昨日夕方長男一家が帰って着ました。
空港でレンタカーを借りての帰宅です。
最近は便利になりました。
で、我が家は賑やかになりました。
大変に賑やかなんです。
俗に台風が来たようだ、なんてよく言いますが、よくぞたとえたものです。
だが、この台風は何度来ても歓迎される台風です。
孫二人。
なにをするのも音がある、甲高い声がある。
おさまりがつかなくなると、これに親の声が重なるわけで、そりゃぁ台風だ。
この我が家、普段は大女将と我々夫婦の三人暮らし。
三人とも町内老人クラブに入る資格を有してる老人なんです。
実際に入会してるのは私一人ですが。
そこへ子鬼のような孫が、特に男の子は内部に10万馬力のエンジンを爆発させながら鳥取へ降り立ったのです。
すごいですよ。
動かないではおれない。
それで一番被害にあたのが飼い猫「もなか」です。
「もなかはどこいったの?」
「ねぇ、もなかをなでていい?」
一度にこれまでの屋根の下に人口が4人も増えたので、もなかは落ち着く場所がない。
もなかは興奮状態で、居場所も無い。
結局渡り廊下へ連れていってやりましたが、ここは、もなかにとって、これまでとじこめられるときに使われた場所なんです。
猫もふてるわなぁ。
ま、しかし、長男も忙しい。
かっての中学のころの連中と飲まなならん。
帰って来たのは朝の3時ごろかな。
さらに今日は岡山の友人に会いに昼頃出かけた。
まあ、こんなときが華なんでしょう。
思ったんですが、普段は静かな我が家ですが、子鬼が台風を呼んで、そんな散らかり放題の、嵐のような様子ですが、だから、こんな中からこそ次の新しいものが生まれて来るのでしょう。
まだ形の定まらない幼い混沌さです。エネルギーです。
無邪気な子鬼は普段料理など作らないひいばあさんに、そう、大女将に料理も作らせました。
小さな体に魔法の力を持ってる。
この暑い盛りでも子鬼は元気ですよ。
あ、そうだ、私は明日の日曜日に朝7時から町内の公園で一斉石拾いだ。
老人クラブに席をおいているのに、こんなことしなくちゃいけない。
若いもんはどうしたんだい。
ま、もっとも、これに出てくる町内の人はたいてい私より歳がうえだ。
私はまだまだ若いもんですで。
さて、ここでまた一句。
里帰り 外で出迎え ばばとじじ
暑いのに やはり青空 望んでる
今、静かです、この家は。
「もなか」も安心してエアコンのすずしさに寝てます。
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