最近はあまり聞きませんが、登山が好きな山男の言葉に、どうして山に登るのかと聞かれ、そこに山があるからだ。と答える。
なんか哲学的です。
山がなかったら登山なんて出来ない。
だから山梨県の人は登山をしない。岡山県は登山だらけ。なんて。
ばかでした。還暦過ぎたじじいのギャグではない。
が、山男と同じ猫がいるのです。じゃじゃ馬猫。
手がかり、足がかりがあればなんでも登りたい。
家中の登れそうなところはみんな爪あとだらけ。
デストロイヤーですゎ。
後先考えずダダダーと登ろうとします。
登れば降りなければなりません。
降りるほうが大変なんです。
なのに登ることばかり考えるのです。
まあ、だから前進、前進と地球に広がっていったのでしょう。
特に人間は。
だが、落ちたりするのです。
もなかも落ちました。
登る時と違い少しおとなしい。
失敗というのは反省の時です。
それ以降、この壁には登らなくなりました。
だがしかし、夜中にじっとしているわけではなく、悪さをしています。
ガンダムの人形の腕やら足が落ちているのはあたりまえ。
台の下から、玉にとったのだろうゆで卵。
中身がかなり干からびて殻とすき間ができています。
こんなのが出てくるのです。
女将のおやつを入れたバスケットからカステラの袋も引っ張り出してかじります。
そして女将に叱られるのです。そんな夜は、女将の部屋ではなく私の部屋へ入ってきて布団の上へ寝るのですが、これが重たい。
自由に足が動かせない。
なんともはやといった感じです。
» 「もなか」といいますのブログ記事
いやあ、腰だるい。
ダルゴッシ・セナダールですよ。
歳ですねぇ。
そうそうOBのUさんが来店。いいですねぇ、クラブっちゅうもんは。
さてもなかさんがなにやら考えてます。
もなかです。
なんかよくわかりません。でも思うのです。
もなかは親の顔もしらない、父親なんかまったく浮かびそうに無い。
お母さんは?そう顔は覚えてないけど暖かかったような記憶があるんです。
そう、ちょうど女将さんの布団にもぐりこんで寝ているような、そんな感じがしてます。
それで、なんかおなじ屋根の下で女将さんや大将や、ちいばあちゃんと暮していて、私は違っていると思うのです。
食事の時には同じようにテーブルに向かって座っていますが、別扱いなんです。
それどころか、暑い頃、ゴキブリを見かけると身体が勝手に動いてしまうのです。
捕まえちゃいます。食べませんけどね。
柱があれば爪をたててみたくなるし、ガンダムの人形もばらばらにしてリビングの床の上で追っかけまわします。
楽しいですよ、これ。
でもこの家の誰もこんなことしません。
それで女将さんに相談したんです。
もなかはなんなんでしょう?これでいいのかって。
しばらく女将さんは黙って考えていましたが、一言
「うん、もなか!ええだ!あんたはこれでええだ!あんたはあんただけ、これでええだが!」
なにかこれを聞いたとき、身体がスーと軽くなりました。
相談してよかったと思いました。
もなかはもなかなんですよね。
もなかです。今日の事件です。
三代目が右アゴを押さえながら帰ってきました。
昨日に続いて歯医者へ行ったのは知っていましたが、今日はかなり痛かったようです。
歯茎へ針を刺されてグリグリされたみたいで(本人の感想)、ごっつい痛かったみたいです。
さすがに痛み止めを飲んだようで、口数も少ない。
それだけではありませんでした。
かぶせてある中で歯がわれているとのことで、抜かなければならないそうです。
その後には両側の歯が傾いてくるので入れ歯、またはインプラントなんてのをしなければならないそうです。
かわいそうです。急に歯を抜かなければならないことを知ったのでもショックなのに、さらに、急に入れ歯なんて言葉をきかされたのですよ。
もなかには信じられません。入れ歯なんて老人じゃぁないですか。なんてことでしょう。
四代目は「抜いたらはれるでー。」と、女将は「あらぁ、ほんとか?」とのことで、なぐさめるのは もなか しかいないようです。
それでも三代目は覚悟をきめたようです。
月曜日の午後抜歯に歯医者へ行くそうです。
悲壮です。
りっぱです。
さすが、もなかと同じ屋根の下へ一緒に暮らす家族です
入れ歯かなんか出来たら見せてもらおうとおもっています。
阪神淡路大震災から16年経ったとニュース。早いものです。鳥取の我々もこの年月の間に変わっているんでしょうね。
さてもなかさんです。
寒いこの時期はたいていこたつの中へはいって外へは出てきません。出てくるのは我々の食事の時です。
何かが食べれるし、温風器の前へ座れば寒くないのです。
部屋もあったまれば温風器から離れて遊びもします。
夜は女将が食事を作っている時はリビングにいます。暖かなところを選んで座っています。
呼べば答える。欲しいものがあれば鳴いてねだる。
子供と同じようです。
ところが、これは遊びではない。
靴に頭を突っ込み匂いを嗅いでなにかさがしてる。
しつこく頭を突っ込みます。
手も突っ込んでいるからそうでもないんでしょうが、匂いフェチかと思ったり、まさか猫がそんなことないだろうと。
ただの好奇心?
しつこいですよ。
くさや、ドリアンとクセのあるものはおいしいものがあるものです。
靴の中にもいいものがあるのか?
で、私、もなかのつもりになって嗅いでみました。
臭くない。
臭くないんです。(ほんとです。)
もなかは何をみているのか?
やはり好奇心?
この草原の向こうにはなにがあるのかと、かってアフリカの大地溝帯から歩き始めた我々の大祖先たち。
これも大いなる好奇心だったかもしれません。
もなかが頭を突っ込む靴の中にもおおいなる進歩の種が‥‥‥‥‥‥? あるはずないゎ。
ところで、ところでなんです。マカカフスカータです。急に頭の中に浮かびました。これってなんでしょう?昔本で読みました。けっこう身近に見ます。
解る人は弊店へお越し下さい。私を呼び出しお答え下さい。
その場で「仁風閣」一本を差し上げます。
先着5名様としてください。それと、私の家族関係者、知り合いはご遠慮願います。