和菓子教室１

寒くなりましたねぇ。

さて、二手に分けて一回目の和菓子教室です。

今月７日に行いました。

と？　　５名。

なんと先回の半分以下です。師走は和菓子教室には向かないと悟ったのです。

最初はね。

でも結果はよかったです。

ちゃんとやれるんです、教えることができる。

疲れないしね。

雪だるまと黄身しぐれを作ったんです。

皆さん楽しそうなんです。

そんな雰囲気のところから雪だるまも出来る。

先月鳥取砂丘のこどもの国でやはり和菓子を作ったときに、そのこどもの天真爛漫さがこもった雪だるまには勝てなかったですが、その経験を伝えると、さあ、「芸術は爆発だ！」とばかりにスパークしたんです。

ちゃんと松竹梅になっているんですよ。

本来正月の和菓子がテーマなんです。

菓銘は「早春」でいいかな。

作るは、作る。個性が作る。

想像力っちゅうやつですよ。

なんちゅうか和菓子の範疇をはみ出しているんじゃないかな？と感じたりするんですが、ええわい。と、思う。

（デザインを考えてる。）

和菓子屋になるわけじゃなし、ボーダレスの時代だで。

日展の日本画だって洋画と変わらんで。

これがグローバルな和菓子だで。

と、がやがやと作ったんです。

どちらかというと、こればかりに時間を使ってしまったんです。

形がわかりやすいだけにつつきだすときりがない。

結局それぞれの雪だるまが出来るわけです。

で、休憩は私が以前に試作した黄身しぐれを食べた。

緊張がほぐれて幸せな笑顔です。

和菓子は人を幸せにするんです。

さっき食べた黄身しぐれの味を一瞬思い出して、次へチャレンジです。

こちらは深く考え、しずかに作ってる。

カメラが気になるのかな？お母さん。

急いで時間内になんとか出来た。

ウチへ帰って家族と食べるのが楽しみといった笑顔です。