空山(そらやま)にポニー牧場があるということはけっこう昔から知っていました。 また、普段目にする風車がやはり空山にあるということも承知していました。 実際行ってみるとポニーと風車は少し離れたところでした。 ましてや風車のほうは、近くにやはり牧場があり、たぶん口蹄疫の関係でしょう、道路が立ち入り禁止になっていました。                                                                                                            まあ、一番の目的地はポニー牧場です。 馬です。 こんな近くから見たのも触ったのも初めてです。 馬小屋では若い人たちが数人。 元気に掃除しながらしっかりと元気に 「こんにちは!!!!。」と挨拶。 きちんと手入れされた馬小屋。 でもやはり少々臭い。 仕方ないですよね。 生き物だもの。                                                                  馬小屋なんて初めてで、聞いたんです。 「この馬、撫でてもいいですかねぇ?」 「いいですよー。時々かみますが。」 「指がなくなるじゃあないか。」 西部劇のように鼻ずらを、恐る恐る撫でました。 猫と違って硬い毛でした。                   あ、いや、この牧場に来たきっかけは和菓子教室が出来ないかと頼まれたんですよ。 親子が相手とのことで、さらに三十台の綺麗なおかあさんが来るという言葉につられたのでした。 あまり、むずかしいのはだめなんで季節がら「富貴草」を紅白で作ることにしました                                                                                                                                                                                                           これは牡丹のことです。 結果は若い人も結構参加してました。 ただ山の上なのでいい水がない。 水道の蛇口はつけてありますが、ちょっとなぁ、の感じで飲み水をボールに入れて使いました。                                                                                                      丁寧に賑やかに、一緒に作りました。 だいたいここまで来る人は元気。 明るい。                                                                                                                                                               それに変に大人びた子供もいない。 おかげでワキアイアイと賑やかに進行。                                                                                                                                                                          加えてお母さんの表情がはっきりしています。 ふつう、なんていうのか、はっきりしない表情というのか、世間的の顔というのか、人の価値観で動いているというのか、とにかくここでは一般の人より表情がはっきりしていました。 こちらも楽しみながら、駄洒落とばしながらできちゃったんですよ。 これで多くはなくとも講師代もらっちゃって申し訳ないくらい。                                                                                                                    もちろんみなさんにも喜んでいただいたみたいで、さらによかったよかったと思うんです。                                                                                                                                                                                   そういえば弊店の和菓子教室も早く開かねばと思います。 今日も以前の生徒さんが次はいつになるのかとわざわざ店まで来られました。                                                                                                                                                                                 請われるときが花なんですよ。 頑張りましょう。                                                                                               

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