昨日22日は彼岸の中日でした。
要するに秋分の日。
毎年和菓子屋は忙しいのに、、、、、
19日が彼岸の入りで、大女将が「墓参りしただか?」と毎年静かにうるさいので、今年は女将としては四代目に花を買わせて準備ばんたん。
19日の朝早く「わたしぃ、墓参り行ってくるけ。自転車でさっと行って来りゃぁすぐだけ。」もちろん開店前。
そのダンナとしては、こりゃぁ車の運転ぐらいせにゃぁならんわい。
と、車を玄関前に乗り付けて、買ってあった花も積んで、女将を乗せて寺へ出発したもんだ。
浄土宗のお寺です。
ここは欲が無くて助かる。
というのも、世の中くそ坊主が多くて、金、金さらに金。
銀行のものすごい得意先となっているのが目立つ。
ワシは水道のところへバケツ二杯に水汲みに。
たがいにやることはわかっているから、迷いがない。
同じ頃別な墓参りの夫婦が、同じような準備をしている。
この奥さんとは、、、あれ、女将が親しく話してる。
顔の広い女将だわい。
水汲み終えて、二杯のバケツをもって、我が墓所へ。
花は女将、水を変えるのはワシ。
てきぱきとしてる。
さて、線香と蝋燭は‥‥ライターも持って来とるで、、、と、さあ、線香とローソクは‥‥
「持って来なんだで。」
‥‥‥‥?
こりゃぁ海水浴へ行って水着もって来なんだようなもんだで。
その女将の知り合いが「ああ、ありますで。使ってもらわぁええですが。」
数本の線香をもらって、持参のライターで火をつけて供養したのでありました。
考えたら、これまでの法事のときに、お供えの菓子忘れたとかで、線香も忘れたことあったぞ。
ワシとりに帰ったこと複数回あったような気がする。
先祖は笑ってた。と思う。
これが、平和というものかも知れない。
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