また、今日も葬式でした。
なんかなぁ。
でも今日の本人は85歳の旅立ちでした。
いろんな人が来ていた。
知事の奥さんも、鳥銀の八村さんも、県関係、市関係、商工会議所関係、その他たくさんの人が来ていました。
有名店だが、やはり、どこでもそうですが成り立たせるのは大変な努力です。
七代目が挨拶されてましたが原稿もなく立派に話されました。
途中少し声がつまりましたがたいしたものです。
[弊店もがんばらにゃ!]
[うらやむ身が、うらやまれる身でっせ。]
[ほんまでんなぁ。]
葬式の帰りはいい天気でした。
人が生まれるのも、逝くのも自然の事柄です。
帰ると久しぶりにメイさんが外へでていました。
写真撮りました。
ええ顔しとる。
でも、一ヶ月ほど前の隣の火事では完全にビビッてたんです。
強そうですよね。
でも「もなか」にも負ける。
で、ちょっともっと強そうにしました。
そしてメイさんのセリフ。
なんやねんな、えらい久しゅう会ってまへんがな。
わて、えらいめにあいましてん。
火事でんがな。
最初びっくりしましたで、ほんま、煙がえらい入って来ましてん。
町内からもろた火災報知器の女の人の声が鳴り響いてましてん。
なんやらよう覚えてまへんが、四代目の母がワテを捕まえに来ましてン。
逃げましたゎ。
気がつけば赤い大きなトラックみたいな車がぎょうさん来てまんがな。
いやあ、よう命がありましたゎ。
もう、こんなのかんにんやで。
で、今日は三代目はんが車で帰って来やはりましてん。
天気もええし、外に出てみると写真撮られましたゎ。
かないまへんで、ワテを見ると、こっち向けとかうるさいですゎ。
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