年の初春です。
NHKラジオ第一放送土曜日午後3時5分ぼやき川柳。18日はちょうど弊店の和菓子教室の真っ最中。
熱をこめて指導していました。私は。
でもその前に店舗補佐たおちゃんへ時間になったら録音のスイッチをいれるように言っておいたのです。
結果スイッチは私がいれました。
和菓子教室が終わるとすぐにまた砂丘イリュージョンでのおしることみたらしだんごの販売。途中結構な雨でした。
日曜日もまたイリュージョン。大変ですゎ。
それでも投句。
お題は「秘けつ」と「嫌い」。
またしても私一人でした。
微笑です 弥勒菩薩も モナリザも
へこたれた やるき地蔵の 笑顔見る
医者嫌い 最後はやはり 医者頼み
息子まで どこか似ている じっちゃんに
はげてきた 好き嫌い別 似る先祖 鳥取人
まあ、全没ですゎ。
番外記そうにも、どうもいいものそうなものがない。
さて25日はとうとう今年最後のぼやせんです。
とっとりのみなさん! ん、そうだった。因幡の白兎という人が質問をしていました。
「川柳つくるのになにか規則がありますか?」これに対し大西泰世さんは
「なにもありませんよねぇ。」とぼそぼそ。
鳥取の白兎さんだろうがイリュージョンだろうがふるって投句してください。まず打倒島根県です。
いや?仲良くだとうしまねけんです。