秋の散歩。
今日も早朝夫婦で千代川へいったのですが、帰りに猫が車にひかれているのを見たんです。
今日一日その映像が浮かんでくるんです。
遠くアスファルトの道路の中央に黒い、ちょうどトラックの落とし物か?いや、ひょっとして?と思ったのです。
その黒い落とし物が二つに割れて右が動いたんです。
ああ、猫だ!
この辺りは普段から数匹の猫が餌を与えられて、天気のいい日は車の下で寝ていたりするんです。
早朝ゆえ車もあまり通らない。
近くに行くとまだ若い猫でした。
横たわって、まだ血も体液もアスファルトにぬれたままで、眠るように横たわっていました。
そして、たぶん親でしょう。
ずっとそばにいて、臭いをかいだりしてたのは。
語りかけていたのかもしれません。
数匹の猫が道路わきからこの若い猫の死骸をじっと見ていました。
なんともです。
こういう不自然な死というのは合点がいかないですねぇ。
でも今の時代はこんな死もたくさんある死かもしれません。
うちへ帰ると相変わらずの「もなか」が早く朝の餌をくれとばかりに迎えます。
幼い時に拾われてかわいがられている猫です。
どっちが幸せか?
今日は最初黒く見えた道路上の猫のありようが一日を覆ってしまいました。
人間も合点がいかぬ死を迎えることがたくさんありますよ。
誰も殺そうと思ってないのに殺さねばならない戦争というのもそうですよ。
平和になると、殺された理由もけっきょく定かでなかったりします。
事故の猫を見た、そんなブログでした。
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