» 2017 » 12月のブログ記事

今日鳥取は雪が時々降っていました。

さて本題です。

ながい間かかって読んだんです。

「日本のいちばん長い日」ですよ。半藤一利さんの書いたものです。なんせおこもり部屋でしか読まないので長くかかるんです。で、その前に「日本国の憲法の二〇〇日」を読んでるんで、さらにまたその前に「あの戦争と日本人」を読んだんです。順序が逆だけどもねぇ。

だが、皆目記憶に残ってないんです。いや、ちょっとはある。GHQの力。日本の首脳のバカらしさ。さらにはジャーナリストの不甲斐なさ。なんなんでしょう?幕末から明治のころの人たちは、もっとしっかりしてたんじゃないのかなと思うんです。

日本国憲法が出来るまでの様子。GHQの力。マッカーサーの思い。この辺りは皆さんに読んでもらいたい。原爆が使われたいきさつ。なんともです。さらに玉音放送が流される前の8月15日に至る14日からの息詰まる一日。「日本のいちばん長い日」は映画にもなってますよ。阿南陸軍大臣には役所広司さんが扮してました。15日に腹を切るわけです。

私は戦後生まれなので実際の戦争中の事とかを知りませんが、それでも、占領されたのがソ連でなくてよかったとは思いますって。

ひょっとしたら、北海道、東北はソ連の統治になっていたかもしれない。鳥取はイギリスの管轄かな。思えば爺さんがいってたが、インド人が駐留してたとのこと。なるほど、と思う。

何が左翼で、なにが右翼かは知らんが、当時GHQがこれは役に立つと考えたその連中は、本来東京裁判にかけられることを免除されたみたいだ。いつの世にも世渡りのうまい奴がいるもんです。

だが、一番の問題は、日本人がなんで、あの戦争に踏み込んでいったのか?ということです。さらに、戦後すぐにアメリカナイズされたのはなんだったのか?とも思う。だって、原爆にしても各地の無差別爆撃にしても、もっと腹をたってもいいのではと思うんです。

日本の我々が、あれは、なんだったのかとしっかり考えぬと、また、同じように破滅的な戦争に巻き込まれてしまうのではないかと心配するんです。

 

なにがなんだか、えらく速い一週間でした。

3日の日曜日女将の父親を見舞いに行ったんです。女将、四代目と私。

見た印象は95歳とはいえど、まだまだ元気だと思ってたんです。実際本人が食事をしてた。

そしてまだ暗い翌日の朝、階下の電話が鳴りました。そして鳴りやまない。その不吉な予想は残念ながら当たっていました。

「え!?息がとまったあぁ!」というせっぱつまった女将の声が聞こえました。

すぐに病院へ連れて行きました。

だめだったと分かったのはすぐ後でした。

そのあとは仕事もあるし、葬儀のこともあるし、てんてこ舞いといった感じかな。

葬儀は無事に済みました。

十数年会ってなかった親類の人たちにも会いました。

我が家では海外から長男と孫たちも帰ってきました。

一生懸命に生きた女将の父でした。皆に慕われていたのです。

女将は、その集まったみんなの様子に、いい葬式だったと何度も言ってます。さらに、お母さんが心配で実家へ今日も様子を見に通っています。

今日は第二土曜日で店は明日も含めて二連休です。孫たちは今日の朝帰っていきました。

そんな一週間。

12月ですよ。カレンダーはもう後がない。なんとも、です。

今日は、忙しい忙しいではいけないと、女将の父親を見舞ってきた。肺炎からだろう、肺に力がないからだろうが声が出ない。それでも思ったよりしっかりと食事をしていた。四代目も同じときに病院へ来た。人が来れば喜んでいるようだ。特に女将が来ると一時半まではいてくれなどと願ったりする。

さて、なまものです。

「寒椿」です。

去年から紅い椿も作るようになりました。作ってみれば淡い赤色でかわいいもんです。以前は白椿ばかりで、それでいいと思ってた。ワシも変わってきているんだろう。

明日からまた忙しい。

在庫が少ないのもあるし、まったくないものもある。年末に向かって、すべての仕事をかたずけて、正月はゆっくりと迎えたい。と、思っているが。どうも注文がはいりそうだ。元旦と二日に納品だと電話がかかってた。

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