なんでか椿ってのは冬の花だと思ってた。だから、ちょっと昔は、寒椿は作っても春には作ってなかったんです。で、ちょっと季節が合わないが、しかし、まだ咲いてないしなぁ、と、まだ作ってもいいんじゃないか?と、自分を納得させて桜の前に作ってもいたんです。
だが、このたび季語を調べたら「椿」として春の季語にあるではないですか。なんだよ。作ってよかったんだと少しほっとした。
で、実際に今咲きだした。椿が。
でも、そのまえに店の前にあるナナカマドの画像です。
桜が目立ち、椿も目立ち、ナナカマドは目立たない。
だもんで、あえて載せる。
どうよ、緑が出てきた。
で、いよいよ椿です。
女将がもらった数種類の椿があるんです。
ピンクの椿、だで。これも、次の椿も画像をクリックしてほしい。何というのか、椿は椿で自らの姿をこしらえてるんで、見入ってしまいますって。
どうですか?
奇麗だで。
あ、ちょっと利口げに俳句を調べたんです。
「一つづ陽炎あげて落椿」 加藤霞村
「一つひとつ雪を窪めて落椿」 石垣青子
「一ツ落ちて二つ落ちたる椿哉」 正岡子規
これ新しいカメラで撮った画像です。まだ、これからですねぇ。