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ぶふふ。
全国のみなさん聞いてください。ぼやき川柳(NHKラジオ第一放送土曜日午後3時5分~3時55分全国放送)でなんと三週連続の入選です。そうそうないことです。めったにないことです。ぜったいにないことです。
では、あっ、そのまえに。お題「露地」と「響く」です。
入選句から
団塊は ゲーム機なしの 露地栽培 鳥取人
で次は没句。でもこちらを選んでほしかった。
百円と 真っ赤なトマト 交換し
井戸水の 真っ赤なトマトに かぶりつく
吼えながら トンネル抜ける 大型車
国会の 太鼓の皮は ゆるんでる
これらですが、私は苫(トマト)を通して欲しかった。太陽の下で育った真っ赤なトマト。買うなんて、おこがましい。百円と交換してもらうのです。そして清らかな冷たい水に浮かばせた、あ、いやいや、これって、緑のきゅうりでもいいんです。新鮮で冷たくおいしい。塩を少々。これって絶対おいしいですよ。
さて次は女将の没句です。
露地トマト おひさま一緒に かぶりつく
「あっつ~う!!」 響き声連れ 夏が来た 菓子屋の女房
この「あっつ~う!!」は私の夏の恒例言葉なのです。工場では夏には特に火を使いますのでまさしく「あっつ~う!!!!!!」なんです。一日に何度言うことか。
そうだ、今日、菓子教室の I さんが和菓子のことで質問持ってこられましたが、答える「鳥取人」はきっと汗臭かったでしょう。ほんと、失礼、失礼です。ごめんなさい。でもしかたないのです。
さて、次のぼやせんは確か28日(土)です。お題は「市場」と「さがす」なのですが、高校野球のため三週中止です。高校野球ファンの人たくさんいるかもしれませんが、ぼやせんのファンもたくさんいます。是非ぼやせんやっていただきたいと思うものです。
そう高校野球は地元高校の放送だけしていただければ‥‥、、、、なかなか難しいかな???でもそう思う。
ぼやき川柳の日です。ところが夏の甲子園地区予選。3時になっても、まだ野球。ましてや弊店では二度目の和菓子教室の最中です。
野球の放送がおわり、ぼやせんやっとるでとのたおちゃんの言葉。
私はそうそう聞くわけにもいかず。それでも手があいて
「だめだろう。」というと
「通ったで。」
「だれが?」
「工場長(私)が!!」
少しびっくりです。まず入選句を記します。お題は「味」「起きる」です。
おじいちゃん いい味だして くどいてる
これが入選です。で、没は
味がない 病人食の 様な夫(ひと)
愛情を ぱっぱふりかけ 味仕上げ
目覚ましが 鳴る前 朝日に起こされる 鳥取人 です。
一方残念ながら没となった女将の句。
食べた後 よく味わえと 言われても
猛暑日で 入道雲が 起きてきた 菓子屋の女房
そして店舗補佐のたおちゃんの句
田舎より 荷物届けば 母の味
母になり 朝までぐっすり 寝てみたい 慎太郎の娘
それぞれに、それぞれの歳、思い、感じ方が違います。面白いものです。
さて来週のお題は「露地」と「響く」です。
梅雨がおわり、とんでもない暑さが続きます。
こんなに当初から熱中症が話題になった夏もないのではと思います。
夜、雲のない空に気がつけば月。
しばらく見なかった月です。 ああそうか梅雨が終わったのだとあらためて思ったのです。
で思った次の日、千代川河原へでてみると なんと 月見草 が咲いているのです。
そうか、月が見えるようになって、そのころ咲くから月見草か、とまた思ったのです。
これはひょっとして、月の光に誘われて花を開かせるのではないかと、また思いました。
そして、出来ました。
川柳風な俳句。または俳句風な川柳。
目を傷めずに詠んでいただきたい。傷めても責任負いません。
月光に 染まりてひらく 月見草
仰ぎみて 光に染まる 月見草 鳥取人 です。
よろしければ、どなたか、添削をお願い致します。