» お菓子のブログ記事

長男が言うんです。

”おとうさんのブログはお菓子屋のブログじゃなくて、おとうさんのブログだで”

うん、そう思う。

だから反省して、お菓子です。

跡継ぎの次男、四代目が、作演出製作、すべて四代目の商品です。

時は秋。

散歩してても秋の声が聞こえてきます。

仲秋の名月は19日だったと思う。

晴れになればいいけどね。

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写真撮るのに餡と黄粉は少なめにしています。

画像は白い団子ですが、よもぎ入りのもあるんです。

210円としてるんですが、これって安すぎると思う。

まあ画像をクリックしてください。

団子も大きくなります。

さて、店頭のポスターですが、女将の担当です。

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家族プレーですよ。

超零細企業です。

まあ、いいんじゃないでしょうか。

貯金もかねもないけどねぇ。

いや、四代目は儲けるで!?。??。?????。

はは、希望だわい。

9月4日の物語。

はは、普通の日ですよ。

ずっと雨は降り続き、少し皆が心配したものの、事なきを得ました。

これが、水があふれれば普通の日ではなくなります。

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朝、どれくらい水が増えたのか気になりすぐ近くの鋳物師橋(いもじばし)まで見に行きました。

(画像の)これくらい。

まだ大丈夫のようでした。

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で、この日は「因幡国くりまんじゅう」を作らんと在庫がなくなるんで、さあ、作ろう。の日です。

昨日4代目が焼いたおいしいカステラも切らないけん。

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かすてら、いや、「かすていら」を焼くことができれば焼き物はたいていできる。

基礎であり、高度なお菓子です。

ワシは教えたけども、たぶん焼くことできない。

ずっと焼いてないから、たぶん焼けない、と思う。

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で話は、くりまんじゅうだ。

いや、正式には「因幡国くりまんじゅう」だで。

「いなばのくに」と読むんですよ。

そのくりまんじゅうです。

ちゃんと栗を入れて作ってるんです。

栗が入ってないのに「くりまんじゅう」と言ってるが、これって表示上おかしいと思いませんか。

メロンが入ってないのに「めろんぱん」ですよ。

これ、たとえば「温泉まんじゅう」があるとすると、温泉がまんじゅうに入ってないと正確ではないんです。

かなりあやふやで、結局常識の範囲で、となるんですが、一応決められた細部にたがうとえらいことになります。

コンプライアンスです、法令順守ということですねぇ。

日本は贅沢な世界です。

一々その商品のことを説明しなくてはならないのです。

消費期限、賞味期限とまあ丁寧なことです。

弊店もやってますよ、きちんと。

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さて、あのくりまんじゅうの表面の色のついた部分。

栗の表皮のこげ茶の色ですが、卵黄を塗るんですよ。

そして焼く。

要は焦げた色なんです。

一度に60個くらいの卵黄を使うんで、あと、卵白が残るんです。

これってかなりりっぱな動物性蛋白質ですよ。

以前はボディビルの連中はジョッキにいれて飲んでいました。

いまは肥料にも使われません。

捨てるんです。もったいない。

入用の方は連絡してください。

差し上げます。

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焼き上げたら、これをパックして出来上がりです。

おいしいですよ。

近所に住む中学生が買いに来る。

一個買って、しばらくして、二個目を買いにくる。

高価ですよ。

中学生には。

若者が食べるのは確かです。

若者は贅沢ですよ、まずいものは食べない。

と、まあ、この日はくりまんじゅうの日です。

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ニュースは「雨」ですよ。

温暖化。

異常気象。

鳥取は雨が続き、それが穏やかになって、いゃ、その後  涼しい。

で、一句。

大雨の トンネル超えて そこは秋

トンネルを抜けるとそこは雪であった。の、そう、形を拝借しました。

今日は組合の事にてかなり時間をつぶす。

小さな弊店でバリバリ元気な年寄であるよりいいだろう。

今も四代目は「逢えましたね」を焼いている。

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話は変わり、

きょうは少し特異なお客様です。

まず三人の中学生くらいの男の子。

さらに二人の小学生。

醇風小学校です。

なにかいい方向が見えるような感じがします。

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閉店ごろに女性のお客様が、あ、この人は最初電話だったんです。

で、来店を願って聞いてみると、生ものがほしいとのことで、なにやら明日お茶をだすらしい。

で、いまの時期の練切を決めました。

そうです、あなた方が弊店の支えです。

昨日の夜はたいへん涼しかった。

窓を開けたままでは寒く早朝には窓を閉めました。

で、今日の夜、やはり涼しいです。

ありがたい。

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お菓子のはなし。

これは「逢えましたね」という菓名を付けたお菓子です。

命名は私ですが、お菓子自体は四代目の製作です。

パイ生地を使って、そうなぁ、和菓子屋が作った洋菓子と言えばいいのかな。

数年前に作った商品です。

中身に栗とりんごを使っています。

和菓子屋だから餡もね。

先日50個くらいかな、県外から注文を受けました。

嬉しいですよ。

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さて、気に入ってもらえるのかどうか?

で、ポップを出来ないかと電話を受けたのは送り出した次の日でした。

お得意先は急いでる。いま製作中とのことで、写真がほしいとのこと。

ただちにホテイ堂撮影隊は動いたのです。

私は部屋へカメラをとりに行き、店に置いてる、背景になる黒い板もとってきて、四代目は在庫の中から形のいいものを選んできました。

で、撮ったのが今日の画像です。

電話の相手先は神奈川のお店です。

来店の方々に気に入ってもらえたらと思います。

説明しておきます。

「逢えましたね」とは?

どういえばいいのか、こう、知り合いの中に、知り合いになって感謝してますっていう人がいるじゃないですか。

けっして多くはない。

それは結婚相手もあれば、幼馴染かもしれない。

何かで逢って仲良くなった人かもしれない。

ああ、出会えてよかったと思える人。

親、兄弟もそうですよ。

読んだ本の作家かもしれない。

そんな、縁というのか、この人に「逢えてよかった」というそんな気持ちなんです。

それがこの菓名の気持ちなんです。

昨晩から雨。

涼しくなりました。

そんな今日の土曜日、店舗補佐のたおちゃんが和菓子教室を開きました。

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場所は「いくのさん家」という老人施設です。

主人がこの施設に勤めてる。

朝から昼までだったようで、私が昼ごはんとってると帰ってきて、楽しそうでした。

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個性豊かなものが出来たと、そして楽しかったと言ってました。

昨日はこの教室のことで頭がいっぱいで、様々な道具をせっせとそろえていました。

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餡も知らぬ間にけずられていたりします。

これをわき目もふらずというのでしょう。で、うまくいったみたい。

さて、IMG_2869

季節の変わり目です。

女将が店のポスターをはがしていました。

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あつーい、暑いとバタバタしてるあいだに、やっぱり季節がやってくる。

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明日は日曜日で休みです。

余裕かな?ちょっと一句です。

虫の音に 耳かたむけて また涼し

どうですか?没!かな?

だいぶ前のがまだあった。

遠く蜩を聞く早い朝

なんて、目の前のテレビではフェイ・ダナウェイが出てる。

懐かしい。

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