最近弊店の客層が変わってきた。
昨日、彼岸の中日に、まず高校生と中学生が来店。
「甘い物たべたいから。」
とのことで、おはぎを食べたとのこと。
さらに小学生が来店し、「甘い物ください。」と、「ちょっとながいき最中」を一個買ったそうです。
しかも抹茶あんのものです。若いのに通なのかな。
さて、松江に早く着かねばなりません。
このブログでは東松江も飛ばし、黄色の電車を降りると松江です。
ここの改札も鳥取駅と同じく女性駅員でした。
そりゃあ、男の人よりやわらかいです。
駅前ですが、駅を出るとすぐにバス停があります。
時刻表をみると南循環線にはまだ20分ほどあるんです。
で、観光案内所へ行って、地図と偶然に美術館の割引券をゲットしました。
二人分で200円得になりました。
で、バス停にまた戻るがまだ時間がある。
すぐ前の駅ビル内土産店へはいってみた。
あの有名なコーヒー店です。
たくさん客がはいっていました。
山陰で初のスタバだそうで、全国でこの店がないのは鳥取だけだそうです。
どうでもいいようなことですよ。
そしてまたバス停。
ガラスに映った我々の自画像です。
と?バスが来た。
駅から6分、一人200円です。
30分おきに出てる。
宍道湖が見えてくるとすぐに美術館です。
エアコンが効いてるバスを降りると、これは暑いですよ。
この美術館には私は始めてで、女将は二度目だとのことです。
割引券があるので一人900円。
だが、もちろん内部の絵は写真撮影禁止です。
なおさら写真が少ないわけです。
この佐伯祐三という作家は、私が昔大坂に住んでいるときに何度か聞いた名前なんです。
その当時、S先生というやはり絵描きさんと知り合いました。
そのころは行動美術に属しておられました。
私は絵を描くわけではありませんが、えらく影響を受けました。
阪急沿線の服部緑地というところにアトリエがあり、先生は曽根へ住んでいました。
よく行きました。
息子のようにしていただきましたが、そのときに時々話しに出てきたのがこの佐伯祐三の名前でした。
実際にパリの街角の絵なんかは少し似た作品があります。
でも先生のほうが暖かいかなと思うんです。
弊店の包装紙はこのS先生にお願いして描いていただきました。
で、その佐伯祐三の作品ですが、う~んんん。
ええで!と思うんです。
なんか存在感がいいんです。
色もいい。
ヴラマンクもよかった。
こんなのほしいで!
そして会場を出た。
宍道湖ですよ。
高校の頃ここで中国大会がありました。
そう、ボート部だったんです。
途中から風と波が強く、レースをするにはコンディションが悪くなり何度か中止、また始める、といったありようですが、まあ、無理にやっちゃいましたね、本部は。
で、我々西高はインターハイの出場権を得たのです。
いやぁこれは嬉しかったすよ。
でもなぁ、このときのクルー5人の内の一人、一年先輩のMさんはもういません。
一昨年亡くなりました。
ボートというのは漕ぎ手にとって進行方向に背を向けているんですが、艇の先頭からバウ、2番、3番、ストローク、コックスとなりますが、その3番を漕いでたんです。
これは2番を漕ぐ私の目の前に大きな背中があるわけで、その背中を前にずっと漕ぐわけです。
地元銀行の偉い人になってました。
いつも笑ってた。
バスは30分おきなんです。
それがどう乗っていいのかよく分からない。
地図をみると第二目的地の「カラコロ工房」はそんない遠くない。
「あるって行けばええだが。」と意見一致。
「だけど汗になるけぇゆっくり行こうで。」と画像の宍道湖大橋を渡ることになるんです。
つづく。
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