今19日の朝、まだ開店前です。
散歩の久松山から帰り工場でブラインドを開けたりしていたら、先に家にはいった女将が駆けつけてきて
「知らん人がリビングにねとる!」
急いでリビングへはいるとソファにバンドを解いた、ちょうど四代目くらいの年頃の男が寝ているんです。
酒臭い。
ワシの枕でよく寝てる。
「110番へ掛ける。」べく、電話をとって、
ところが女将が「四代目の知り合いかもしれんで。」と言うもので四代目へ打診。
だが電話の向こうで四代目は知らんというし、こりゃぁ警察だとばかりに、電話かけかけると、当の男は少し目を開けて「なんだぁ?」といった表情。
で、私の尋問が始まるのですが、
この男首から、ほら、よく会社員なんかが名前をかいた、そんなのぶらさげてるんです。
それを手にとってみると[Tottori Porice]と書いて鳥取県のマークがはいってる。
なんのことはない刑事が自分の家と間違えて玄関からはいり、我が家と思ってソファにどうどうと寝ていたわけです。
免許書を出させて名前をメモして、
「パトカーをもう少しで呼ぶところだったで、よかったなぁ。タクシー呼ぼうか?」
「いや、外に出てからひろいます。」
そのまま玄関へでていきました。
事がはっきりわかってくると、びっくりしたんでしょうねぇ、バンドも緩めたままで出ていきました。
あとで、免許書から書き写した住所とかをあらためて見直すと、なんと、歳はちがうものの、女将と同じ誕生日でした。
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