オランダへ行くときはざっと12時間。これが帰るときにはざっと11時間。

行くときは地球の表面が回って来るのだから、エンジン回して浮いて西へ飛んでいるのだから早くてもいいのにと思うのだけど、現実は地球の自転を追っかける東回りのほうが所要時間が少なく、早く日本へ着くのです。偏西風のせいだと思う。

この風にのって、もし中国で原発事故があると放射能が日本へ飛んでくる。

さて、何回かな?オランダへ行くときはそれなりの味だった機内食が、帰りはまずくなって、しかし、私はすべて、しっかり食べて、飲み物も何度も運んでくるので、飲んだ。

気がつくとこの旅行で喋ったのは、いや、英語で喋ったのは、この帰りの飛行機の中。

「Do you have  hot tea?」

これだけであった。

すると、男の客室乗務員だったが、グリーンティーがあるという。

で、飲んだ。あまりうまくなかった。

腹にガスもたまらず。

これって、ちゃんと分からぬように、そう、息子の言葉を信じて、空気の流れを信じて、機内に放出してたんです。

「おい、いま屁した。」と隣の女将へ言うと、

「あ、ほんとか?分からんかったで。」との返答。

どうやら成功のようです。

で、日本の入国審査。

こりゃあ、甘い。すぐ通っちゃう。ひょっとして蜜輸入品を持ってるかもしれないのに。

日本は平和なんです。

で、空港バスなんですが‥‥。

その前に、まず、暑い!

さらにそのまえに、きっと帰ってきたら、蕎麦とか、ラーメンとか食べたくなると思って、関空の3階のレストラン調べてたんです。

ネットの割引券も印刷してた。

大阪のことだから、東京と違い定価もけっこう安いですがねぇ。

だが、もう、くたびれてた。

暑いし、これなぁ、アッツイんです。大阪は。

チョコレートのこともあるし、リムジンバスだ!と二人ともすぐ決定。

リムジンバスとは、これが日交の小型バス。

でも涼しかった。

それなりに歳を召した運転手さんでした。

乗ってればO CAT(難波のバスステーション)へ行ってしまう。

楽、楽ですよ。

そこに着くと10分後の11時に鳥取行きが出る。

着いたところがほとんど出発の場所。すぐに切符を買って、腹へった。

売店もあるがサンドイッチは売り切れてた。

中国道の途中でサイダーとサンドイッチなんか買って、乗客の少ないバスのなかで食べたが、乗客はほんとに少ない。

そして涼しいのがとてもいいですよ。

そうでに千代川が、オゥ、日の丸バスがみえてくる。

鳥取だわい!

時間通りに鳥取へ着いた。

ええで、着いたのは。

ごっつい暑いが!

なんだいや、これは。

この暑さがさきごろまで続くのです。

弊店に帰っても、母も、四代目もくたびれたようす。

いやはや、暑い。

そしてうつつの世界へ帰って来たのです。

終わり。

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