「スーパーおき」に乗ってておきいしで遅れたなんて、ちょっとなぁ。
で、どうでしょ、津和野といえばどんなイメージがありますか?
ワシは疎水に鯉が泳いでる。
鳥取の鹿野町の亀井家が4万石ほどで津和野へ移封されて、教育熱心だったんで、森鴎外、西周さんの出身地、とか。
それくらいの知識しかなかったんです。
あ、まだあった。
源氏巻きが名物菓子だった。
山の中の田舎町の風情の駅ですよ。
落ち着く。
だが、それにしては新しい手入れがしてある。
このひなびた風情も、、、ちょっとまてよ。
年間100万人の観光客がこの街へ来るそうですよ。
なんと!すごいで。
たぶん鳥取砂丘も勝てない。
ここは山陰本線ではなく、山口線なんですよねぇ。
浜田、益田あたりで雪が無かったのに、さすが山の中で寒そうですが、鳥取人間の私たちにはこたえません。
これが駅前風景です。
なんか、以前に行った兵庫県の竹野町をイメージしたんですが、ちがうんですよ。
なんせ年間100万人の観光客ですからねぇ。
ちょっとクラシックモダンな建物もありました。
これが駅。
立派な駅ですよ。
山も近くて落ち着きます。
どうです?
「だいまる」ですよ。
鳥取駅前にも同名の店舗があります。
鳥取のは唯一の百貨店ですねぇ。
とりあえず鯉をもとめて駅前の道路を東へ(?)歩くと、おう!和菓子屋さんだで。
源氏巻きだゎ。
そしてうどんやさん。
急ぐ人は来るなと書いてある。
この店で食べてみたいとこの時思ったんです。
だが、結果は別な店で食べたんです。
昔風の建物です。
なんでか安心します。
文化なんでしょう。
まぁ、教会とか、家老屋敷とか昔の安心を感ずる屋敷たちを見ながら、見つけた鯉。
太っておりました。
鳥取久松公園のお堀の鯉も太っていまして、えらくびっくりするのですが、ここのはもっと太っていて、鳥取は貫禄負けですよ。
さらに浅い水なのに動かない。
恐れない。
太りっぱなしですよ。
さすが有名観光地なんですよ。
だが、清楚な山の町のイメージとはやはり違います。
これはコンビニのポプラです。
赤い色は控えてる。
風情があります。
で、だいたい観光ルートを一巡したので、女将が言った。
「あの、ほら、教会、教会へ行ってみたいだが。駅の方で、病院のところを曲がって踏切を越えて山の方に行ったところだが。」
だ、もんで女将が言う医院の角を曲がったのです。
スノーブーツ買っといてよかった。
つづく。
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