昨日のぼやせん。午後3時5分。気温30度。二階は暑いので一階のリビングで「菓子屋の女房」と聞きました。お題は「蛍」と「たおす」です。 先週この女房が入選したのでこの日はだめだろうと思いながらもなにか上げ潮を感じて、少し期待しながらのスイッチオンです。 最初は  あいかわらずの佐藤さんの声で知ったラジオネームに耳がむきました。  「鳥取県の花詩集さん。」     オッツオッツオツ。一緒に仕事している小谷さんです。毎回投句しています。  短冊に 打倒女房と 書いてみる    花詩集 これにて鳥取は終わりかなと、すこしあきらめて二人で聞き続けていたら、なんと、なんと「菓子屋の女房」の葉書に書いた文章を佐藤さんが読んでいるではないですか。加えて川柳も  観る人の 心を乗せて 蛍舞う    菓子屋の女房 初めて三回投句しそのうち二回詠まれることとなり、びっくりです。妻の顔からはおどろきと嬉しさがこぼれそうです。すごいで、と話していると すぐ後でなにか文章読んでいる。  あれ?この文章はワシの書いたのだが。と気がつけば「鳥取県の鳥取人さん。」との声。  光りたい 時々蝿は そう思う     鳥取人 と詠まれました。 ホテイ堂で投句している三人とも同じ日に読まれるとは前代未聞、空前絶後のことです。いやはや驚きの一時間でした。 来週は「瓶」と「だまる」です。

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